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2014年6月28日 (土)

赤岳に登る(南八ヶ岳・下見山行1日目)

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6月25(水)くもり一時雨
これから地蔵尾根の梯子下(2500m)に取付ます。
急峻です。気合を入れていきましょう。

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新潟を朝5:00に出発して5:50に北陸道・米山PAで朝食を摂り
ました。改定された貸切バスの運行基準によれば、100km走行
毎に10分間休憩となります。本番に備えてきっちり予行演習をす
るために出かけて来たという訳です。おにぎりを頬張っていたら、
小雀がおねだりに寄って来ました。

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次の休憩地は姨捨SA(上信道)7:40です。いつも会山行のバス
か他人様に載せてもらってばかりなので、マイカーを運転して出
かけるのは今回が初めてなのです。勉強になります。

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左に見えるのは諏訪湖です。今8:30です。時間的には諏訪SA
(中央道)に休憩なのですが、景勝地のPAはみやげ物の買い物
客やトイレの長い行列がネックになるから外した方がいいよ。とい
うベテラン会友さんの話しなのでここは通過です。

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8:40。すぐ先の「原SA」でトイレ休憩にします。原SAを出ると15
分後には出口の諏訪南ICに着きますから、こっちが便利です。

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信号機に「御射山(みさやま)」と書いてあります。途中左側に「御
射山社」入口の案内標示がありました。八ヶ岳の裾野の広大な開
墾地は今、夏野菜の収穫、真最中です。

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9:00美濃戸口に到着しました。新潟を出発してから4時間掛かり
ました。本番当日はこの地点がバスの終点となります。

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登山口のある美濃戸はここを左折して、林道を更に1時間歩きま
す。それなら当日は地元のタクシーを頼んでピストン輸送で…と
バス会社に掛け合ったのですが、営業車はダメなんだって言われ
てしまいました。

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マイカーならOKっていうので、とりあえず進んでみることにしたの
ですが…。これがダートの悪路なのですよ。4人も乗ってると重み
で車体が沈んでお腹を擦(こす)ってしまうのです。

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だから目一杯路肩に寄ってワダチ跡に嵌らないように走行するの
に神経を使うので、登る前に疲れちゃいました。9:20に終点美濃
戸に到着です。駐車代1日千円。2日で2千円です。「1時間分ー
20分=40分」ですから、本番では今日のコースタイムに差引き
40分を上乗せしなければなりません。

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今日辿るのは右の南沢です。9:45入口スタート。スタート地点の
標高は1720mです。終点の行者小屋が2350mですから差引
き630mを2時間半かけての登りです。弥彦山を2:30で登る感
じですかね。まぁ楽勝です。

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南沢はトウヒ(唐檜)の原生林を縫って進みます。針葉樹林帯の道
は日差が少ないので陰湿なのです。思え起こせば40数年前、学
生の頃によく通った道だったのですよ。ア-懐かしい~。

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行者小屋到着11:55。スタートから2時間10分掛かりました。小
屋近くの通称「白河原」。沢床が浅く広がった地点で雨が降り出し
ました。雷鳴も聞こえます。雲行きは芳しくありません。

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昨日頂上小屋の主人に電話で問い合わせたのです。「ここ2、3
日は大気の状態が不安定でね。夕方は必ず雷雨になるのです。
昨日も近くに落雷したよ。だから早いうちに上がって来てください
。」文三郎道を上るか、地蔵尾根を行くか思案のシドコロですね。
文三郎道は直接赤岳に上がるけど詰めが岩場で大変だし…。

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地蔵尾根経由だと、ちょっと長いけど途中に天望荘があるから、
いざって時は逃げ込めるから地蔵尾根がベターということになり
ました。そうと決まればチャッチャと腹拵えを済ませてしまいましょ
うか。行者小屋発12:25です。(中食休憩30分)

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雨具を着込んでいると蒸して暑苦しくてやりきりません。右手に阿
弥陀岳が望める地点まで上って来たら、雨が止んで日も差して来
ました。暑いので雨具を脱ぎました。

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右手の尾根の稜線から頭を出した赤岳が見えました。30分毎の
休憩が待ち遠しいです。下から高差350mの急傾斜を上るので
す。今日は調子が上がりませんね。

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急なハシゴが見えるでしょうか。クサリと鉄ハシゴが、これでもか
と、続くのです。一息入れたいところですが、雷が恐いので足を止
めることが出来ません。

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漸く縦走路に出ました。地蔵の頭(2700m)到着13:45。行者
小屋を出てから1時間20分掛かりました。コースタイムより若干
早い到着です。

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さぁ。先を急ぎましょう。天望荘に着いたら休まず一気に上り切っ
てしまいたいです。午後3時までに頂上山荘に入りたいですから。
地蔵の頭(2700m)から赤岳(2890m)まで標高差は190m
40分間の登高です。

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赤岳天望荘(2720m)到着13:50。ここは休まず通過します。休
んじゃうと登る気が萎えてしまうのですよ。

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傾斜が増します。岩場です。時折、雨風が吹き付けるとガスが行
く手をかき消すのです。1歩1歩足許を見ながら進むしかありませ
ん。クサリが頼りになります。

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天望荘がずーっと下に見えます。随分上って来ました。さぁ先を急
ぎましょう。

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14:35頂上山荘(北峰2890m)到着です。行者小屋から2時間
10分かかりました。ほぼコースタイムどおりです。

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こんにちはー。お世話になりますー。平日だから空いてますね。
「ご苦労様ー。今月限りで記念の手ぬぐいを無料進呈中でーす。」
「わたし赤岳だから赤ー。」あー、なるほどね。じゃオイラは緑で行
きます。

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っとまぁ、そんな話しに夢中になりながら、本番の予約も済ませて
、ふと外を見たら外は真っ白いガスが掛かって何も見えません。
グッドタイミングの到着でした。

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寝室は整頓されて清潔です。今夜はゆっくり休めそうです。

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談話室はフローリング床で寛げます。お疲れさーん。先ずは乾杯
しましょっか。後でロング缶も頼みました。750円也でした。

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夕闇が迫る頃、ガスが切れ始めました。赤岳(南峰2899.2m)
の名の由来が判るような気がしました。夕日に赤く映えるのです。
ガスの切れ間から横岳の大同心が顔をちょっぴり見せ始めまし
たよ。

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(クリック拡大)
青空も広がって明日は晴れて期待できそうです。今朝早くからご
苦労さんでした。明日に備えてゆっくり休んでね。

一日目 歩程 5:00 (休憩含む)

  (おわり)  

後編・2日目に続きます。

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コメント

しゃくなげいろ様
小生10年程前、剱岳荒天予報で中止、
代わりに日帰りで地蔵尾根~文三郎尾根
実施したことあります。

10月23日 頂上小屋で地震に遭いました。
中越地震です。翌日新潟まで難儀。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。コメント感謝です。<日帰りで地蔵尾根~文三郎尾根
実施したことあります。ー凄いの一語です。早朝出の遅晩帰着。帰りの時間を気にしながらの強行軍だったことは想像に難くありません。参加者も猛者揃いだったのでしょうね。舌を巻いて言葉も出ません。(笑)中越地震の後、柏崎方面に行く機会がありました。惨状に言葉を失ったことを憶えています。輝ジィ~ジ様も相当難儀されての帰着だったのですね。お疲れ様でした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月28日 (土) 19時14分

しゃくなげいろさま
再※ 集合5時、新潟着9時過ぎだったかと思います。
参加者17,8人誰も足を引っ張るメンバーいませんでした。
マイクロは美濃戸へ入れないのでスタートは
美濃戸口でした。
今年は行きませんでしたが、正月成人式の頃、赤岳鉱泉ベースに赤岳、或いは硫黄岳、
10年近く定番にしていました。

輝ジィ~ジ様 早速のコメント感謝です。貴重なお話、参考にさせていただきます。今回は好印象だったので南八ヶ岳に嵌りそうな予感です。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年6月29日 (日) 07時10分

いやー八ケ岳良いですね!学生時代に毎年登りましたね。あれから何回登ったことか!(5月に硫黄岳からの下山中に右足首を骨折したばかりです!まだリハビリ中)私の大好きな山の一つですね。やはり盟主の赤岳が良いですね。阿弥陀岳まで縦走するんですか?

静岡の岳人さん こんにちは。リハビリ順調ですか?南八ヶ岳は青春時代の良い思い出ですね。赤岳の山頂から硫黄岳の平頂が見えました。大同心、小同心も見えました。阿弥陀岳も行きたいですね。

投稿: 静岡の岳人 | 2014年6月29日 (日) 11時12分

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