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2015年9月 4日 (金)

枕状溶岩を見に行く(間瀬海岸)

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8月31日(月)くもり
県の天然記念物に指定されているピローローブ
を見ようと岬の縁を回りこみます。

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間瀬海岸の枕状溶岩には以前から興味があったのです。露頭の
沸石群が見られるというので先輩氏の後に続きました。

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場面は変わって、ここは旅館の展望風呂に向かっている処です。
以前の職場の仲間から突然誘いを受けて今日会う事になりまし
た。昨日に続き岩室温泉です。連ちゃんとはね。

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いいお風呂でした。掃除のおばちゃんに聞いたら
「うちで掘ったんですよ。天然だから毎日お湯の色が変わるの」
だそうです。掛け流しの硫黄泉臭と真正面に見える松岳山の緑が
とってもきれいでした。

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今日集ったのは5人。休みを取って今日に合わせてくれました。

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ランチバイキングは初めてです。おかわり自由で何度でも往復し
てもいいっていうので4回は行ったかな。こいうのもいいですね。

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話しが弾んで、とうとう最後まで居残ってしまいしました。

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「で、これ何ですか?」
「これはね。僕の大事な宝物。」と先輩氏。

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「ビンから宝物(鉱物)を取り出してルーペで見れば…太古へ思い
が広がるのだよ。」


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久しぶりの再会を祝して弥彦神社に参拝しました。

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久闊の仲間との時間は瞬く間に過ぎ、またの再会を約して握手し
て別れたのでした。

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そして別れた後に、オイラたちは間瀬海岸にピローローブを見に
来たという訳です。

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「約1000万年以上前の海底火山の活動によって出来、それが数
百万年前から日本列島の隆起の時期に陸化したのです。弥彦山
を中心とする丘陵は、南側では海底で堆積した泥の固まったもの
や、流紋岩や玄武岩の岩脈が多数貫いています。」


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「角田山と弥彦山の間の間瀬海岸には玄武岩質の海底火山噴火
によって出来た産物が見られます。」

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「間瀬附近には玄武岩質枕状溶岩や火砕岩が分布していて、あ
らゆるマグマが活動したユニークな海底火山活動で出来たもので
す。弥彦温泉や岩室温泉などは、この断層に沿って湧出している
ようです。」
(角田山・弥彦山丘陵の意味とでき方・「弥彦・角田山か
ら地球環境を考える」ブックレット新潟大学 新潟日報事業社刊)

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岬の沖に佐渡が見えました。
秋めくや世阿弥の島の青嶺濃く

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荒磯の足許洗ふ秋の浪

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(クリック)
「岩塊の表面の淡青色のガラス光沢が魚眼石っていうんだ。バナ
ジウムを含むっていうね。」

はぁ。それでーこの岩塊をどうにかするのですか?
「ウィスキーを舐めながら太古に思いを馳せるのさ。」
うわーロマンチック。カッコイイー。

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(クリック)
「君らが山で花々を愛でるのと同じさ。」

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弥彦山の生成の時代まで遡って、山の地質や鉱物の結晶の輝き
を鑑賞するとは。山のアプローチの仕方にも色々あるものだと目
を開かされた思いです。

今日は思いがけずもいい一日になりました。

(おわり)

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コメント

しゃくなげいろさま
各界の造詣深き多数の方とお知り合いで
日々研鑽ですね。
また新しい興味が湧いたことでしょう。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。火山岩マニアの世界も面白そうです。会合に年に数回東京へ出かけて情報交換をするのだそうです。槍沢の播隆の岩小屋や南岳の結晶片岩とか、槍穂の火山活動の証を探して登山すれば数倍楽しめるぜって聞かされて。そういう楽しみ方もあったなんて。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月 4日 (金) 08時55分

枕状溶岩地層 綺麗ですね、柱状節理はよく見ますが!やはり山の岩石や断層などを見ると太古のロマンを感じますね!3,000mの南アルプスの山やヒマラヤ山脈エベレストも何万年昔は海の底だったんですね!

静岡の岳人さん おはようございます。そういえば槍から南岳の稜線に敷き詰められたような結晶片岩がありましたっけ。氷河公園の大岩とか、そういう視点で見たらきっと山を楽しめるかなって。いいヒントになりました。(笑)

投稿: 静岡の岳人 | 2015年9月 4日 (金) 08時56分

アップのラッシュですね!
弥彦や角田の生い立ち、そうなんですね!!!
初めて知りました。
人間なんてチッポケナものですね。

kazu1954さん おはようございます。弥彦も角田山も海底火山が隆起して出来たって本を読んで納得しました。小木の枕状溶岩は国指定の天然記念物で間瀬海岸は県指定とは、かっては佐渡と地続きだったということですかね。何か壮大なスケールを感じます。

投稿: kazu1954 | 2015年9月 4日 (金) 09時55分

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