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2013年6月 1日 (土)

宗祖750回御遠忌法要に出る(リュートピア)

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5月25日(土)晴れ
真宗大谷派21組(そ)主催の宗祖750回御遠忌に
りゅうとぴあへ行って来ました。

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(上)雅楽の『越天楽急(えてんらくのきゅう)』が演奏されて荘厳の
中に始まりました。
(中)各寺のお坊さん達が入場します。
(下)真宗大谷派21組(そ)の各寺のご院主様(住職)がきらびや
かな法衣を纏って最後に入場します。

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昨今は価値観が多様化して混乱した世相という現実があります。
精神的支えを仏教に求めることが容易でなくなったのです。
「嘗て(かつて))」は、日本人の文化の底流には仏教がありまし
た。オイラはやっぱり仏教の言葉が一番わかりやすいし、馴染み
やすいと思うのです。葬式仏教と揶揄されて久しい仏教界ですが
こうしたイベントを通して発信してくれるのはいいことだと思い
ますね。

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開演受付は12時です。その前に腹拵えが大事と、白山様に近い
東堀上の青島食堂に入りました。カウンターに座ると同時位に
席が埋まってしまいました。人気店は違いますね。醤油ベースの
あっさり系でスープが旨いのです。焼豚(チャーシュウ)が柔らか
くていけます。カミさんのとオイラのシナチクと交換しました。
美味しいラーメン店は何度でも通いますね。これで何度目かな?

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お腹が足りた処で白山公園を歩いて会場のりゅーとぴあへ向か
いました。先月まで何もなかった池の水面に蓮の若葉が伸び出
していました。今年も白山様の蓮の花を見るのが楽しみです。
御遠忌法要は今日一日限りの行事ではないのです。1ケ月前
からお寺巡りのスタンプラリーに始まって、21組(そ)の古町・
沼垂の16ケ寺各寺が独自のイベントを開催しました。ユニークな
企画が目白押しです。そのうちからオイラが参加した所をちょっと
紹介します。

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5月19日(日)
関屋の念仏寺様で筝曲の演奏会に行って来ました。筝曲はお琴
ですね。

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念仏寺の奥座敷を会場に演奏会が開催されました。奥座敷から
眺める庭園が素晴らしいのです。念仏寺は関屋の大庄屋齋藤様
ゆかりのお寺なのです。庭園も建造物も手の込んだ贅を凝らした
様子が伺えます。

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「晴れた日に眺める庭がいいのですよ。そぼ降る雨の日はもっと
いい。」とご院主様(住職)がPRします。
いや、まったくですね。はい。

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「お琴の音色って雅(みやび)な感じが素敵ですわねー。」
「ほんね。正月みてらねぇー。こってらんねですてー。」
満足気な顔で居並ぶ聴衆は皆さんご年配方ばかりです。檀家さん
ですかねー。

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「見事な庭園を眺めながら筝曲を聴けるなんて素敵じゃない
ですか。ねぇ。ーー」
「いや。まったくですわねー。ありがたいことです。ナンマン
ダブ。ナンマンダブ。」


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後半はバリトン歌手が登場してシューベルトの「冬の旅」を熱唱し
たのは圧巻でしたねー。瞑想して目を閉じている耳元でD・フィッ
シャーディースカウばりの声が囁くように歌うのです。目を開ける
と聴衆の間を廻って『冬の旅』を語るように歌う歌手さんがいまし
た。歌詞の意味はよく分からないけど、ドイツ語で間近で聴く歌は
雰囲気出てましたー。

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ライブハウスがファンに根強い人気があるって聞くけど、歌い手の
息遣いが分かるくらい間近で、会話のやり取りができる楽しさを
覚えたら、嵌っちゃいそーですね。確かに。
お琴とエレクトリックピアノとのデュオも実験的で良かったですよ。

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5月23日(木)晴れ
手次寺の浄泉寺様に『伽陀(かだ)と津軽三味線の夕べ』に行って
来ました。
伽陀(かだ)はサンスクリット語のガーターの音写で法事や大きな
法要などで称えられ仏徳を賛嘆し、教理を述べる韻文で旋律をつ
けたものです。(案内書)

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伽陀師(かだし)が朗々と歌い上げる後から6人のお坊さんたち
の伽陀を読経する声が続きます。滅多には聴けないありがたい
お経です。

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三味線弾きはご当院(若住職)の幼馴染で、全国名人の10指に入
る人なのだそうです。ご院主様(住職)が朗読する『親鸞聖人の
生涯』を三味線を起用に弾いて琵琶の音色を出しています。

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名人になると三味線で琵琶の音でも自由自在なのですね。
とっても雰囲気出てて良かったですー。感動しました。

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「あー。今日の出し物もよかったなー。冥土の土産ができた
よー。」
「ありがたや。ありがたや。ナンマンダブ。ナンマンダブ。ー」
って言ってるかどうか分かりませんが、皆さん満足顔で帰られた
ようです。
「ありのまま 自然法璽(じねんほうに)」いい言葉ですね。

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各お寺のイベントも済み、今日25日の御遠忌法要を迎えたとい
う訳です。オイラも含めて集まった門徒さんは皆ご年配ばかり
3千人です。

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行道散華(ぎょうどうさんげ)が始まりました。
「列を作り楽の調べの中、本尊や仏堂の周りを右に回り礼拝
しながら、仏徳を賛嘆するために華を降らしたという故事に
ちなんで散華(蓮の花に見立てたものを僧侶が撒く)が行われ
ます。」(案内書)

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オジサンが身を乗り出して散華を拾ってます。昔、新築祝いの
餅撒きになると嬉しくて、体が勝手に動いて夢中で拾ったもの
です。きっとオジサンも若い頃を思い出して、思わず壇上に乗り
出しちゃったのかもしれません。オジサンが拾った花びらは撒い
たばかりだから、ありがたいご利益があるといいですね。

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今日最大の演目は正信偈(しょうしんげ)真四句目下(しんしく
めさげ)のお勤めです。正信偈は正しくは「正信念仏偈」といっ
て『教行信証』の行巻末尾にある偈文(げもん)なのです。真宗
の容義大綱を7言60行120句にまとめた偈(うた)です。
持参した経本を開いて読誦しました。

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報恩講は年に1度毎年あります。御遠忌法要は50年に1度の
開催です。50年に1度とはオイラにとっては一生に1度ってこと
です。今生の名残に親鸞さんのご遺徳を偲のぶ法要に立ち会
えたのです。ありがたいことです。今日はいい日になりました。

(おわり)

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コメント

お疲れ様 
でした。気持ちが安らぎ、益々山が楽しくなりそうですね。

kazu1954さん おはようございます。リュートピアはなかなか印象的でした。一生に1度きりって言うのがインパクトありました。雅楽の調べときらびやかな法衣は荘厳な雰囲気が出ててよかったです。山登りもスポーツ登山というより山岳信仰の延長と考えた方が分かりやすいような気がしますね。

投稿: kazu1954 | 2013年6月 3日 (月) 10時04分

50年に1度の法要に参加され、信心深くて結構なのとです!さぞ御利益がある事でしょう。

静岡の岳人さん おはようございます。新潟は親鸞さんが居られた所なので真宗門徒が多いのです。近所のお爺さんお婆さんと仲間になってお勤めしています。朝から大きな声でお勤めすると、カラオケで唸るのと一緒で健康にもいいようです。(笑)

投稿: 静岡の岳人 | 2013年6月 3日 (月) 10時10分

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