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2015年6月 4日 (木)

佐渡に渡る(会山行)

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5月23日(土)晴れ
銅鑼の音が鳴って今出航です。河口の真ん中に
立って一度この景色を眺めてみたかったのです。

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早朝の海は穏やかです。卯浪が立っていい季節になりました。

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カモメが2羽追って来ました。甲板に人影を見ると餌を投げてくれ
ると知ってる風です。

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新造船がスライドして行きました。大型船は快適です。帰りは乗れ
るかな。

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船室に戻ると、リーダー氏の説明が始まりました。今日は会山行で
佐渡の山へ登ります。

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両津湾に入りました。小佐渡の山々が近付きました。到着はもう
直ぐです。

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ジャンボタクシーに分乗して青粘(アオネバ)登山口に着きました。

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緑がきれいです。これから青粘(アオネバ)峠を目差します。

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木洩れ日の道を登って行きます。新緑は気持ちいいですね。夏ウ
グイスが間近で鳴いています。

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(クリック) コケイラン(ラン科)
昨年外海府の高千から間峰に登った途中にも多くみかけました。
別名はササエビネ(笹海老根)。夏の季語です。

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(クリック) ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)
ギンリョウソウは「銀竜草」の漢字を当てます。草全体が竜に似て
いるからというのですが。俗称はユウレイタケ。こっちの呼び名が
マッチしているように思います。

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(クリック)
赤枠で囲んだのは蝶ですが。葉っぱに埋もれてわかりませんね。

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(クリック) シラネアオイ(キンポウゲ科)
やっと登場です。今日はこれを見に来たのですよ。

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(クリック) ユキザサ(雪笹 ユリ科)
別名アズキナとも呼ばれて食用にもされます。

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(クリック) ヤマオダマキ(山苧環  キンポウゲ科)
佐渡に来たらヤマオダマキを多く見かけます。

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(クリック) ルイヨウボタン(類葉牡丹 メギ科)
葉っぱの形は牡丹だから類葉なのですね。納得です。

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(クリック)
青粘(アオネバ)峠に着きました。峠の看板みたいに目だって咲い
ていました。

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シャレー杉の前を通ってマトネ(笠峰938m)に向かうところです。
ここ数年は毎年この道を通るのです。また会えてホッとした気分に
なりました。

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(クリック)
マトネに向かう登山道はシラネアオイロードです。あっちにもこっ
ちにも、見ていて嬉しくなります。

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縦走路まで登りました。遥か前方の高みは金北山です。天気はい
いし気分はサイコー。丁度お昼になりました。楽しいランチタイム
です。

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今夜の泊りはドンデン山荘です。チェックインの夕方まで散策しよ
うとリーダー氏の指示が出ました。海風が通って稜線歩きは快適
です。行く手に望む海は両津湾ですね。

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(クリック) 
レンゲツツジが見頃です。全草有毒植物なので放牧牛に食べられ
る心配もなく安心して咲いている風です。
乱鶯の啼きすぎるほど岨の道

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(クリック)
こちらも有毒のサドシャクナゲです。蕾みが膨らんできました。一
斉に開花すると、それはそれは見事です。昨年外海府の高千集落
から間峰に登った時に見た石楠花は見事でした。その時のレポは
こちら

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マトネが大分遠のきました。マトネ(笠峰)はこちら側から見ると笠
の形が端正です。入川から見るともっとトンガリがはっきりして「ま
とも」な峰だからマトネだと。

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(クリック) エチゴキジムシロ
気がつくと草原に筵を敷いたように咲いていました。

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(クリック) タムシバ
まだ枯れもせず白い花を咲かせて遅い春の雰囲気を漂わせてい
ます。

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冬場の厳しい海風に晒されてできた自然の造形です。枯木と思い
きや枝の先には若葉が萌え出ていました。

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巨杉です。佐渡の山中には彼方此方に巨杉が見られます。
「内地の杉は鉾形に枝を天に向けて伸ばすのに、佐渡の杉はだら
んと枝を地に下ろす形が多いだろ。」

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「これって海から吹きつける雲が霧となって降り注ぎ、杉の枝に付
着した水分を枝下に落として根っこから吸水し易い様に進化した
んだよ。」
とリーダー氏の説明に皆さん耳を傾けているところです。
あーそうだったんだ。

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(クリック) トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科)
杉の進化論がわかった所で「折り返すゾー!」とリーダー氏の指示
が出ました。

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(クリック) ウラジロヨウラク(裏白瓔珞 ツツジ科)
これも有毒植物です。放牧牛は有毒と知っていて食べないの
です。放牧牛の不食によって残った植物が佐渡には多いので
すね。瓔珞は仏像の珠玉の飾りに見立てたもの。

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マトネの登り返しに掛かりました。これを越さねば帰れません。

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途中でこんなものもゲットしました。味噌付けて今日の酒肴にいい
かもですね。

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がんばれー。ゴールは近いぞ。

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お疲れ様ー。到着でーす。それにしても皆さん健脚揃いで大した
もんです。予定時間ぴったりでした。

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(クリック)
下界の風景はきれいです。一仕事終えて団欒のひと時です。さぁ
団体客が押し寄せる前にお風呂入ってさっぱりしましょ。ビールも
待ってるよー。

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ということで場面は変わって、後は飲むだけです。乾杯ー!

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宴たけなわに盛り上がって、ドンデン山荘の夜はしんしんと更けて
いくのでした。明日も早いからもう寝ます。おやすみなさい。

一日目 (おわり)

‘参考文献’佐渡山野植物ノート(伊藤邦男著)
        多宝山脈の山野草(岩室村生涯学習推進本部編)
        柏崎・刈羽の山野草(柏崎植物友の会編)

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コメント

佐渡島の花、巨杉が見事ですね!本当に佐渡島は良い島ですね!夜の飲み会はさど盛り上がったでしょうね!

静岡の岳人さん おはようございます。早速のコメントありがとうございます。佐渡島はいいですね。何がいいかって?花も山もいいけど、毎度宴会付きが魅力なのですよ。いい思い出になりました。(笑)

投稿: 静岡の岳人 | 2015年6月 4日 (木) 07時35分

おはようございます。
もう一昨年になりますか!?
佐渡 金北山~ドンデン山の縦走!!
懐かしく思い出されます。
ドンデン山荘が見えたときは、ほっとしたものです(笑)それにしても佐渡島は花の宝庫ですね!!

kazu1954さん おはようございます。そうでしたね。池の雪解水が溢れて捲き道が水没していてヤブっぽい頂稜の道を歩いたことを思い出しました。皆でわいわい楽しかったですね。また皆で出かけたいです。

投稿: kazu1954 | 2015年6月 4日 (木) 10時11分

佐渡は行ったこと、ありません。先輩が最近行っているところは、殆どが未訪問です。日本は広いですね!綺麗なところもたくさんあります!先輩のブログで楽しませてもらいます。

茨城の後輩さん おはようございます。お立ち寄りありがとうございます。昨年秋、兄と行った筑波山は良かったです。BSで百名山が放映されると喜々として見ています。(笑)高野素十の生誕地でもある茨城に今年も出かけたいと思っているのですよ。

投稿: 茨城の後輩 | 2015年6月 4日 (木) 12時49分

佐渡は本当に多くの花が見られますよね。
アオネバ峠の少し藪に入ったところにヤマシャクが咲いていて、これが楽しみで何回かアオネバを歩きました。
佐渡は花も大きく色も濃くまさに花の島と言っても過言ではないですよね。
季節を変えたりメンバーを変えたりして毎年行きたいところです♪
でも、今年はまだ行ってないで~す。羨ましい~ (*^_^*)

FUKU様 おはようございます。お立ち寄り感謝です。縦走路のシラネアオイは満開でした。ヤマシャクも霧立山に一輪だけ見つけました。レンゲツツジも満開でシャクナゲももう直でしょうか。ホント花いっぱいで嬉しくなっちゃいます。夜は楽しい宴会付きだし、もう応えられませんね。(笑)FUKU様も是非どうぞ。

投稿: FUKU | 2015年6月 4日 (木) 18時47分

しゃくなげいろさま
佐渡 会山行お楽しみだったようですね。
山の楽しみ方は色々ありますが、山小屋泊まりで
銘々缶ビールなどを求めるのと、旅館並みの山荘で
それなりの宴会をするのも同じ、何となく
違和感を覚えます。
勿論、自分で飲みたいものを個々にオーダーし
精算すれば問題ないでしょうが・・・
貴殿に苦情を言っているわけでは有りません。(誤解されませんよう)

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。今年は「佐渡プレミアム宿泊券」利用で半額割引と特典付きと聞きました。佐渡島もあの手この手で誘客に懸命の様ですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年6月 5日 (金) 19時46分

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