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2014年11月10日 (月)

八海山尊神社に参詣する

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10月26日(日)晴れ
今日は大安です。大崎口の八海山尊神社にお参りに
出かけました。

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越後川口PAから魚野川の眺めです。今朝は穏やかな秋日和に
なりました。魚野川は更に下って西から信濃川が合流すると川幅
が広がり大河となって日本海に注ぐのですね。

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旅の愉しみの一つはご当地ラーメンを頂くことです。それで朝から
ラーメンかって?お味はですか?うーむ。

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大崎口の八海山尊神社下の広い境内に着きました。ロープで囲
まれた四角い壇は10月20日に行われた大祭の火渡りの会場跡
です。一度体験したいのですが中々機会がありません。

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大崎口の八海山尊神社には毎年秋に参拝に来るのです。先代か
ら、ずっと欠かさず来るのだと母に聞きました。

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「農山民は神仏を奉祀し、修験道の山伏達が登拝修行の道を伐
開していったのであろう。それらによって非常に古い開山伝承が
八海山にあり延喜式内社が山麓にあって関係している。」
(越後の山旅 下巻 藤島玄著)

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「しかし、歴史に明瞭になった三山の信仰は、近世になってから
だ。木曽の御嶽山で有名な信濃国御嶽神社を信仰の対象とする
御嶽山(3,063m)は天明6年(1786)6月、尾張の人覚明行者
が再開し、続いて武蔵の人普寛行者、越後の人一心行者などが
出てー

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盛んに御嶽山信仰を唱えたのと深い関連があり、八海山もそ
の頃から漸く盛大になり、現在も御嶽教の系統を引いている。」
(越後の山旅 下巻)

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なるほど。そういう歴史があったのですか。そうすると先月訪れた
堀之内の御嶽山も御嶽教の伝播の歴史の産物だったという訳で
すね。

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次は八海山の山名についてです。「ハッカイの呼称については江
戸時代に3つの解釈が見られた。八海山の連峰が8層あって、階
梯の形になっているから“八階”からきたとする説、山中に8つの
深谷があって、“八峡”と称したとする説、山中に8つの池があっ
てそこから“八海”の名が起きたとする説の3つである。ー

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八階説も八峡説も8つはどこにあるかとなると確かな伝承がな
い。しかし、8つの池については有力な資料がある。(中略)これ
によると、八大龍王の棲む池としてこれらの8つの池が選択・指定
され、それを八海と称したらしいことが知られる。」
(八海山信仰と八海講 越後・佐渡の山岳修験 鈴木昭英著)

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龍口から名水が噴出しています。この龍口は八大龍王に因んだ
ものでしょうか。八大龍王は法華経第一序品(じょほん)に登場す
る仏法の守護神ですね。

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金剛霊泉の水 新潟県名水指定と説明が書かれています。
「2合半の金剛霊泉は数十歩先の樹林の斜面に石組みに囲まれ
た清澄冷徹真に霊泉の名に背かぬ湧泉である。」(越後の山旅)
金剛霊泉のレポは⇒こちら、と⇒こちら

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名水で手と口を漱ぎ清めてから拝殿に上って、これからお祓いを
受けるのです。今日は大安です。七五三の祝いと重なって拝殿は
大賑わいなのです。拝殿の中はお祓いを受ける人たちが椅子に
腰掛けて式の開始を待っています。

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でも、式はなかなか始まりません。多すぎて裏方さんがお札の名
前書きで大変のようなのです。

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宮司さんが拝殿に現れました。携帯電話を手にかざして、何か説
明しています。「ここに写っているのが何だか分かりますか?よー
くご覧なさい。」
端から順に携帯電話の画面に貼られた写真が手渡しに回って来
ました。「嗚呼!これ龍に見えますね。」と隣の人が声を上げまし
た。「どれどれ…」とオイラも覗き込んだ画面にはー。

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紛れもない龍の姿がありました。宮司さんの話では「大祭の当日
は忙しくてね。火渡りの会場を行ったり来たりした時に、偶然撮っ
た一枚だけど、パネル用の写真に撮った大画面には龍神が沢山
写っていましたよ。」

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その場に居合わせていないので分かりませんが、火渡り壇場は
注連縄が張られた結界だから、異次元空間に龍神様が現出され
たのかもしれませんね。

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「龍谷寺 村南にあり、山号を八海山とい云。利根郡小川村嶽林
寺の末寺、曹洞宗なり。堂平山にありしを天文年中嶽林寺二世
宗積と云僧これに移せり。」(新編会津風土記 八海山 越後の
山旅)

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八海山でお祓いを受けて、山を下りてから麓の大崎の龍谷寺を見
学に行きました。
「印度グプタ様式の観音堂の三尊は古典豊かにして端正豊麗」
(越後の山旅)の通りエキゾチックなお姿は見慣れた日本の仏像と
は違った雰囲気でした。

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その後は、いつものルーティン通りに、お神酒をしこたま買い…。

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山からの恵みをちょっとだけ頂いて帰りました。

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ここは自家菜園の畑です。実は翌日から雨降り予報が出ていた
ので、高速を飛ばして帰って来たのでした。これから夕方までに
一仕事が待っています。

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畝立てして天豆と冬菜の種まきと玉ねぎ100本を定植します。

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畝を2本立てました。これから冬は浜風が強く吹くので黒マルチを
しました。

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あーやれやれ。日暮れまでには何とか間に合ったようです。これ
で晩に一雨降ってくれれば予定通りです。上手く根付いて発芽し
てくれれると良いのですが。

(おわり)

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コメント

地元のラーメン巡りと八海山神社参拝&天豆と冬菜の種まき&玉ねぎの定植!無駄な動きがありませんね!!
私は昨日、今年最後のレース「五泉紅葉マラソン」10キロを走ってきました。内心期するところがあったのですが、自己ベストに届かず、来年へ向けて筋力強化の宿題が出来ました(笑)年々参加者が増えている大会なので、前日に受け付けをするために土曜のお昼に村松に行き、村松が地元の社員に聞いた「麗人」というラーメン屋に入りました。
麗人という名前からは想像できないごく普通の昔ながらのラーメンでまあ許容範囲でした。地元の人が入れ代わり立ち代わり的に入ってくるので人気店なんでしょう。取材はNGなんだそうです。第四銀行村松支店の駐車場に車を置くのがベストでしょう。金鵄盃酒造の2~3軒先です。大が550円!お時間があれば!?

kazu1954さん おはようございます。五泉紅葉マラソンですか。大勢参加されるのでしょうね。最近のランニング熱はすごいですね。角田山に向かう時、海岸道路を走るランナーの姿をよく見かけます。仙見川沿いに走るのですか?赤黄色の紅葉の真ん中をタイムを気にせず(笑)走れたら爽快でしょうね。憧れます。ラーメン屋「麗人」に行ってみたくなりました。値段もリーズナブルみたいだし。

投稿: kazu1954 | 2014年11月10日 (月) 16時45分

八海山の姿が良いですね!八の池ですかなるほどね!龍谷寺はすごくエキゾチックな観音堂ですね、とても質実剛健な曹洞宗の寺とは思えませんね!朝からラーメン食べて神社でお祓いをして午後は農作業ですか、夜は八海山で一杯やってとても充実した一日でしたね。八海山美味しそうでしたね私も飲もうかな!!やはり一升びんを冷で飲むのが良いですかね?

静岡の岳人さん おはようございます。田んぼの真ん中に立って見た八海山の姿が一番いいように思います。龍谷寺の本堂は古い伽藍で横の観音堂とのギャップが面白いですね。出かける前から、玉ねぎ植えが気に懸かっていて翌日が雨予報に変わったので、取って返して畑したら疲れました。頭で考えていることに体がついていかないのは老化ですね。(笑)夜、一升瓶からトプトプ注いで呑むコップ酒が一番です。

投稿: 静岡の岳人 | 2014年11月11日 (火) 07時32分

しゃくなげいろさま
相変わらずの大作レポ ご苦労様です。
良く調べますねぇ~
小生、調べても頭に残りません。
思考力・理解力 諸々の能力が減退加速。

龍谷寺は30年以上も前に行ったことが有ります。
エキゾチックな仏像の姿は何となく記憶に。

ラーメン 評論できるほど沢山の店は入ったこと有りませんが
村松の“麗人”は昔何度か、結構美味と感じました。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。歴史がある八海山は文献が豊富で読んで飽きません。龍谷寺の観音堂の中に入って見上げるほどに大きい観音像は異国情緒を漂わせて圧倒的でした。
村松のラーメン屋麗人には一度ほうもんしてみたいですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2014年11月11日 (火) 09時44分

ずーと、山なのにどうして「八海山」と言うんだろうと不思議でした。ナルホド八の池ですか。
「八海山」 は、山よりお酒の方が好きです。 冷で飲む八海山は最高!で~す。(笑)

FUKU様 おはようございます。お立ち寄りコメント感謝です。池の峰の周辺は池が散在しているようです。登山道から外れているので立ち寄ろうと、いつも思うのですが、下から上がっていくと、もうヨレヨレで「また今度」で過ぎてしまうのですよ。「八海山」 は登って飲むには辛いので、家でゆっくりコップ酒で愉しむのがいいですね。(笑)

投稿: FUKU | 2014年11月11日 (火) 18時53分

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