二ヶ月ぶりの角田山

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７月４日（土）くもり
久しぶりに角田山に出かけました。スタートは
いつものコノイリから入ります。

この風景にはほっとしますね。城山は何時見てもかっこいい。



やや！合歓（ねむ）の花ですね。真上を見上げたら…


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花合歓のひと揺らぎして落ちにけり

除草の跡がありました。きっと御仁の手が入った様です。この時間
では誰とも遭いません。のんびりと行きます。


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もうマムシグサの着果が始まっていました。７月は晩夏です。暦
の上では８月から秋ですから山は早くも秋の装いを始めたようで
す。季節の移ろいを感じる瞬間です。


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花ギボウシも盛りを過ぎて、豊満な花房も一部が無残に枯れてし
まいました。


（クリック）　オカトラノオ（岡虎ノ尾）
虎尾草は夏の季語です。花の種類は少ないけど、それはそれ青
葉茂れる中で存在感を示しています。

（クリック）　ヤマブキショウマ（山吹升麻）
トリアシショウマと見分けがつきません。どっちかな？

青葉が茂って日が差さないので、木ノ下闇の山道です。



夏落葉を見つけました。新樹が生い茂ると、替わりに古葉がひっ
そりと落ちて行くのです。世代交代は自然の理とはいえ古葉が愛
く思えます。


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甲虫が一匹。餌を抱えてせっせと動きまわっていました。視点をち
ょっと変えただけで別世界を垣間見たような錯覚を覚えました。


（クリック）　ホタルブクロ
青葉闇の足許を照らす提灯みたいです。



山霧が谷から湧いてすっかり辺りを覆ってしましました。



マスタケが発生していました。梅雨茸です。今は梅雨の真っ只中
ですからね。



稜線の縦走路に出ました。山頂はもう直ぐです。



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小屋の前の立木の下に赤いほたるぶくろが咲いていました。


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こっちにはヒオウギアヤメ（檜扇文目）がきれいです。

やぁ！オジサンもいつものスタイルでお元気そうで何よりです。


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木ﾉ下闇のガクアジサイがきれいです。山頂で軽いランチの後、桜
尾根を下りました。



葉っぱの先が白いのは…


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これはマタタビの実です。可憐な白い花が終わった後に大きな実
を着けました。



２００ｍピークを下った辺りから潮風に乗って海鳴りが聴こえて来
ました。



海鳴りに誘われて波打ち際まで降りてみました。投げ釣りをする
人たちです。何かのんびりして、いい感じー。



釣れましたかー？


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ほら。このとおり。


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キス（鱚）ですね。今夜はキス（鱚）の天ぷらかフライで一杯やって
下さい。


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燈台の岩場にクルマユリを見つけました。近付いて接写してみま
した。今が盛りの花だから勢いを感じますね。

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新じゃがです。下山してから帰宅の途中に畑に寄って、晴れ間の
うちにジャガ薯掘りをしました。



ブロッコリーと夏キャベツもみんな収穫してしまいました。毎日通わ
ないから油虫が付いて大変なのです。


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畑にももう小バッタが飛跳ねています。畑の草むらにも秋が近付い
ているようです。


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今日は久しぶりの山歩きで快い疲れを感じながら、新ジャガの蒸
かし薯を肴に酒を酌むことにします。

（おわり）