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2015年1月26日 (月)

雪の多宝山に登る(大滝小屋コース)

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1月24日(土)雪後晴れ
今日は大滝小屋コースで多宝山に登りました。
冬限定のハードコースです。

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正月太りが気になるオイラは山友モモさんと一岳先輩を誘って出
かけたのです。どこの山に行く?
「五頭山は駐車場が満杯だったし。多宝山辺りで如何?近いし。」
いいねー。そうしよう。

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って訳で岩室温泉街を素通りし石瀬駐車場にやって来ました。広
い駐車場はオイラたちだけです。北国街道を歩いて石瀬神社に
初参りに立ち寄りました。鬱蒼と繁る杉林の社は静かです。

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境内は巨木に囲まれています。見上げる大木は県指定文化財の
樅の木です。
大樅の樹齢の中の淑気かな

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根元周囲が6mあるそうです。ちょっと手を広げて測ってみました。
いわくらを祀りし社淑気満つ
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多宝山がちらりと見えました。稜線は雪雲が垂れ込めています。
今日のコースは林業道Eを登ります。通称大滝小屋コースといい
ます。多宝山が昔、銅山開発が盛んだった頃にできた名残のへつ
り道なのです。今はもう廃道になっています。

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夏場は草薮が繁茂してうるさいので、ヤブが落ちた冬場限定のコ
ーという訳なのです。案内図には左に大瀧と右に小瀧と描いてあ
りますね。

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折角なので大滝を見物していくことにしました。

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大滝沢に入ると間もなく見えて来ました。上下10mを超える大滝
です。

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もっと近付いてみましょうか。下から見上げるとその巨大さが判り
ます。圧倒的な迫力です。
大滝の淑気の中を水走る

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滝の落ち口に出るには左岸を高捲いて、落口に降り立てば更にそ
の上に3段の滑滝がかかります。錦織りなす紅葉の頃は風情があ
って、なかなか見応えがあるのです。

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2年前に一岳先輩と沢を詰めた時は、ヤブ漕ぎを強いられて懲り
たので、今日は大人しく戻ることにします。

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作業道はこの辺から入ります。

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へつり道は細い上に急坂が連続します。一歩一歩滑らないように
時には、木の根や潅木の枝につかまって迫りあがります。

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みかんでも食べて小休憩しましょ。小雪が舞い始めました。火照
った体には丁度いい気温です。

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崖の上に小屋跡発見。老朽した大滝小屋は昨年取り壊されて土
台だけが残っていました。それにしてもよく、こんな急な斜面に重
い資材を担ぎ上げたものです。小屋跡の地点が行程の約半分で
す。

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急坂は直も続きます。晩秋にはヒラタケがよく樹上に発生している
のです。今日はどうかなー?

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左に谷、右側が杉林に変わり尾根が細くなると残雪が現れました。

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わかんは要りません。つぼ足で20cmくらい沈みます。結構急な
ので息が上ります。

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岩場を過ぎたので、小嶺を越えれば稜線はもう直ぐのはずです。

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さぁ、最後の登りだよー。頑張れー。

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お疲れー。出発して約2時間、多宝山の北の肩に出ました。

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一般道は固く踏みしめられて快調に歩けます。風に乗って海鳴り
も聞こえて来ます。

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どうやら雲の中に入ってしまったようです。ガスで視界がありませ
ん。でも幻想的っていうか、いい感じです。

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山頂(633.8m)に到着しました。風はそんなに感じませんが外気
がぐんと下がった感じです。多宝山は奥の宮(御神廟)がある弥彦
山と双耳峰をなし、以前は2峰一体で弥彦山と呼んだのです。

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でも、平成の大合併で多宝山のある岩室村は新潟市に合併し、
弥彦山は弥彦村と行政区が別れてしまいました。そのおかげで
多宝山は新潟市の最高峰になりました。

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寒くてじっとしていられないので、おいらは熱ーい珈琲カップを手
に形ばかりの新年会をしました。
海鳴りと風を力に冬芽立つ

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下りは結構急斜面が続きます。オイラは持ってきた6本爪をゴム
長の上から履きました。固く凍った斜面も爪がよく効いて快調に下
って行きました。
乳白に山包みをり冬霞

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下るに従って天気は回復して青空が見えて来ました。上りは結構
辛かったけど下りは楽ちん々。あっという間に着きました。

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下山したら、麓の公共湯でじっくりゆっくりと暖まりました。65歳以
上300円也。安いのは何よりです。窓から角田山の平頂が見え
ました。今日も小屋は混んでるんでしょうねー。

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休憩室の窓から粟ケ岳と白山がきれいです。
「今日は登り甲斐あったね。来月もちょっとキツ目で如何?」
「白山辺りがいいね。下りたら温泉でパーっとさ。」
いいねー。行こうよ。行こう。
とまぁ、そんな話でまとまったのでした。

今日は一日お疲れ様ー。

(おわり)

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コメント

多宝山 大滝があり、雪の急登がありでなかなか良い山ですね。下山後の温泉が最高ですね!私は2月7日~8日上高地にスノーシューに行き河童橋辺りを散策してきます。

静岡の岳人さん おはようございます。多宝山は弥彦からちょっと離れただけなのに静かなのですよ。弥彦の滝ノ沢は急峻ですが大滝沢は穏やかで殊に晩秋は風情がありますね。冬の温泉は温まります。上高地へスノーシューイングですか。うらやましい。きれいな情景が見えるようです。ゆっくり楽しんで来てください。

投稿: 静岡の岳人 | 2015年1月26日 (月) 12時13分

しゃくなげいろさま
このコース、大昔(17,8年前)には
弥彦の集中登山に利用していたのです。
当時は朽ち果て気味の小屋が残っていました。
昨年久しぶりに下山路として利用しましたが
足場も無く傾斜が急なので大難儀しました。
上りには兎も角、下りには使えないような
登山道ですね。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。以前は集中登山のコースだったのですか。いやはや、先輩方はハイレベルの猛者揃いだったのですね。上りは何とか行けても、下りは難コースですね。オイラはひ弱だから腰が引けてしまいます。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年1月26日 (月) 17時25分

石瀬からのコースはまだ登ったことがありません。更に林業道となると??
ただ、大滝は観てみたいものです。

kazu1954さん おはようございます。石瀬の林業道は変化があって面白いコースです。大滝小屋の左へへつって行くと、先に坑口跡があって沢を跨いで尾根を乗り換えるコースもあります。大滝は遊歩道から直ぐです。今度是非。晩秋がおススメですね。

投稿: kazu1954 | 2015年1月27日 (火) 14時24分

しゃくなげいろ様も、越後の 「宝の山」 に登っておられましたか。私も秩父の 「宝の山」 でした。
お互い、正月早々縁起がいいですね。
単純な私は、とても何かお金持ちになったような気分です。(笑)

FUKU様 おはようございます。お立ち寄りコメントありがとうございます。多宝山も宝登山もそういわれれば「宝の山」ですね。いわれてビックリ宝の山つながりで「こいつぁ春から縁起がいいわぇ。」ですね。座布団3枚。(笑)

投稿: FUKU | 2015年1月28日 (水) 23時10分

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