« 二ヶ月ぶりの角田山 | トップページ | 海の日に山へ登る(会山行) »

2015年7月11日 (土)

吟行から教わること

017<拡大>
6月17日(水)晴れ
今日は休みなのでぶらりと北山池(江南区)に出か
けました。週末の句会の下見です。

018

池の周りには産卵期を迎えて肥えた大鮒を釣り上げようと釣人さ
んたちが陣取っています。見てる間に大ものが掛かりました。入
れ食い状態です。さぞかし魚籠の中は満杯と思いきや、釣った鮒
はすかさず針を外して逃がしてやるのです。
「引きに合わせる感触が堪らんのサ。それで十分。」

004

あーなるほど。そーいうものなのですね。名人の世界は…。時折
水面を飛び跳ねる大鮒は迫力あります。
跳ね上がりもんどり打って濁り鮒

010
(クリック)
水辺に咲く半夏生(片白草)がきれいです。萍(うきくさ)も池面に
漂って水馬(みずすまし)が萍の間を滑っていきました。

011

花菖蒲は盛りを過ぎましたね。青蜻蛉を見つけました。池を一周
すると句材が一杯です。

022

6月20日(土)晴れ
今年の空梅雨になれてしまいました。旱(ひでり)で畑はカラカラ
です。

023

キャベツの葉にいた青虫もなんとなく元気がなさそうで。

024

6月21日(日)くもり
車がないと不便ですね。足がないので2時間前に家を出てJRを
乗り継いで亀田駅で降りました。これから句会場に向かいます。
その前に腹ごしらえを。亀田に来ると決まってここに寄るのです。

025

みそバターがいい味出してるのですよ。だから通い出してもう20
年になるかしら。

029

今月から新築ホヤホヤのコミセンに句会場が移りました。迷路のよ
うな亀田の町中を汗を拭き々歩いて会場へ急ぎます。

027

今日の参加者は36名の大入りです。最後に入室したオイラの席
がなくて急遽、端っこ席に座らせてもらいました。

026

新館祝(ほ)ぐ巻頭菓子と沙羅の花

今日の句会の為の生け花を早速即吟とは素晴らしい。巻頭菓子
とは同人誌の今月号の雑詠投句で主席を取った人が句会参加者
に菓子振舞をするのです。

030

投句330席中の主席ですから名誉なことなのです。そして今日の
句会の互選で最高点を獲得した人は同人誌へ寄稿する慣わしだ
そうです。

029

オイラはそのどれにも当たらないから安心ですけどね。

033

6月22日(月)晴れ
今日は新車が届く日です。今日まで11年間、山にも畑にもいつも
一緒にいてくれた朋友です。最後の朝に御神酒を懸けてお別れを
しました。

039

貰い受けたばかりの新車に乗って白山様にお祓いに行きました。
朝から緊張していたせいか、お祓いが済んだらお腹が空いて…
行き着けへ直行しました。醤油ベースのスープが旨いのです。

040

某有名音楽家が新潟公演の時には必ず寄ると聞いた名店です。

041

満腹になった後、腹ごなしに白山公園に行ってみました。

043
054
(クリック)
亀が気持ち良さ気にぷかりぷかりと泳いでいました。蓮も咲き始
めました。今日は二十四節季の夏至の日です。

056

巫女の舞ふ鈴の音やさし今日は夏至

036_r

6月25日(木)
会社から帰宅したら同人誌が届いていました。句会で毎回高得点
の大先輩の俳話の寄稿に目が止まりました。句作の苦労談と作句
のコツが書いてありました。

001

「俳句会に出た初めの頃はその時期に合う季語を歳時記などか
ら見て拙い俳句にして持参し、俳句会でその中から自分でいいも
のを選び、短冊に書いて投句していた。ー


002

「自分で良い句と思ってもなかなか披講されず、まだまだ未熟だと
思い、重い足取りで帰宅したものだった。俳句会がどういうもので
あるか、どういう句が選ばれるか理解に苦しむことが多かったー」


003

あー、名人と云われる大先輩にしてそういう時期があったのです
ね。今まさにオイラはその心境のまっ只中です。

006

「今では俳句会前日までに季語を考えたりして句帳に十句くらい
書き留めて置き、句会当日の1時間くらいの吟行でいろいろのも
のを見て、その後の締め切りまでいろいろ考えて直したりして、7
句投句の多くはなるべく当日の吟行句から選んでいる。ー」


014

「俳句会で持ち寄りの俳句を嫌うのも、せっかく皆さんが吟行して
同じ立場で、どのように感じて、どんな言葉で17文字に表現する
かを楽しみにしておられるからだろう。これが俳句会なのであろう。
ー」


015

「選句とは、同感したもの、表現の美しいもの、今までにない斬新
なもの、新しく発見したもの等を選ぶことである。ー」
(「世継榾(その100)句作の三段階」より小嶋紅円著 鷗刊)


019

あーそーだったのですね。オイラは持ち寄り句が大事と履き違い
をしてました。持ち寄り句は嫌われるのですね。吟行こそが大事
だと今改めて思い直しました。目からウロコの思いです。

028_r
025_r

6月27日(土)くもり
風か吹いて実が落ちる前にと庭の梅捥ぎをしました。今年は粒が
大きいです。1本の木から7.6㎏収穫しました。

029_r
009_r

味噌付けてがぶりと旨し初胡瓜

038_r

6月28(日)晴れ
今朝から句会に出ました。今日は参加者9名の小句会で持ち寄り
句5句出しです。句会も大から小までやり方もちょっとずつ違いま
す。でも目指すところは一緒ですから。

049_r

句会が終わってからお点前を頂きました。

008_r_2

6月30日(火)くもり
今日で早や半年過ぎました。御礼参りに白山様へ半年詣りに出
かけました。夏越(なごし)の茅の輪をくぐって拝殿へ進みます。

022_r

退社後なじみの割烹で一人反省会をしました。

023_r024_r

6月は今日で終わりです。速いなー。半年間健康に過ごせ、その
上旨い酒を酌めることに感謝して、俳句も上手くなる様に…。
明日から7月です。また宜しくです。

(おわり)

|

« 二ヶ月ぶりの角田山 | トップページ | 海の日に山へ登る(会山行) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

石南さんの俳句なかなか上手になりましたね!進歩の跡が見られます。しかし句会にも下見が必要なんですね?やはり事前に題材等を下調べする訳ですね、お見事!! 馴染みの割烹、お造りが美味しそうですね!暑い時はラーメンより新鮮なお刺身の方が良いですね!お酒が美味そうです!因みに銘柄はなんですか?

静岡の岳人さん おはようございます。ぶっつけ本番即吟が敵わない未熟者なので下調べするのです。同じ風景を何度見た所でそう変わりませんけどね。(笑)仲間とよく行くお店があるのです。お酒は緑川(みどりかわ)です。小説家で釣人の開高健さんが銀山湖に釣りに行くと必ず立ち寄ったという酒蔵らしいですね。旨い酒なのです。ローカルだけど今度試して下さい。

投稿: 静岡の岳人 | 2015年7月12日 (日) 10時02分

しゃくなげいろさんの句会などの ゆったりした優雅な毎日、心地良く拝見致しました。
ラーメンも美味しそうですが なじみの割烹で一人反省会。いいですね~♪
お刺身とお酒、とっても美味しそう~~ (*^_^*)

FUKU様 おはようございます。お立ち寄り感謝です。このところ俳句にすっかり嵌っちゃって、せっせと句会通いをしています。下手はヘタなりに、あーでもないこーでもないと喧々諤々の句会は楽しいです。ラーメンもお酒も近場で美味しいのが戴けるのはいいですね。何でもかんでも句材に見えちゃって。(笑)

投稿: FUKU | 2015年7月12日 (日) 10時45分

今回は、なんと言ったらよいのか、
外の熱さが嘘のような爽やかな読後感ですね。
住む世界が違うと言ったらよいのか(笑)
緑川=美味い酒ですよね。昔、長谷友の奥さんが、いー酒らよ!って誉めていた事を思い出しました。

kazu1954さん おはようございます。昨日の暑さには参りました。午後は句会でした。熱気で盛り上がっても部屋は冷房が効いて快適でした。(笑)緑川はネーミングもいいですよね。亀田のよき時代思い出しますね。亀田は素十門俳句の伝統を守って今も熱いのですよ。また当分亀田通いが続きそうです。

投稿: kazu1954 | 2015年7月14日 (火) 10時16分

しゃくなげいろさま
精進の日々、ダラダラ時間を空費している
小生とは大違い。見習いたいものなれど
凡人以下の我なればそれも端から無理!
馴染の割烹が有るなんて羨ましき限りです。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。昨日は句会で自信作を投句した筈だったのですが形容の多い句は「月並」に堕すと手厳しく直されてしまいました。初心者の悩みは尽きません。(笑)山の帰りにふらりと寄ったら、主人がそこの出だと知って通い始めたのです。いい店です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年7月14日 (火) 10時20分

久し振りにコメントさせて頂きます。句会の件で「持ち寄りは嫌われる」とありましたが、必ずしもと思います。句会で"持ち寄りは駄目”と事前にお話がある場合は嫌われるというよりルール上の問題で、そのように明記されない案内で"嫌われる”は無いと思います。見た目を自分の心と照らし合わせ美しく詠んだ句は美しいもので嫌うものではありませんね。形や詠み方に拘り"嫌う”と言う方は本当に美しい句は詠めないと思います。

僕さん おはようございます。お立ち寄りコメント感謝です。おっしゃる通りですね。“嫌われる”は作句態度全般のことではなくて句会のローカルルールなのです。山で譬えれば句会の参加者が登山口からよーいドンで登り始め山中の様子や山上からの景色を句作して下山時に提出する同一環境で即吟の技量を競う句会に、こっそり持ち寄り句を出したのでは“嫌われる”という意味だったのです。オイラは苦吟遅吟の未熟者なので持ち寄り句なら何とかなるのですが、見たものをそのまま直ぐに詠む即吟はまだまだなのです。下手はヘタなりに多作多捨を繰り返して努力すれば、そのうち良句が授かるかも。(笑)

投稿: 僕 | 2015年7月16日 (木) 09時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 吟行から教わること:

« 二ヶ月ぶりの角田山 | トップページ | 海の日に山へ登る(会山行) »