入広瀬の「ほとら峰」に登る
会山行・入広瀬の「ほとら峰(624.1m)」に行ってきました。
道の駅「鏡ケ池」の駐車場に着くと先ずは「あの山に
登りましょう」とリーダーの指示が出ました。
雪壁を越えて行くのかな?いえいえスノーシェッド
の出口からのようです。
出たら直ぐワカン装着の指示が出ました。
前方の山は雪崩で山肌が露出しています。
356mピークに向って登り始めます。気温が高くて、
重い湿雪は足に来ます。
今日のエクササイズは雪山名人、当会のベテラン
リーダー氏の指揮ぶりを見て勉強するのです。
尾根上の雪は緩んで亀裂が発達して、ブロック崩壊
が起きそうな状態です。
痩せ尾根の進行方向に雪壁が立ちはだかりました。
さあてどうする。中央突破か?迂回するのか?
「屈強の者を除いて広尾根を登高する。」と指示が
出ました。迅速に行動に移ります。
何も気負わず淡々とした挙措こそがリーダーに
求められる資質のように思われました。
彼が「居てくれるだけで安心」できるのです。
天気は回復し気分は上々でペースも上ります。
雲が晴れて正面に守門連山が姿を現しました。
550mまで上りました。難所は通過しました。
ほとら峰の山頂に到着です。さあ、素晴らしい
展望を見ながら、楽しいランチにしましょう。
山は下りが恐いのです。事故は下り
に集中するのです。
午後の気温の上昇でブロック崩壊の危険度
が高まったのです。「難所を迂回する」と
リーダーの指示がでました。
なだれのデプリの末端を通過します。
小沢の縁を広い支尾根を登り上げて
主尾根に戻りました。難所は避けられました。
全員無事に下山しました。2:46東北大震災
の犠牲者に黙祷を捧げました。
(おわり)
歩いた軌跡 歩程6時間(登り3:30 下り2:30)
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コメント
こんばんわ。
「ほとら峰」では、お世話になりました。
朝こちらではミゾレ混じりの雨でした。
それが段々お天気良くなって、もう最高の展望が望め楽しみました。
二年がかりの「ほとら峰」でしたが、それに値するいい山行に、
リーダーはじめサブリーダーのおかげと感謝で~す。
FUKU様こんばんわ。こちらこそお世話に
なりました。ほんとにリーダーに感謝ですね。
危険な局面ではリーダーの存在は大きい
ですよね。
「ほとら峰」の山名由来を図書館で調べた
のですが、よく分かりませんでした。(^^ゞ
投稿: FUKU | 2012年3月14日 (水) 19時38分