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2014年9月16日 (火)

連休の山歩き(下見行・疣岩山)

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9月14日(日)くもり後雨
松平峠(1300m)に着くや間もなく雨になりました。
予報は晴れの筈なのに山の天気はわかりません。

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ホントは昨日三国岳(飯豊連峰)の下見に出掛ける筈でした。で
も天気予報が雨に変わったので急遽、翌日にズラして講演会を
聴きに行くことにしました。

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テーマは『生死を超える道と現代』何やら小難しい感じの話しでし
た。手次寺の会が主催する親鸞聖人御遠忌法要のイベント企画
のようです。案の定、ハイレベルで難解過ぎて聴くや間もなく昼寝
タイムとなりました。

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よく寝たら、お腹が空いたのでラーメンを食べて帰りました。

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9月14日(日) 
今朝は雷鳴で起されました。出掛けの落雷一発に眠気も吹き飛び
ました。5:30に仲間と集合して土砂降りの中を西会津へひた走っ
たのです。弥平四郎口に着く頃には朝日が差し始めました。

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この路上駐車は一体何?祓川で渓流つり?これは駐車場から溢
れた入山者の車列でした。連休の飯豊は人気ですねー。

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今日の下見は今年7月の水害で流された祓川の橋の復旧状況と
登山道の損壊箇所の確認です。本番は新長坂から松平峠・疣岩
山を経由して三国岳(1644m)をピストンします。疣岩から鏡山ま
で稜線伝いに歩いて弥生に下山予定なのですが…。

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祓川には立派な木橋が架け替えられていました。ここは大丈夫。

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倒木にムササビタケが発生していました。

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対岸に渡り急坂を登って新長坂に乗ります。新長坂は長坂峰(1
350m)から北西に派生する尾根の松平峠(1300m)に向かっ
標高差720mを登るコースです。タキタロウ小屋へ上るコースに
似ているなって思いました。

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テングタケが出ています

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これはドクベニタケ

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カバイロツルタケには雨後だから傘に粘性がみられます。この辺
りもまだ、夏のきのこが主流のようです。

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キノコ採りのオジサンと遭遇しました。、今の時期って何を採るの
でしょうね?山通とお見受けしたので山の状況を聞いてみること
にしました。鏡山から弥生へ下る林道はまだ復旧していないよう
です。

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ニガクリタケを見つけました。 猛毒菌です。

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(クリック拡大) オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)
花をは仏具の払手(ほっす)に使う白熊(はぐま・ヤクのシッポの
毛)に見立てたのが名の由来のようです。葉っぱの形がもみじみ
たいです。

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(クリック拡大) カメバヒキオコシ(亀葉引起)
弘法大師が見つけた起死回生の野草だそうですね。葉っぱの先
っぽが亀の尻尾のようです。今回の同行者は花博士が揃って、
見れば名前がすぐに飛び出します。

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(クリック拡大) アキチョウジ(秋丁字)
アキチョウジもカメバヒキオコシもシソ科の仲間だから同じ所に一
緒に咲いていますね。花の世界はもうすっかり秋です。

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所々急斜面の崩壊箇所にはロープが垂れていました。慎重に上
りました。

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歩き始めてから40分。高度計は1005mを表示しています。1本
入れましょか。ホーウ!冷たい梨ですかー。ありがたい。それじゃ
ぁ。遠慮なく。

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スタートから一緒だった大宮ナンバーの若い単独氏と抜きつ抜か
れつで、ここまで登って来ました。単独さんのザックは15㎏だそう
です。テント持参で今日は切合小屋でまで行くそうです。足取りが
軽やかで若いってうらやましい。

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ホコリタケ(埃茸・別名キツネノチャブクロ)の老菌が発生していま
した。ストックの先でふくらみを押したら、真ん中の穴から煙状の胞
子が噴き出しました。「煙だし(けむだし)」とも言います。

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十森水場はへつり道の奥まった小沢です。苔むして日陰の道は雨
上がりで滑りやすいので、慎重に足を置いて進みました。水場の上
部に絶好のテントサイトがありました。

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間もなく前方が開けて松平峠に着きました。『松平峠は約1300
㍍、峠へ出ると大白布沢の源流が一直線に立ち上がっているの
が正面となるー』(越後の山旅 上巻 藤島玄著)

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一瞬見えていた『大白布沢の源流が一直線に立ち上がっている』
景色もご覧のとおり。雨も降り出しました。今時の雨は降り出すと
豪雨となるので急いで雨具を着ました。

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さてと、行こか戻ろか思案橋です。雨具を着たし、もうちょっと様子
を見てから判断しようかな。予報はくもり後晴れだったのに山の天
気は出たとこ勝負です。

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1362m峰に上りました。雨は止みませんね。松平峠までは助走
で、これから300mを一気に上る疣岩新道が待っています。『疣
岩新道は、峠からいきなり橅林をふり落とすように立ち上る。』(
越後の山旅 上巻 藤島玄著)雨中登高はここで中断して引き返
そうと思います。このコースは何度か歩いているし、西会津役場に
コース確認をして来たのです。

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コケモモの葉が早くも紅葉しています。赤い実も着いています。疣
岩山からは鏡山までは下らずに、途中の上ノ越から弥平四郎の駐
車場に直接下るコースに変更しようと思います。

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一旦下山したら駐車場の看板脇から上ノ越へ登るコースの取り付
きの状況を確認をすることにします。雨具は暑いので脱ぎました。
下るに従い雨も上がりました。

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ヤマアザミ(山薊) 
タムラソウとの違いを知りたいと思っているのですが。

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(クリック拡大) ツリフネソウ(吊舟 草)
花のシッポのくるくるって巻いた部分に蜜を溜めて虫を誘うのだそ
うです。自然の造形ってよく出来ていますね。

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標高1000m附近まで下りました。今朝の休み場にあったブナの
木です。この刻みには見覚えがあります。さぁ。ランチにしましょ。
料理自慢の仲間達から持ち寄り料理が次々回って来ました。

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ソバナ(岨菜) 岨(崖)に咲くからソバナです。

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モリノカレバタケ 

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ツチカブリ(ベニタケ科) 毒菌です。

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(クリック拡大)
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この看板の裏から上ノ越に登る登山道が始まります。途中まで登
ってみることにします。

Photo
(クリック拡大)
国土地理院背景地図等データ利用許諾番号2011-005号

歩いた軌跡 歩程6:00(休憩含む) 

役場に聴いた情報確認は一応出来ました。本番の10月半ばはも
う日が短いので、三国岳(1644m)を往復したら疣岩山(1553
m)から上ノ越(1287m)経由で駐車場に下る周回にしょうと思
います。

(おわり)

 

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コメント

おはようございます。
下見山行も大変ですね。
リーダーは大変だということが理解できました。きのこ博士の面目躍如的ブログ!!
草葉の名前と共にいつも感服しています。

kazu1954さん こんばんは。オイラ山を知らないのでみんなと出かける前には下見をしないと心配なのですよ。でも出かけると、それはそれで楽しいので、いい口実かもしれませんね。(笑)今頃の茸はまだ夏バージョンですね。何か日本全体が亜熱帯化しちゃったのかって気懸かりです。茸地図も変わるかもですね。

投稿: kazu1954 | 2014年9月16日 (火) 10時12分

「下見行・疣岩山」、お疲れさまで~す。
2010年10月6日にK リーダーの山行で三国岳・疣岩山・鏡山を歩き、素晴らしい紅葉に出会い感激したことを懐かしく思い出しています。
これから日本列島 紅葉の季節ですね。今年はどんな紅葉が見られるかなぁ~ 楽しみです♪

FUKU様 こんばんは。お立ち寄り感謝です。小生もKリーダーの山行の印象が良かったので引き受けさせてもらったのです。疣岩の池塘から見た大日岳の稜線カーブ、浅草の草紅葉は素敵でしたね。ただ本番が晴れてくれないとね。今年はすっかり雨男になりましたから。

投稿: FUKU | 2014年9月16日 (火) 18時44分

下見山行お疲れ様でした!また本番が雨に成らないと良いのですが!!飯豊山はもうすっかり秋山ですね、私の仲間が今週末飯豊連峰にいく予定です。

静岡の岳人さん こんばんは。今年はもう雨男です。6月からずーっと雨に泣かされています。(笑)飯豊山の入山者の車列に驚きました。稜線の草紅葉がもう始まっている頃でしょうね。晴れると赤、青(空)、緑(這松)のコントラストがきれいですからね。お仲間が入山する頃は盛りでしょう。うらやましい。

投稿: 静岡の岳人 | 2014年9月17日 (水) 07時38分

しゃくなげいろさま
下見山行ご苦労様でした。
特段の費用も出ないのに・・
それにしても雨についていますね。お気の毒!
本番はきっと快晴になりますよ。(秋だから)
苦労した分は何時の日か報われます。

蓬莱軒のかぁちゃん元気でした?
現役時代お昼にしばしば利用したのです。

輝ジィ~ジ様 いつも訪問感謝です。心配症なのでつい。でも下見すると本番が雨って、変なジンクスが付いちゃったみたいで。(笑)
疣岩山まで上がって飯豊の雄大な稜線をひと目見たいと思ったのですが、そう簡単には登らせてくれませんね。蓬莱軒は旨いラーメン出しますね。ラーメンもいいけど、おばちゃん3人のパワーと雰囲気素敵です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年9月17日 (水) 10時34分

初めまして・・・お邪魔します。
今春、クロモジの芽吹きに魅せられた変な女で~す。しゃくなげ様も来春によ~く観察して下さい。ピョンと伸びたウサギの耳のような新芽の下にユラユラと揺れる花穂がとても可愛いですよ

さすが飯豊ですね。連休は県内外から沢山の人が入りますね。会山行の当日、晴れると良いですね。

クロモジ様 こんばんは。お立ち寄り大歓迎です。オイラも今年初めてクロモジの花見つけたのですよ。品があっていい感じでした。秋、際立つ黄色に色付く葉も素敵ですよね。存在感があって。今年は浅草の草紅葉が見れるかな?

投稿: クロモジ | 2014年9月17日 (水) 16時07分

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