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2012年4月27日 (金)

旧蹟を訪ねて 田上・了玄寺のつなぎ榧

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越後七不思議の1つに「田上・了玄寺のつなぎ榧
があります。今日は湯田上温泉と護摩堂山に向かい
ました。

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親鸞聖人が布教に田上の地を訪れた頃(鎌倉時代)
護摩堂山城主から招かれ法話をされた折、供応に
炒り菓子として榧の実が出されました。

当時農民は年貢米の代わりに携帯食になる榧の実
を数珠繋ぎにして供出したのだそうです。

これを1粒地に植えたところ翌年には青々と枝葉が繁り、
実を結んだという伝説なのです。

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国指定文化財 天然記念物「了玄寺のつなぎがや」
ここ了玄寺は親鸞聖人ゆかりの寺で、越後七不思議の1つ
「つなぎがや」の老木がある。Img_4131
この榧は基部から数本の幹にわかれ八方に伸び、地を
はうように広がって130㎡にも及び高さ5mに達し、
樹齢700年余と言われている。

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また護摩堂山山頂にも天然記念物として大正11年
11月17日、国の指定を受けている、「つなぎがや自生地」
があるが浄土真宗中興の祖と言われる蓮如上人が
護摩堂山の「つなぎがや」をこの了玄寺に移したものだとも
言われている。                 平成10年現在
              田上町教育委員会 田上町公民館

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榧の木はイチイ科の常緑樹で雌雄異株。了玄寺にある株は
実がなる雌株です。大正11年三好博士の研究により
新潟県第一号の国指定史跡名勝天然記念物として指定
されました。

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田上には護摩堂山とともに字「古瀧谷(こたきや)」の真言宗
72坊の伝承があり、西養寺は初め真言寺院だったのですが、

親鸞聖人の教化で浄土真宗に改宗し元亀年間(1572)に
北条氏の招請により田上から酒屋(江南区)に移転、親鸞聖人
ゆかりの旧蹟として本山から礼遇を受けるのです。

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湯田上温泉に向う道の右の高台にある元田上小学校跡地は
西養寺屋敷といわれ「つなぎ榧」の旧蹟の傍らに「御旅屋
(おたや)」として建てられた了玄庵(尼寺)がありました。

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了玄寺の山号は護摩堂山、真宗大谷派、本尊は阿弥陀如来。
了玄庵(尼寺)から酒屋の西養寺を本坊として昭和になってから
開祖された新寺なのだそうです。

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春の陽気に誘われて出掛けて来てみれば、いろいろ発見
がありました。春は恵みの季節ですね。

(おわり)

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