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2015年6月 6日 (土)

ナマ朱鷺を見る(会山行2日目)

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5月24(日)晴れ
東の海上に御来光です。早起きは三文の得って
ホントですね。今日も晴れそうです。

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早朝の景色って荘厳で幻想的です。徐々に陽が昇って…

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(クリック)
金北山がモルゲンロートに染まって行きます。

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下界の景色も明るく広がり始めました。

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モーニング珈琲が飲みたくなって…。でも朝早すぎて食堂には誰
もいないので自販機の缶コーヒーで我慢します。

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朝食を済ませたらドンデン山頂目指して出発しましょう。今日はタ
タラ峰の周辺を散策して椿登山口へ下山と指示が出ました。

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先ずは出だしの霧立山(934m)の三角点にタッチです。何やら鞍
部へ向かう隊列の先の方が騒がしいですね。「ヤマシャクー」?

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(クリック)  (キンポウゲ科)
ヤマシャクヤクが一輪。咲いていました。ラッキーです。どの図鑑
を見ても発生は「稀」と書いてある貴重種です。

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草原に出ました。晴れて最高のロケーションです。素晴らしい天気
です。

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とまぁ。ここまでは良かったのです。「好事魔多し」。山は何処に危
険が潜んでいるか分かりません。

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突然隊列が止まってしまいました。前列の方から差し迫った話し
声が聞こえて来ました。前方を歩いていた一人が急坂のザレ場で
浮石に足を取られて捻ってしまったというのです。直ぐ様応急措置
をして、休憩の後、歩き始めたのですが…。

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今度は反対の足もひねったと…。顔を歪めて「もう歩けません」と
動かなくなってしまいました。先ずは隊列を休止して治療をして…。
ここでリーダー氏の指示が出ました。

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「これ以上の歩行は無理だ。付き添いを付けて山荘へ戻ってもら
う。」
と。

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今回小生はSLとして参加していたので、ここの場面は付き添いを
申し出ることにしました。それにもう一人SL女史のBさんが申し出
て負傷者Aさんと3人で戻ることになりました。

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「空身でゆっくりとなら」歩けます。というので、オイラはAさんのザ
ックを担いで行きます。これからふた山の上り返しが待っているの
です。ゆっくりゆっくり行きましょねー。

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「禍福はあざなえる縄の如し」です。落ち込まず元気出して行きま
しょ。

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(クリック)
ほら!ヤマシャクに再会出来たじゃありませんか。捨てる神あれば
拾う神あり。ですよ。

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山荘についてからタクシーを頼みました。パーティー本隊が下山後
に入浴予定にしてある旅館へ先に着いて待つことにしたのです。

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ところが、ホテルに着いてビックリ。「準備が出来ていませんから
」と体よく追い返されて。仕方なくホテルへ来る道すがら見つけた
看板を頼りに「朱鷺の森公園」へまたタクシーを呼んで行くことに。

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着いた所が売店とトイレがある広場です。木陰のベンチを確保しま
した。負傷者Aさんを腰掛けさせて。あーやれやれです。ここで本
隊が下山して旅館のお風呂に到着する頃までここで過ごすことに
しました。

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後ろはトイレ、数歩前に進めば売店です。木陰で昼寝をしていれ
ばいいのです。
「私はここで休んでいるからちょっと散策して来なさいよ」とAさん。

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それでは、とちょっと回って来ましょうか。

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(クリック)
真新しい朱鷺の繁殖訓練用の自然観察棟が出来ていました。朱
鷺の営巣の様子を観察出来るゲージで中は満員です。

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(クリック)
よく見えるのですが、置物のようで動いてくれませんね。あのー。
朱鷺は飛ばないのですか?飛んだ瞬間が見たいなーって一人ご
ちたら
「今翔ぶよー。そら1、2、の3。ほらー!」
って監視員のオジサンの声が頭の後ろから聞こえました。

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(クリック)
瞬間にシャッター押したけど。うまく写ったかしら?

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確か4年前の春、3月に学生時代の友人とアイゼンを履いて雪の
青粘峠に登り、閉鎖されたドンデン山荘前でお弁当を食べたこと
を思い出しました。その後下山してここへ来たのでした。寒い日で
した。こんな立派な建物もありませんでしたね。

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(クリック)
人の後姿ばかり見てたら疲れたのでゲージを抜け出して隣の神社
の境内に行ってみました。萎れて盛りを過ぎたウラシマソウの群生
を見つけました。他にヒロハテンナンショウにゼンマイまで生えて
いました。佐渡って山野草の宝庫だったのです。
浦島草髭も枯れたり朱鷺の里

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戻って木陰でお弁当を拡げました。山荘のお弁当が美味しいのに
はビックリです。山小屋の弁当ってこんなに美味しかったっけ。お
弁当を食べたら戻りましょうか。そろそろ下山の頃合いですから。

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タクシーでホテルのロビーの玄関に戻って「お風呂入れますか?」
って聞いたら、「外風呂ならーどうぞ。」
誰もいない露天風呂は広々と使えてなかなか良かっです。

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風呂上りに隣の神社にお参りに行きました。境内から加茂湖がよ
く見渡せました。お社に隣接して能舞台が建っていました。
夏草の茂れる宮の能舞台

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ホテルに戻ったら本隊も到着して目出度く合流できました。

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帰りの船は新造船に乗れたし。

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お土産も買って一泊旅行は思い出もいっぱい出来ていい山行にな
りました。佐渡島も夕日の彼方に遠くなりました。
夏立つや世阿弥の島の潮碧し

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ビュッフェでながも入りの蕎麦をオーダーしました。夕食です。

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Photo
(クリック)
GPS軌跡 国土地理院背景地図等データ利用許諾番号
2011-005号

突堤の赤灯台の先を通過して西埠頭に近付きました。もう直ぐ到
着です。思い出に残るいい山行が出来ました。

(おわり)

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コメント

アクシデントもこなしつつの山行ご苦労様でした。つくづく、佐渡は奥深い島なのですね!!船の丸窓から見える夕日!
まさに絵になる一瞬ですね。

kazu1954さん おはようございます。まぁ山で事故は付き物ですからお互い気をつけたいものです。一番切ないのは本人ですから。佐渡旅行は色々あってもなお魅力的な島だと思いますね。船旅もロマンチックにさせてくれるし。(笑)

投稿: kazu1954 | 2015年6月 6日 (土) 09時54分

ザック二つ分、お疲れ様でした。
佐渡はここんとこ毎年訪れていますが、何度来ても、又、又、行きたくなりますね。
今回はアクシデントで、しゃくなげいろ様と二人で「生朱鷺」が鑑賞出来て、Aさんの「怪我の功名」と言うと失礼ですが、お陰様でした。
花でもたくさん出逢えたし、良かったでしたね。
私も頑張ってアップしますね。
「霧立山」?「尻立山」では?

投稿: noritan | 2015年6月 6日 (土) 12時54分

ザック二つ分、お疲れ様でした。
佐渡はここんとこ毎年訪れていますが、何度来ても、又、又、行きたくなりますね。
今回はアクシデントで、しゃくなげいろ様と二人で「生朱鷺」が鑑賞出来て、Aさんの「怪我の功名」と言うと失礼ですが、お陰様でした。
花でもたくさん出逢えたし、良かったでしたね。
私も頑張ってアップしますね。
「霧立山」?「尻立山」では?

noritan様 おはようございます。その折はお世話になりました。noritan様の気を逸らさない声掛けにAさんも勇気付けられたと思います。親身の看護は流石だと感心させられました。まぁそのおかげでナマ朱鷺も見られたわけですが佐渡にはまた出かけたいと思います。

投稿: noritan | 2015年6月 6日 (土) 12時56分

失礼致しました。
四等三角点は「霧立山」なのでした!
尻立山は三角点無しでした。
そそっかしくて失礼致しました。

noritan様 おはようございます。ドンデン山周辺は同じような名前のピークが並んでいて紛らわしいですよね。尻立山からの展望は一級だと思います。

投稿: noritan | 2015年6月 6日 (土) 12時59分

以前一緒に雪の残る佐渡島に行った事が思い出されますね、なっかしいです・・・。さすがSL負傷者に見事な対応ですね!昔学生時代にも八ケ岳で同じような場面がありましたね、相変わらず立派です、貴兄の見事な対応尊敬に値します!!

静岡の岳人さん おはようございます。静岡の岳人さんと登った雪の青粘峠とドンデンは寒かったけど、いい思い出ですね。昔天狗岳で負傷した後輩を負ぶって下ろしたことをオイラも思い出しました。そういうことってよく覚えているのですよね。(笑)また佐渡には出かけたいと思います。

投稿: 静岡の岳人 | 2015年6月 7日 (日) 11時00分

しゃくなげいろさま
波乱万丈の会山行、ご苦労様でした。
正に、好事魔多し 禍福糾える縄の如し
記憶に残る会山行になったことでしょう。
貴重なヤマシャク、絹の如く繊細で美しい。
生朱鷺は初めてでしたか?
数年前内野で夕方巣へ戻ってくる13番(ヒトミちゃん)
又、得雲荘そばの田圃で餌を取る姿、何度か
観に行きました。
近頃本州へ飛来してきたニュース聞きませんネ。

輝ジィ~ジ様 こんばんは。いつもありがとうございます。負傷された方は気の毒でしたが、そのおかげでヤマシャクにもナマ朱鷺にも遭えたのでサポートの苦労は帳消しですね。13番ヒトミちゃんのニュースが一時期賑わしましたね。一度見たかったなぁ。佐渡の人にドンデンで朱鷺見ないけどって聞いたら、急過ぎて餌場がないのだよ。って言われました。なるほどです。だからヒトミちゃんも餌の多い内地へ来たのかもしれませんね。今度ケージの朱鷺じゃなく、空を舞う朱鷺を見てみたいです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月11日 (木) 09時38分

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