白山様の藤が見頃です
白山公園の藤棚が見ごろになりました。花蜜を吸う
クマンバチがブン、ブン飛び交っています。
外はぽかぽか陽気、花の甘~い香りが漂って、
いい季節になりました。
“さくらに始まり藤で終わる”が山菜採りの格言です。
今年は雪が多くて開花が遅れた分を取り戻すように
一斉に咲き競っているようです。
池のほとりのつつじも咲き出しました。
ぼたんの甘い香りに包まれると、うっとりと眺めてしまいました。
明和義人顕彰之碑 明和四・五年(1767・8年)は深刻な
不景気で町民は苦しんでいました。
当時、新潟町を治めていた長岡藩は、1500両の御用金
を出すよう新潟町に命じました。
町民の困窮を救済しようと、涌井藤四郎・岩船屋佐次兵衛
を中心とした人々は立ちあがり戦いましたが、ついに捕らえ
られ、涌井と岩船屋は首謀者として死罪その他の人々も
罰せられました。
この碑は、昭和3年に建てられました。
市内には外に、西堀通5番町長照寺境内に、涌井と岩船屋
の墓があります。
突然話しが変わりましたが、公園内の道を進むと、この碑の
前に出るのです。県政記念館の脇に建っています。
上古町にアンテナショップがありました。
江戸中期、当時長岡藩領だった新潟町が藩政に反抗して
2ケ月間だけ町民自治を実現させた「新潟明和騒動」の歴史
があったのです。
新潟市が政令指定都市に昇格した平成19年に、市政移行
の記念行事として「市民ミュージカル」が開催されました。
NHK大河ドラマ作家・火坂雅志氏の小説『樽きぬた』をベース
に題材を取り明和義人の物語が上演されたのです。
市民自治の元を作った先人たちがいたことを今の私たちに
知ってもらう為にアンテナショップができたようです。
毎年8月24日に明和義人祭が開催されるそうです。
18世紀の中期、北前船貿易で栄えた新潟湊で
住民自治の為一揆騒動があり、住民保護の為に
働いた義人たちがいたという歴史を知りました。
そのことを後世に語り継ごうと昭和3年にモニュメント
が建てられたのです。
今日はまた一つ勉強をさせてもらいました。
(おわり)
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