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2015年9月23日 (水)

湯の平温泉道を歩く

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9月21日(月・祝)晴れ
18日の新潟日報に湯の平温泉道修復完了
の記事を見て実地見聞に出かけてみました。

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日報の記事によれば「ー特に登山道を3キロほど上った川沿いは
約30メートルにわたって道が崩落し、今夏に山側へ迂回する道を
設置した。ほかにも林道を補強したり、露天風呂の修復を行ったり
して、紅葉シーズンの前の再開にこぎつけた。ー」


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山友モモさんと一岳先輩に「行く?」って聞いたら、二つ返事でOK
と返事が帰ってきました。

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只、問題は林道歩きです。以前は掛留沢まで車で入り、そこから
山道を1時間半くらいで行けたのに、今は治水ダムから先は歩か
なければなりません。「どうする?」って聞いたら「林道歩きもまた
楽し」
って…。

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赤谷林道を2時間30分。更に登山道を約1時間30分。片道計4
時間の道のりを。お風呂に入ったらまた同じ道をてくてく4時間。
明るいうちに戻れるかしら?行きは良いよい、帰りは恐いってね。
さてどうなりますことやら。

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「お先に~」っと颯爽と自転車で通過していったお兄さんがうらや
ましいー。林道歩きの強い味方です。でも確かゲートに自転車乗
り入れ禁止って書いてなかったー?

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降り返るともうダムが小さくなりました。後方には俎倉山が…。

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歩き出して30分。名瀑に差し掛かりました。こんな大瀑を間近で
拝めるのも林道歩きの楽しみの一つ。ぶらぶら歩きもなかなかい
いものです。

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(クリック)
深い渓谷美を上から時折、覗ける楽しみもありますし。

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中秋とはいえ今日は暑くなりました。ブナ林の木陰だけが一時涼し
くて、何とはなしに癒されます。

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そろそろ小1時間も歩きましたか。平地歩きって結構疲れますね。
1本入れましょか。「ここは丁度中間点だね。赤津山の取り付き点
が出てきそうだ
」と一岳先輩。

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ありました。赤いマーカーが赤津山取り付きの目印です。

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ブナ帯を抜けると烏帽子岳方面の山でしょうか。稜線のスカイラ
インが眺められました。

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取水口の隧道を見たり、物見高くてなかなピッチが上りません。

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歩き始めて2時間半。そろそろ飽きかけた頃、漸く掛留沢の駐車場
に着きました。「あの車は何。何であれだけ通れるの?」

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あー納得です。お役目ご苦労さん。登山道の入口で下山して来た
3人組スライドしました。「山荘までどれ位ですか?」「2時間。い
や、2時間半かな。」


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あれ。コースタイムは1時間半じゃなかったっけ。まぁ、行ってみれ
ば判るけどね。その確認のために今日は来たのだからと一人ごち
てはみたのですが…。

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新しい木橋が架けられていました。マーカー付きの補助ロープも
張られて安全確保に気を遣っている印象です。

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(クリック)
前方にサル出現!野猿の群れが集団で移動している所に遭遇し
たようです。

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渓谷沿いの登山道はブナ林に囲まれてほぼ平坦な道が続きます。

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途中、北股川へ急坂を下り、吊り橋を渡って対岸の岩場を電光形
に登ってブナ林の平坦道を行き、また急坂を下って崩壊地への道
に続きます。

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「3キロほど上った川沿いは約30メートルにわたって道が崩落し
今夏に山側へ迂回する道を設置したー
」(新潟日報記事)とはこ
のことだったのです。

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崩壊地の上を高捲いて急坂をぐいぐい登り、下ります。これではコ
ースタイムが2時間以上はかかる訳です。

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水天狗坂まで来ました。ここは岩場の急坂で鎖や手摺が整備され
ているのですが、過去に事故が起きているので要注意です。

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急坂の途中から渓谷脇に建てられた女性用風呂場の屋根が見え
ました。間もなく湯の平温泉に到着です。

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直進は女湯ですがここはパス。以前はこの下の磧に本湯の男風
呂があったように記憶しているのですが。さて、どうだったかな。

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(クリック)
お疲れ様でした。治水ダムから4時間20分。もう暑くてヨレヨレで
す。漸く山荘に到着しました。

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で、お風呂は何処ですか?って聞いたら「山荘の裏にあるよ。」
管理人さん。⇒に従って手摺の階段を沢へ下ること10分で見えて
来ました。

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「湯の平温泉は飯豊川河畔に下流の本湯と上流の蟹湯と源泉
が二つある。(中略)もと滝谷温泉、通称飯豊ノ湯と呼び、単に湯平
、湯ノ平と行ってきた。(中略)炭酸泉、百五十度の熱湯にして、
文久年中、浴槽客舎を置く云々」(越後の山旅 上巻 藤島玄著
大日本地名辞書)


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ザックを下ろして、早速一風呂浴びようと服を脱ぎ始めたら、風
呂の傍に立って居たオジサンが首を横に振るのです。「熱くて入
れない。やけどしちゃうよ。」
っていうの諦めました。

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岩風呂に熱い源泉だけが流れ込んで、温度の低い水が何かの加
減で注水できなくなったのが原因の様です。残念。今回は見るだ
けにしておきます。

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じゃぁ。先ずはバーベキューで乾杯しましょうか。

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モモさんお手製の野菜炒めはなかなかいけますね。ミョウガの味
噌漬けもよく出来ています。

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肝心のお風呂は入れなかったけど、念願の飯豊川本流を前にし
て野趣満天のランチとは贅沢な時間を過ごさせて貰いました。
湯の平温泉に来れたのは実に20年ぶりです。

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でも来て早々に悪いけど、そうゆっくりもしていられません。帰り
の時間を考えると後1時間くらいで発たないと日暮れまでに戻れ
なくなってしまいます。
帰りのレポはこの次にします。

(おわり)

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コメント

温泉には入れなかったけれど河原でバーベキューが良いですね!でも林道歩きも含め片道4時間20分とは大変ですね!お疲れさまでした!私は21日~23日富山県の大日岳~立山室堂まで縦走しました。紅葉が見事でした、剱岳や立山など周りの山々も良く見えて最高でした。みくりがいけ温泉に泊まって温泉を堪能して来ましたよ!

静岡の岳人さん おはようございます。源泉150℃の掛流しの風呂だから低温の沢水の注入が止まったから熱くて。えぃっ!やで先に入ったお兄さんが足を真っ赤にして河原で冷ましているのを見たら流石に引いてしまいました。林道は長かったねー。(笑)奥大日縦走は晴れて大正解でしたね。短い秋だから紅葉が際立つのでしょうね。ミクリが池の白濁湯オイラも行ってみたーい。

投稿: 静岡の岳人 | 2015年9月24日 (木) 09時16分

しゃくなげいろさま
過っては赤津山へも会山行が実施され参加、
その後個人的にも一回。目の前に見えて
回り込まねばならないキツイ長い行程の山です。

湯ノ平温泉男湯一寸?ですね。
混浴か女風呂を改修するか、折角なのに変な話です。
昔、会山行としてオーイン尾根からの北股岳が有り
参加したのですが、のっけから垂直の鉄梯子が
何段も・・・途轍もなく厳しかった。
帰りに湯ノ平温泉に入り、帰路汗が噴き出て
始末が出来ないくらい、温泉に入ったのに・・

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。途中で赤津山から下山して来た単独氏と。西ノ峰の鞍部でテン泊して往復したのだそうです。雨量計まで刈払してあったし、夜は満天の星で良かったよーって。うらやましい話です。おういん尾根から北股岳の会山行ですか。それはすごい。昔は猛者揃いだったのですね。K山岳会の4人が今朝登って行ったと管理人さんが話していました。山荘の裏に見上げる高さの鳥居峰が見えました。おっしゃるとおり、前の女湯も見映えよくするとか奥の蟹湯も脱衣所とか温度管理を考えるとか、もうちょっと手を加えて欲しい処ですね。林道歩きが長くて時間がなくて、結局帰宅してからシャワーで済ませました。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月24日 (木) 10時09分

おはようございます。
私も新聞記事を読んでいて
行ってみたいなあと思っていました。
まあ、何時の事になるやらですが(笑)
BBQ楽しそうですね!!
羨ましい。

kazu1954さん おはようございます。思い立ったが吉日だから、是非一度話しの種にどうぞ。登山道は至れり尽くせりで大丈夫です。肝心のお風呂がもうちょっとね。まぁ、バーベキューをやりたい為に行ったようなものか。(笑)これから紅葉時期ですからいいですよ。

投稿: kazu1954 | 2015年9月24日 (木) 10時54分

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