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2013年7月26日 (金)

三角山へ縦走する(上越国境 後編)

Img_5231<拡大>7月20日(土)
急登は三国山までで終わり、後半は快適な
国境稜線の縦走が待っていました。

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「三国山の肩で急坂は終わり指導標から西側を搦んで、北の
突起から北鞍部へ下る。頂稜を緩登した標高点1597㍍峰は
赤実ノ犬黄楊(アカミノイヌツゲ)と白山石楠花の低木藪を斑に
つけている。これと似たような突起が次々と平標山まで断続
する。」(越後の山旅 下巻 藤島 玄著)

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(クリック拡大) (三国山西の肩附近)
シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)?でも葉がつる性じゃない
でしょ。ちょっと図鑑見ても判りません。何ていう花かなー?

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(クリック拡大)
こっちにも咲いていました。ちょっと柿の花に似てません?
「山柿」。でも葉っぱが違うみたい。よく判りません。誰か知ってる
人教えて下さい。

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(クリック拡大)
三国山をどんどん北に向かって下ります。潅木帯の前が開けて
谷川連峰の核心部が見渡せるビューボイントに来ました。中央の
トンガリはオジカ沢の頭でー、その右、垂直に切れているのが
俎倉かなー?
赤谷川を挟んで対岸に小出俣山(1749㍍)も間近です。

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(クリック拡大)
(上)キオン(黄苑)キク科キオン属の多年草。シオン(紫苑)の
黄色バージョンです。
(中)シュロソウ(棕櫚草)全草毒です。特に根はバイケイソウ
と一緒で毒性が強いそうです。
(下)ヨツバヒヨドリ (四葉鵯)佐渡の山にもいっぱい咲いていま
した。

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(クリック拡大)
(上)モミジカラマツ(紅葉唐松)
(中)エゾニュウ(蝦夷にゅう)シシウドに似ていますが毛がなくて
すっきりしています。近縁の仲間のアマニュウは早春の頃、角
田山にも沢山出ますね。
(下)ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)和名の由来は葉裏が白くて仏
像の装身具の瓔珞に似ているところから付けられたそうです。
後半もフラワーロードが続きます。

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(クリック拡大)
(上)これから辿る縦走路が一望に見渡せます。一番奥に平標山
・仙ノ倉山が見えます。
(中)稜線の西側には送電線の大鉄塔が連なって壮観というか、
ちょっと異様な眺めです。
(下)東側には遠く青く霞んだ上州武尊山の連嶺が見えました。

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(クリック拡大)
(上)ホソバコゴメグサ(細葉小米草)吊り下げた「てるてる坊主」
みたいで可愛いいでしょ。
(中)コオニユリ(小鬼百合)元気ハツラツって感じで、夏らしくて
好きな花です。
(下)コバネイナゴ 子供を抱いた親イナゴかと思いきや、今は恋
の季節ですからね。お励み下さい。上が雄(オス)で下が雌でした。

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皆さん足が揃っていいペースです。目指す三角山は中央のトンガ
リ峰のちょっと先ですよ。

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「ー東に突出して河内沢の頭ともいわれた大源太山(1764㍍)が
仙ノ倉と重なって、平頂に続く扇平の緩傾斜を見せるー」
((越後の山旅 下巻 藤島 玄著)

清水山塊の大源太山(1420㍍)は上越のマッターホルンといわれ
る尖鋭峰なのに、こちら谷川山塊の大源太山(1764㍍)はどっ
しり泰然とした山容で違いがはっきり判って面白いですね。

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時計を見れば丁度12時です。リーダーから「大休憩にする。ー」
と指示が出ました。三角山の頂上は狭くて全員が腰を下ろす広さ
がありません。だから手前のピークでランチタイムとなりました。
ここはダケカンバの大木が木陰をつくって涼しい絶好の休場です。
リーダーが下見して全員が腰を下ろせる横長の平頂を見つけて
おいてくれたのです。

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会恒例の豪華ランチの始まりです。右から左から手持ち料理が
次々と回ってきます。「ぁいやー!ごっつあんですー。」

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このランチタイムが楽しみだから会山行はやめられません。
デザートにイチヂクの甘露煮が回って来ましたよ。リーダーの
手作りだそうです。「では。遠慮なく。いっただきまーす。」

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午後は最初に三角山のピークを踏みました。山頂は狭くて10人
も立てば、コボレ落ちそうです。トンガリ山なので眺めはバッチリ
です。

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(クリック拡大)
(上)苗場山をズームアップです。
(中)視線をぐるっと南に転ずれば吾妻耶山(アズマヤサン)の特徴
的な山容が望まれます。右奥は赤城山の裾野カーブかな?
(下)平標山から東へ連なる仙人の大平と右の丸山(2021㍍)の
たおやかなカーブがいいですねー。

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平標山へ続く縦走路とはここでお別れです。道は直角に左へ折れ
て西へ下って行きました。

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下り始めはかなり急坂です。トラロープがフィックスされています。
ちょっと感じが先日登った威守松山(巻機山塊)に似ているかな?
(その時のレポはこちら⇒)
ダケカンバの幹の上方にナンバープレートが貼ってありました。
でも、あんなに高い所に貼ってあるってことは積雪がハンパじゃな
いってこと?
終点山頂の30番~下山口1番までよく目立って、いい目印です。
「KWV 浅貝新生会」って書いてあります。

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(クリック拡大)
振り返ると稜線が遠くになりました。大分下ったようです。
中々いいロケーションですね。

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稜線からあんなに下に見えていたのに、もう鉄塔まで下って来ま
した。でもあと300メートル下降しないといけません。

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つるべ落としの急坂をぐんぐん下って来たら頭上にナンバーワンの
プレートが見えました。「ヤッター!」ひざが笑い出しソーです。

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(クリック拡大)
樹林帯を抜けるとスキー場の一画に飛び出しました。カーッと夏日
が照り付けて来ます。山間の夏場の日中は暑いのですよねー。

Photo
(クリック拡大)

歩いた軌跡 歩程7時間(上り 4:40 下り2:20 休憩含む)
国土地理院背景地図等利用許諾番号2011-005号
このあと温泉にゆったり浸かりました。今日はつかの間の晴れ日
でいい一日でした。

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お風呂上りにリーダーお手製の「ずんだケーキ」が振舞われま
した。おまけつきです。ご馳走様でした。美味しかったでーす。

(おわり)

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コメント

豪華なランチに、〆はリーダーお手製のケーキですか!何か良い雰囲気ですね。

kazu1954さん おはようございます。歳取ると食べることが一番の関心ごとですからね。毎回ランチタイムが待ち遠しいのですよ。(笑)特に今回のリーダー氏はお手製のスイーツをザックに詰めて、担ぎ上げて山頂で振舞ってくれるのです。だから、いつも人気で参加者が多いという訳です。

投稿: kazu1954 | 2013年7月26日 (金) 09時46分

再訪です。
私も写真には撮っていたのですが名前が分からなかったので調べていました。
ついつい知らないお花は後まわしになっています。
花の形や木になっているのでウラジロヨウラクの仲間かな?
なんて思いながら・・・・
「オオバツツジ」ではありませんか?

毎日、お天気は安定しませんね。
少し夏バテしています。

izumi様 おはようございます。訪問大歓迎です。お天気はっきりしませんね。今も外でゴロゴロ様が鳴っています。梅雨明けはいつかなー?さて、件の花の名前わかりましたね。早速検索してみました。そしたらそっくりの写真、みつけました。蕾みの先っポの赤みもありました。ありがとうございます。これで胸のつかえが1つ取れた感じです。(笑)これからもよろしくお願いします。

投稿: izumi | 2013年7月26日 (金) 14時31分

しゃくなげ色さま、三国山ではお世話になりました。 私は三国山は初めてだったのですが、とてもいい山でした♪
ブログを持っているせいか、写真は撮る側でなかなか自分の写真がありませんでした。今回私らしい写真を見て、何となく嬉しいような恥ずかしいような~♪(*^_^*)
私のブログ、写真の容量が残り少なくなり今回はアップしないことにしました。
その分、しゃくなげ色さんのブログで楽しませていただいています。

FUKU様 おはようございます。コメントありがとうございます。FUKU様はこの山の常連さんかと思っていました。リーダー氏のペース配分が良かったのと花が予想以上に咲いていてオイラも大満足の山旅でした。歳取って忘れっぽいので、忘れたらまた見て思い出せるように花図鑑にしておこうと思います。(笑)


投稿: FUKU | 2013年7月26日 (金) 21時49分

上越国境の山、花も周りの山々も良いですね!私は27日木曾の御嶽山に登って来ました、信仰の山だけ有って多くの白装束の老若男女が六根清浄を唱えながら登っていました。ここでは我々登山者が異端者、邪道で彼らが正統派ですね!

投稿: 静岡の岳人 | 2013年7月28日 (日) 13時58分

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