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2014年1月22日 (水)

雪の多宝山に登る(会山行)

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1月19日(日)くもり時々雪
大滝小屋コースから多宝山に登りました。ヤブ道の
直登はワイルドです。

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案内板の左上をご覧ください。石瀬(いしぜ)集落から多宝山(た
ほうさん)への登りコースは3通りあります。3つ並んだ一番手前
(青線)は正規の登山道です。今日は真ん中(黒線)を登ります。

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通称小滝コースというそうです。昔地元のY山岳会所有の小屋が
ありました。大滝小屋は老朽化のため、昨年取り壊されてしまい
ました。案内図の白線・通称大滝コースは手前の道路を直進して
右に大きくカーブした屈曲点から取り付きます。

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小滝コースはここから入ります。入口に標識はありません。ちょ
っとマニアックです。

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これは白線の大滝コースを2年前の晩秋に訪れた時のスナップ
です。参考までに。取り付きはヤブです。エイ!ヤッ。で突っ込む
と意外や、ちゃんと踏み跡がしっかり着いていました。

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間もなく落ち口から滝壺まで10㍍の大滝が現れます。右から高捲
いて滝の落ち口に立つと、さらにその上に3連の滝が続いていきま
す。晩秋の紅葉の景色とマッチして中々の風情がありました。

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話を戻します。小滝コースは林業道と表示されていますが、昔銅
鉱山で栄えた頃の産出された銅鉱石の搬出道だったのではない
かと思われます。今は廃道になった幅狭のへつり道が急な勾配で
坑口まで続いているのです。

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作業道は途中から、いきなり傾斜を増して左へ絡んで行きます。
今日のリーダー氏は地元多宝山に精通したベテラン者です。
リーダーさんが突然立ち止まりました。右に行こうか左へ行こか
?と思案中のようです。

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「冬山では登山道は雪の下だから、道を間違ったってことではな
いのだよ。地図読みで登る尾根をここと決めたら、上りいい所を登
る。これが肝心だ。」

あーなるほどです。右のへつり道が登り塩梅じゃないかしら?な
んて考えてるうちに、リーダーさんは直登して、もうあんなに高くま
で上がっちゃいました。

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ヤブ道の直登は大変なのです。足場と木枝のつかまりを瞬時に判
断しないといけません。後は体力勝負です。

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「主尾根に乗ったら、立ち休憩ー!」とリーダーさんから声が架か
りました。
オッケー!でも急すぎて休む所もありません。木枝につかまって
這い上がり、先行の人の後を追いかける外ありません。朝から
きついアルバイトです。

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全員主尾根に出たようです。ヤレヤレです。

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右側は杉林で左側は深い谷です。この一本尾根を登り上がれば
稜線に出て正規の登山道に合流する筈です。

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弥彦山系はこの高度に岩稜帯があります。この付近はキノコが出
るのですよ。12月、初雪が降った後に来ればナメコとヒラタケに
遭遇するかもしれませんよ。

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ワカンにゴム長。これが越後の冬山の定番スタイルです。今日の
積雪は30㌢。まだワカンの出番はありません。

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お疲れさーん!急登の尾根を登り上げて登山道に合流しました。
皆さん健脚揃いですね。

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稜線に出たら風の冷たさが身に堪えますね。海から吹きつける季
節風がブナ林の梢を揺らしてゴウゴウと唸り声をあげるのです。
雪は乾燥してサラサラです。ここから山頂まで結構長いです。

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多宝山山頂に到着です。多宝山は今まで弥彦山の双耳峰で弥彦
山の一角だとばかり思っていたのですが、最近の町村合併で行政
区が変わって、今では新潟市の最高峰になってしまいました。

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日本海から吹き付ける雪雲が山頂を覆って刻々と天気は変化し
ます。ちょっと長居ができぬ程に寒ーいのですよ。だから風を避け
て弥彦山の9合目にある展望レストランまで下ります。

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途中、大平山園地の休憩舎をくぐり抜けて更に下ります。雪雲の下
に蒲原平野が見渡せます。

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弥彦山の展望レストランに着きました。ヤレヤレ。でもレストラン
は春まで休館中で締まっていました。ランチタイムに熱いラーメン
に、ありつけるかもと思ったのに宛てが外れてしまいました。

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海から吹きつける風が冷たくて、指先が痛いくらいに痺れます。
持ってきた防寒具を全て着込んで、熱いカップ麺を流し込みまし
た。ゆっくりランチタイムを楽しむゆとりもない位に寒ーいです。

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ランチの後は早々に表参道を下りました。メジャーコースは登山者
が多いため雪が踏み固められて固いバーンになっているのでクラ
ンポンを着けた方が無難のようですね。

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今日は途中で、2合目分岐から右に折れて滝ノ沢を渡渉して通称
墓場コースで下山しました。墓場の前を通過するのです。

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 歩いた軌跡(GPS)歩程5:30(上り4:00 下り1:30休憩含む)
国土地理院背景地図等データ利用許諾番号(2011-005号)


青線が今回歩いた軌跡です。赤線は昨年11月に崖松・行道を歩
いた時の軌跡です。⇒その時のレポはこちら。 (崖松上り)と
こちら。(行道下り)

今日は積雪の具合も程よくて、新潟から一番近い新潟市の最高峰
多宝山に登って、一日雪山ハイクを楽しみました。

(おわり)

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コメント

お世話になりました。
やはり他のリーダーの山行ですと、つい、下調べも疎かで、「大滝小屋」のある場所とか、そのコースが一体何処なのかは??でした。
通常の天神山経由のコースだとばかり思っていました。
ワカン(実際は装着しませんでしたが)必携の冬山歩きは久しぶりでした。

noritan様 おはようございます。コメント感謝です。こちらこそお世話になりました。大滝小屋の痕跡はありませんでしたね。あと、この辺で小屋というと堰堤のある沢(2万5千地図の破線がある)近くの杉林の中にR会の大滝小屋がありました。きれいで快適そうな山荘です。ワカン歩行もあの急斜面だと急過ぎてオイラの技術では難儀しそうです。(笑)

投稿: noritan | 2014年1月23日 (木) 05時42分

おはようございます。いろんな山行を楽しまれているんですねー。感心を取り越して尊敬しちゃいます(笑)
私は、コスポで軟弱に鍛えています!
二日連続で30キロのバーベル上げと(膝の位置までですけどね)5キロのランニングマシーンを組み合わせたら、太ももの裏の筋肉がブルブルしてます(笑)

kazu1954さん おはようございます。コメント感謝です。弥彦山は急なので鈍らの体には流石に効きますね。(笑)<連続で30キロのバーベル上げと5キロのランニングマシーンを組み合わせたらーとは凄いなー。感心して言葉がありません。今年の課題は減量と筋力アップなので。kazuさんの影を慕って後からついて行きたい感じです。

投稿: kazu1954 | 2014年1月23日 (木) 09時51分

今年になって毎週山行ですね、お疲れ様です!雪のヤブ道直登は大変ですね、やはり雪山は確りしたリーダーが居ないと心配ですね。越後の冬山はワカンとゴム長が必携ですね!

静岡の岳人さん おはようございます。そういわれてみると、毎週山行ですね。(笑)最近は毎週行かないと思うように体が動かないのですよ。老化ですね。会には冬山ベテランが揃っているので心丈夫です。ゴム長もピン着き(アイゼンの代用)とピンなしはワカン専用と使い分けるので結構の頻度で活躍します。ホカロン貼ると暖かで快適です。

投稿: 静岡の岳人 | 2014年1月23日 (木) 10時26分

墓場コースが面白そう、いずれ登ってみたいコースです。
登りのDコースは作業道なんですね。でも、地図にあれば登ってみたくなるのは人情。籔っぽくて、無雪期はダメなんでしょうか?

山いろいろ様 おはようございます。コメント感謝です。墓場コースは駐車場に直結するので割りと便利で混まないし、是非どうぞ。
作業道は晩秋、ヤブが落ち着いた頃がおススメです。滅多に人に遭わないしキノコが出ます。中々に風情があっていい所だと思います。

投稿: 山いろいろ | 2014年1月23日 (木) 17時33分

しゃくなげいろさま
非力へタレな小生、とても会山行には付いていけずパスです。

このコースは昔、春の集中登山弥彦山の定番コースでした。
あの頃は朽ちかけた大滝小屋が有りました。

弥彦のレストランで奥の院組と待機組いたようですが
小生、会山行としては正直 それでいいのだろうか?
会山行は基本的に同じ行動を取るべきではなかろうかと・・・
こんな考え方をする自分が愚かなのかな?

輝ジィ~ジ様 おはようございます。コメントありがとうございます。輝ジィ~ジ様なら楽勝のコースだと思います。昔は会山行の定番コースだったのですか。パワフルな時代だったのですね。(笑)大滝小屋の痕跡もうはありませんでした。リーダーさんの指示のあり方というのはいつもながら悩ましい部分ですね。 

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年1月23日 (木) 22時02分

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