2019年5月22日 (水)

木食仏を拝観する

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5月12日(日)晴
今日は会山行のリーダー当番で時水城山(小千谷市)に登り
ました。城山は小千谷の街の背後、信濃川左岸に沿って延びる
西山丘陵にあるピークで遊歩道が整備されています。

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その昔戦国時代、上杉謙信の将曽根氏が治めていました。
一帯は豪雪地帯なので冬城がありました。

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木に絡みついた山藤が見事でした。

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(俳句)魚沼のづくなしといふ花うつぎ
卯木の花が咲き始めました。稜線上から八石山が見えました。
いつも見える筈の米山と黒姫山(くびき三山)は夏霞の中でした。

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(俳句)小千谷より小国へ峠朴の花
朴の花が咲き出しました。甘い芳香に足が停まりました。

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(俳句)「清水のむかたはら地図を拡げをり(高野素十)」
山麓の馬場清水は新潟県の名水に選定されています。
「一口飲めば病も治る」の言伝えに近郷からの水汲む人でいつも
賑わっているのでした。

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午後、山越えして小国町の真福寺に木食仏を訪ねました。
木喰五行菩薩とは木喰行道上人の別名なのです。続きは後日。
(おわり)

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2019年5月11日 (土)

令和元年のわらび採り

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5月11日(土)晴
(俳句)筒鳥の早や鳴きそめし長(た)け蕨

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(俳句)残雪の山を背(そびら)にうどを掘る
残雪の飯豊連峰にとっくりと見惚れていたら、ふとして
独活をみつけました。味噌をつけていただく若独活は酒肴
に最適なのです。

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(俳句)山一つ越せば奥阿賀太わらび
雪解けあとに太わらびがニョキニョキ。採っても採っても
ありました。

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(俳句)ゆるびたるぜんまいの葉のうすみどり
ぜんまいは平らな葉を広げ始めて、ぜんまい採りの時期
は終わったようでした。

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(俳句)遠山の雪ほゞ消えしわらび時
先月ここから見た山の雪も雪解けが進んだようです。

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(俳句)夏めきて令和改元恙なし
ウワミズザクラが咲き始めました。熊蜂が忙し気に飛び回る
よき日和になりました。これから朴の花が咲き、越後の山も
夏に向かっていい季節を迎えます。
(おわり)

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2019年5月 9日 (木)

平成名残の山菜採り

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4月29日(月・祝)晴
(俳句)ぜんまいは地涌(じゆ)の菩薩のごと生へり
俳人川端茅舎が「ぜんまいののの字のの字の寂光土」と
詠んだように今年もぜんまいの季節になりました。

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(俳句)ぜんまいに跼(しゃが)めば山の風薫る
金の綿帽子のゼンマイは春の息吹を感じます。

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(俳句)雪残る二王子岳に春惜しむ
高台に立つと飯豊連峰の前衛峰が残雪に光っていました。
二王子岳も除雪が進んでアプローチ道路が開くと、いよいよ
登山シーズンが始まります。

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(俳句)山寺の十二神将春祭
下山してきたら麓の集落で薬師堂の春祭の幟を見つけたので
お詣りに立ち寄りました。御堂は国の重要文化財の古刹でした。

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(クリック拡大)
(俳句)奥阿賀の平家ゆかりの春の寺
境内から残雪のマンダロク山がよく見えました。川内山塊
もブナ林と残雪が美しい季節を迎えます。

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(クリック拡大)
(俳句)黄びたきの水のみに来て色をひく
羽の紋が特徴的なキビタキがひつひつと鳴いて
鮮やかな姿を見せてくれました。月が替われば令和元年
が始まります。
(おわり)

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2019年5月 7日 (火)

万葉集の弥彦山

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4月22日(月)晴
新元号の「令和」の出典となった万葉集に、弥彦山を詠んだ
歌碑が御神廟にあったことを思い出して訪ねました。

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万葉集 巻十六
伊夜比古 おのれ神さび 青雲の たなびく日すら
小雨そぼふる
と韻文の万葉仮名で書かれた碑です。

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(クリック拡大)
伊夜比古 おのれ神さび 青雲の たなびく日すら
小雨そぼふる
その下にはひら仮名で書かれた歌が刻字されていました。

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御神廟のある弥彦山を別名神御剣の峰(みつるぎのみね)
といいます。昔は弥彦山といえば双耳峰の多宝山633.7m
と南の神剣峰の二峰を指したのですが、平成の大合併で
多宝山は新潟市に、御剣峯はが弥彦村に分かれてしまい
ました。

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「伊夜彦、伊夜比子共ニ同ジ歌枕ナリ。元来三剣山ト云ヘリ。
二十四町上リテ頂ニ神廟トテ石ノ小社アリ。此ヨリ国中ノ眺望
最モヨシ。東面ニ大老ノ松樹生イ茂リ、麓ノ尾上ニ一宮
伊夜比子大明神鎮座ナリ。(越後名寄 弥彦山)

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「越後名寄」は江戸時代中期の越後三島郡の開業医丸山元純
という人が史料や口碑を集めて書いた百科全書で、その中に
弥彦山が紹介されています。

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山麓の参道の「万葉の道」には万葉集に詠まれている植物
で弥彦山に自生するものの歌が並んでいました。

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(俳句)どこからか禰宜の龍笛春惜しむ
新元号に代ったらどんな年になるのか今から楽しみです。
(おわり)

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2019年5月 4日 (土)

真更川から北小浦

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ゼット坂に上る途中、泊川から大瀑布が視野に入りました。

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(クリック拡大)
ゼット坂に佇って関の眺めを振り返りました。さらば知行山、
海馿の峰よ、また来る日まで。

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(クリック拡大)
真更川から北小浦への縦貫道に入って、途中山居池に寄り
ました。大ザレ川の源流になっている山居池は、静まり
かえって神秘性を湛えていました。

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山居池には昔から大蛇伝説がありました。真更川の村娘
と池主の大蛇との悲恋物語です。二人を憐れんだ行者が
建てた慰霊碑がありました。

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山居池から程近い山中に光明仏寺を訪ねました。佐渡の
木喰行者の始祖弾誓上人の遺徳を慕って、2代担唱上人
と3代長音上人が建立したと伝えられる寺院は今は無住寺
です。

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浄厳上人による利剣名号塔が門前に建っていました。
利剣とは不動明王の持つ剣尖の文字が魔を払うのです。

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(俳句)北佐渡の山桜又山ざくら
内海府の北小浦集落に下る直前に「与六郎桜」の開花に
間に合ったようです。

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(クリック拡大)
超弩級の大桜は樹齢400年の佐渡市の天然記念物に指定
されています。

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知る人ぞ知る、山陰にひっそりと咲く桜大樹を見ることが
出来て、佐渡旅行最後のいい思い出が出来ました。
(おわり)

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2019年5月 3日 (金)

トドの峰はジオサイト

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海馿の峰の北面の峨々たる岩壁に鎧われている「鏡岩」に
行ってみました。

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ここは佐渡市の指定天然記念物なのでした。地震の主原因の
断層のズレ運動の時、岩盤の擦過熱で断層の面がツルツルに
なったというのです。

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素手で触れてみると、ほんとツルツルでした。

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トドの峰山麓の畑をちょっと指で掘ると「木の葉石」という
化石が見つかりました。佐渡がまだ大陸と地続きだった太古
の話です。大陸の縁が割れて大きな湖が出来ました。

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その頃ここは湖の底だったのです。地殻変動で大陸から
分かれた後、隆起して今の形となってから湖に堆積した
2千5百万年前の植物化石を今、見ているのでした。

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(俳句)菜花畑島に太古の化石掘る
オイラも葉の痕がくっきりと表れた化石を見つけました。
(おわり)

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2019年5月 1日 (水)

文弥人形座を訪ねる

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北佐渡の関集落内にある関栄座を訪ねました。まだTVが普及
していなかった頃、村から村へ人形芝居の興業が全盛の時代が
つい最近まであったのです。

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隣村の矢柄集会場の前に文弥太夫の名人北村宗演師匠の
顕彰碑が建っています。北村宗演師の名演奏を知ったのは
県立図書館に保存されていたCDを聴いた時でした。

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「佐渡の文弥節ー北村宗演の世界@北村宗演(語り)」
(フォンテック・レーベル)山椒大夫 鳴子曳きーは胸にずんと
くる魅力的な語りでした。

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北村宗演師は「三味線の撥さばきが鮮やかで、その日の気分や
アレンジでも節が狂わないので、役者がいつもピタリと足をあわ
せられた。「宗演の語りでないと人形が死ぬ」と録音したテープ
を劣化しても使っていた。」(「佐渡の人形芝居」)

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という北村宗演師の紹介文のとおり、この日も伴奏の太夫語りは
使い古して伸びきった、宗演師匠のそのテープの音だったのです。

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古浄瑠璃は3人掛かりで人形を操りますが、佐渡文弥は小型の
木偶の一人使いなのです。人形使いの人の平均年齢は70才を
優に超えたそうです。

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人形使いはみな農家のおばちゃんたちなのです。嵩張る重さの
木偶人形を一心に使う熱演に、いつしか拍手が起こりました。

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(俳句)北佐渡の泣き文弥みて春惜しむ
見る方も使い手を気遣う心と心の交流が感じられて、今日は
ほっこりとしたとてもいい日になりました。
(おわり)

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2019年4月27日 (土)

海馿の峰(とどのみね)に登る

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4月18日(木)晴
今日は知行山の西隣の、昨日よりちょっときつめの
海馿の峰を目指しました。

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海馿の峰の北面は峨々たる絶壁ですが、西側の標高150m
付近までは緩斜面が続きます。関集落と隣の矢柄集落との
境界を流れる沢に沿って入山しました。

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小沢に沿って登ると、今は放棄された棚田が続いてました。

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(俳句)すとりっぷ一人静の佐渡言葉
知行山の時と同じように、今はもう利用されなくなった
用水路沿いにひっそりと咲くヒトリシズカをみつけました。

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水路と別れて、急峻の一本尾根に取り付きました。
宿の主人がつけてくれたナタメと赤布を拾いながらゆっくり
登りました。

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途中、行者ニンニクの群生地を通りました。

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時折現れるナガハシスミレと雪割草の株に癒されました。

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(俳句)風の神祀る祠に木の芽風
急尾根を登って細長い平頂の一端に出ました。北方向へ進むと
祠がありました。知行山と同じように草分けの山の地主が屋敷
神を祀ったものと云います。

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国土地理院地図には473.6mの三角点が記載されている
ので、みんなで探してみようということに。
しばらくして「あったぞー!」仲間の一人がヤブの中から
みつけてくれました。

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掘り出すと3等三角点の刻字がみえました。全員でタッチ
してから下山しました。

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木の間越に大佐渡山脈の残雪の山々が見えました。来月は
あの峰に登れるかも。

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闘い済んで一と安堵。振り返ると、一番高い所に海馿の峰
が見えました。トドの峰よ、また来る日まで。

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(クリック拡大)
(俳句)千枚田ありしは昔島の春
    裏佐渡の海の青きに春惜しむ
(GPS)軌跡 知行山  歩程 3時間
        海馿の峰 歩程 3時間
2日間とも晴れて思い出に残る山旅が出来ました。
(おわり)

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2019年4月25日 (木)

知行山に登る(外海府・関)

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(クリック拡大)
4月17日(水)晴
外海府のゼット坂の峠に立つと今日と明日に登る目的の山が見えました。

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今朝は新潟港を始発で佐渡へ向かいました。

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8時30分に両津港に着くと迎えに来ていた宿の車に分乗して一路
外海府に向かいました。

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(俳句)裏佐渡の波穏やかな春岬
名勝大野亀を回り込んで北鵜島の海岸線から北佐渡随一という
ビューポイントから眺めました。

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今日は晴れて絶好の登山日よりになりそうです。

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知行山(ちぎょうさん)は手前のトンガリ峰で、奥が海馿(とど)の峰
です。知行山は右手(北側)は急峻ですが、左手(南側)は
なだらかな斜面なので南側から取り付きました。

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登山道がない山なのですが、道案内を頼んだ宿の主人が予め
ナタメをつけておいてくれました。ヤブが薄いこの時期、
マーキングを拾いながら登りました。

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昔、棚田耕作が盛んだった頃の名残の水路道を辿りました。
耕作地が少ない海府地区は山の緩斜面を開墾した棚田が利用
されたのでしたが、老齢化と後継者不足で今ではみな捨て田
となってしまいました。

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ヤブが薄いところをねらって、マーキングの赤布を拾いながら登りました。

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いよいよトンガリ山の急斜面が始まりました。

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時折現れる雪割草の群生に目をやりながら一歩一歩登りました。

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山頂に三角点はありません。永禄年間(室町後期)に入植した
草分けの地主が祀ったという祠がありました。

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宿の主人が刈り払いに入山した一と月前には、足の置き場に
困るほどの雪割草の絨毯が広がっていたといいます。
そんな頃にまた訪れてみたい山でした。
(おわり)

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2019年4月22日 (月)

山靴を新調する

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4月13日(土)晴
今日、山靴を新調したので足慣らしに角田山に出かけました。
Lスパッツも新調して履き具合、つけ具合を確かめに来たという
訳です。

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雪割草(オオミスミソウ)は日蔭にひそと元気に咲いていました。

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春告げ花のショウジョウバカマは存在感がありました。

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樹下はショウジョウバカマにカタクリ、イチリンソウに雪割草と
春植物のメインキャストたちの勢揃いのカットが撮れました。

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(俳句)かたくりの花のやさしき萋子の忌
今、角田山は全山がカタクリに覆われました。

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(俳句)岳人でありし山火の忌を修す
こずえの間から佐渡の金北山が見えました。3日後は佐渡の山
です。

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風はなごみて日は暖かし。山頂の向陽観音堂前の広場は
賑わっていました。

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(俳句)二王子の残雪まぶし山火の忌
飯豊連峰の前衛峰の二王子岳はこれからが、いい季節を
迎えます。

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(俳句)謡(うたい)して独り椿寿の忌を修す
春凪の沖に虚子も訪れた佐渡が見えました。癒される景色です。

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新調した山靴は快適に歩けました。今年の山行の力強い味方に
なってくれそうです。
(おわり)

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