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2013年3月 8日 (金)

雪の白山を下る(後編)

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3月4日(月)晴れ 
今日は会山行で白山に登りました。絶好の登山
日和となりました。ランチの後は「田村線」を
下りました。

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「オーイ早く上がって来いよ。粟がキレイだぜー。」

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「わかった。今行くヨー。」

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「ワー素晴らしい景色だこと。」

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「あー腹減ったー!」
景色を見ながらまずは腹拵えです。♪「風は和み~て陽は暖か
し~」って山の唄が浮かんで来そーなほどのいい陽気ですー。

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さっき8合目で「お先にー!」って追い越して行った若者がいまし
たっけ。「どちらまでー?」って聞いたら
「宝蔵までー。時間と相談ですけどねー。」
「気をつけてねー。無理しないで。」
「は~い。」って返事をしているうちに、みるみる間に視界から
遠ざかって行ったのですよ。若者の足は流石に速いと感心して
いたところです。
眼下の宝蔵山に続く稜線上に黒く動く点を見つけました。
「もうあんな所まで行っちゃったねー。」烏帽子山へ下る袖山の
辺りにその黒点が見えました。
「やっぱり若者は違うね。」って感心しきりです。

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ところが、暫らく眼前の眺めに見惚れているうちに、さっきの若者
が目の前に現れたのです。
「あれー!どうしたのー?」

「独りでメシ食うのも、ちょっと…。みなさんの賑やかな姿が恋しく
なって戻って来ましたー。」

「あっそー。それは良かった良かった。みんなで食べよ。」っと
和やかにたっぷり1時間のランチを楽しんだのでした。

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瞬く間に1時間は過ぎてしまいました。

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ランチの後は田村線を下ります。若者も後に続きます。

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権現山が目立っていますねー。(右)

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青里岳の大きくて優美な姿が素敵です。
川内山塊の諸豪の峰々が視野に入って来ました。

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田村線の下りは「つるべ落とし」の急坂もあるのですが、「みん
なで渡れば恐くない」の通りで、ぐんぐん下って行きました。

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午後は穏やかな陽気になりました。歩く程に暑くなってきたので
途中で上着を脱ぎました。
振り返ると山頂はほど遠くに見えるまでに下ってきましたねー。

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上りは心肺に負荷が掛って辛いのですが、下りは快適です。
さあ。また「天狗の腰掛」(ブナの大木)まで飛ばしましょう。

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「天狗の腰掛」に着きました。他を圧して立つ大ブナです。
赤ら顔の鼻が高くて、手には八つ手の葉っぱの団扇を持った
山伏姿の天狗様が腰を掛けて下を通る者たちを睥睨している
イメージを想像しますね。何だか神の領域に迷い混んだ感じで
もあります。
慈光寺の境内には天狗様を祀った御堂がありましたね。

(下)仙見川の谷を隔てて毛石山とその先に七郎平山と銀次郎
山が見えました。今度機会があったら登ってみたい山々ばかり
です。

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田村線は広くて伸びやかな尾根を5合目を目指して下って
行きました。天気はいいし気分は爽快ですー。(上)
斜面に積もった雪の形がふっくら白いお餅のようで、きれい
です。(下)

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5合目袴腰(678m)まで下りてきました。ここから北東へ神戸山
(かんどやま657m)に続く尾根が分岐します。
「ー支峰神戸山には神戸家の古城跡あり。ー」(温古之栞 
越後の山旅 上巻 藤島玄)
慈光寺開山が応永10年といいますから、その頃の領主神戸
備中守最重の城跡が神戸山にあるのなら、一度見てみたい
ものです。でも登山道はないから、今の時期しか行けないし、
行っても今は雪の下かもしれませんね。

応永年間というと室町時代ですね。守護大名の大内義弘が
3代将軍足利義光(大樹公)に反旗を翻して篭城して抗戦の
上滅ぼされた「応永の乱」(1399年)がありました。
下克上の世だったのですね。その頃既に慈光寺は在ったわけ
ですから正に古刹の所以ですね。

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田村線最大の難所の4合目の急坂にやって来ました。高度計
は595mを表示しています。クラストとした雪面は急で滑落したら
止まりません。滑落しないようにと心配していたのに、ちょっと
滑っておっこちゃった人が居たのです。でも大事には至らず
ホッとしました。

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手から外れたストックが斜面に流されたのを取ろうとして
バランスを崩しちゃったって言ってました。どこに危険が潜んで
居るかわかりません。山では油断大敵ですね。

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(上)写真で見る以上に実際は急斜面なのです。2年前の2月
に友達3人でこの坂を乗越すのに難儀したことをよく覚えて
います。
(中)(下)流したストックを回収して首尾よくコースに戻って来ま
したね。ご苦労さんでした。

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難所を過ぎて中越幹線の鉄塔まで下ってきました。高度は朝と
同じ3合目です。この後は尾根伝いに天狗堂まで下るだけです。
最後は締まって行きましょう。

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慈光寺境内にある天狗祀堂に到着です。今日の安全登山と
無事下山の御礼のお参りをしました。

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今日は一日晴天に恵まれて上りも下りもいい山行ができました。
このあとバスに戻って「さくらんど温泉」に浸かりました。
「桜藩と書いて「さくらんど」って読ませるんだよ。」と地元会友の
H氏が教えてくれました。
なめると、塩っぱくて温ったまるいい温泉ですねー。
2時半から4時までゆっくり湯に浸かったら疲れもどこかへ
いってしまいました。

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次の山行も晴れ日に当たることを願っています。

歩いた軌跡 歩程6時間(上り3時間 昼食1時間 下り2時間)

国土地理院背景地図等利用許諾番号2011-005号

Photo<クリック拡大>

(おわり)

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コメント

素晴らしい一日でしたね。滑落事故にならなくて良かったです。私も二年前、唐松岳の下りで滑落しかかったんで。下りでほんの少し気が緩んだんでしょうね。幸い、先輩がバッグを掴んでくれたんで大事には至りませんでした。

kazu1954さん おはようございます。コメントありがとうございます。<下りで滑落しかかったー登山中の事故の大部分は下山中に発生しているそうですね。気の緩みとか原因は様々でしょうが、お互い安全登山で行きたいですね。

投稿: kazu1954 | 2013年3月 9日 (土) 09時55分

さすが新潟は近くに良い雪山が有って、おまけに帰りは温泉に入って最高ですね!その後に打ち上げの飲み会は無いのですか?

静岡の岳人 さん こんばんわ。 小生のレベルでは奥山は手が出ませんが、日帰り程度の雪山は一杯あって楽しい季節なのですよ。今回も下山の後のお風呂はたっぷり1時間半、湯に浸かって上がったあとのビールが格別に旨いのです。帰りのバスも宴会の続きみたいで、これが楽しみで山に登るのかもですね。(笑)

投稿: 静岡の岳人 | 2013年3月11日 (月) 17時57分

白山の雪景色、綺麗でしたね~♪ 感激いっぱいでした。
それとランチタイムと入浴タイムがたっぷりあって、ゆっくりできました。
私達女子組も湯から上がってビールで乾杯! 
この日のビールは特別に美味しく感じました。(*^_^*)

FUKU様 こんばんわ。訪問ありがとうございます。白山行お疲れ様でした。雪も締まって春山到来を感じました。さくらんど温泉は温まるいい湯ですね。風呂上りのビール旨かったですー。

投稿: FUKU | 2013年3月11日 (月) 22時44分

おはようございます。
今朝の冷え込みは-3度だそうですが、
信濃川 酒屋付近は最高のパノラマでしたよ! 西南に守門岳、北に鳥海山?中央に飯豊山塊 くっきりとして 何か神々しいような感がしました。

kazu1954さん こんばんわ。今日は久ぶりのピーカン晴れでしたね。小生は角田から見ていました。飯豊と粟が真っ白できれいでしたね。日差しが暖かみをまして、いよいよ春山シーズン到来ですね。次はどこに行こうかと楽しみです。

投稿: kazu1954 | 2013年3月12日 (火) 09時48分

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