« 浅草岳に登る(会山行) | トップページ | 朱鷺を見に行く »

2015年10月26日 (月)

粟ヶ岳中央ハイキングコース

054_r<拡大>
10月21日(水)晴れ
今日は加茂水源地手前の岳山寺から紅葉の
粟ヶ岳中央ハイキングコースに出かけました。

088_r_3

粟ヶ岳(1292m)を水源池に向かって下山の途中、3合目から西
によく目立つピラミッドピークが視野に入ってきます。登高意欲を
かき立てるこの無名峰に立てる機会が巡って来ました。

003_r

加茂の水源地の手前、宮寄上のバス停(長瀬神社前(嶽山寺前))
の広い路肩の隅に駐車させてもらい、ここからスタートします。

005_r

「岩野の村を貫通すると(中略)右上の巨岩で飾られた丘陵に長瀬
神社と観音堂がある。」(越後の山旅 上巻 粟ヶ岳 藤島玄著)


006_r
007_r_2

川を渡ると左側にかつては長瀬神社の別当寺だったという真言宗
智山派熊野山本宮院嶽山寺があります。
「隣の岳山寺の前庭は、京都の苔寺に似た美麗な青苔が絨毯の
ように敷き詰められて、山靴で踏んで歩くのが惜しい。天然記念物
として一見の価値がある。」(越後の山旅 上巻 藤島玄著)


009_r

中央ハイキングコースは右の参道を進みます。杉木立の奥に鳥居
が見えてきました。

010_r

目立たない標識が立っていました。

012_r013_r

石段は苔むして歩く人もいないようです。

015_r_2

「急な山道を登ること15分。社殿は標高242mの屹立する山頂に
ある。通称「おくまんさま」といわれ、天平勝宝8年(756)の勧請と
伝える。」


016_r

「平安時代末期、越後国を支配した城氏に社殿を破棄されたが、
建保2年(1214)、別当嶽山寺が再興したと伝える。慶長のころ
(1596~1614)別当嶽山寺が奉仕した。阿弥陀仏を本地とし、
熊野権現と称した。」
(「越佐の神社 式内社六十三 花ケ前盛明著)」


020_r017_r
(クリック)
今からおよそ600年前(西暦1360年頃)南朝の後醍醐天皇をい
ただいた新田義貞と、これに謀反して北朝の天皇を擁立した足利
尊氏の間に勢力をめぐって争いが続いた。この頃後醍醐天皇の第
五皇子宗良親王は新田義貞の三男義宗とともに七谷に兵を
おいた。ここがその城跡である。(加茂市 加茂市観光協会)


021_r

神杉の奥から登山道が始まります。

025_r029_r

社殿の上の252mピークの先には空堀跡が現れて足許に注意が
必要です。700年も前の遺構が今に見られるのは貴重ですね。

028_r
(クリック)
指差す先は今日の目的地、中央道の3合目の合流点です。

032_r

一面わらびの葉に覆われた尾根道や…

037_r

ロープの垂れた急坂が次々と現れて、アップダウンが続きます。

038_r040_r
(クリック)
登り始めて約1時間。点387m峰の手前に「山ノ神」と刻まれた立
木がありました。ロープの垂れた急坂を上ります。

042_r
(クリック)
急坂は続きます。

044_r
047_r

急坂を登り切ると東屋の建つ所、点387mピークに着きました。
ここから水源地に下る登山道が分かれます。ぐるっと360度を見
渡せるいい休み場です。

052_r
049_r
(クリック)
近くに粟ヶ岳、守門岳も遠望できます。

056_r

一旦大きく下り、暫らくはピラミッド型の454mピークを眺めながら
尾根歩きが続き粟薬師への分岐に出ました。点454m峰へはロ
ープが架けられた急登が待っていました。

058_r

昨秋に登った六日町清水の威守松山の登りを彷彿とさせるよう
な急坂の連続です。

062_r069_r

細長くて狭い454mピークに出ました。振り返ると袴腰山が間近に
見えました。一息入れたら次ぎは一旦下って点443m峰を目指し
ます。結構なアップダウンが続きます。

071_r

上りに差し掛かったところで登山道を横切る黒い影が…。ガサガサ
っと藪を揺らして消えていったのは何?猿?熊?恐くなって思わ
ずホイッスルをけたたましく吹き鳴らしたのですが…。

072_r

まー猿でも熊でも居て当たり前ですね。振り返ると454m峰が遠く
なりました。443m峰は南側斜面を捲いて通過します。

073_r

下り坂の途中で2人組のオジサンとスライドしました。長靴にサブ
ザックスタイルです。「ハイキングコース」の名前に誘われて気軽
に入って来たのかなぁ。

074_r

「お気をつけてー」と声を懸けて別れてから、大変なアップダウンが
待っているのにと余計な心配をしてしまいました。

075_r
(クリック)
終盤に入りました。さぁ頑張って行きましょう。最後の急坂を上れ
ばゴールです。

081_r
(クリック)
合流地点が見えて来ました。

082_r
083_r

ゴールです。ご苦労さん。

085_r

「今日はよく歩いたわねー。」「もう達成感十分よー。」「ご褒美にカ
ンパーイ!」

089_r

ランチの後、午後は水源地に向かって中央道を下ります。ハシゴ
はゆっくり気をつけてね。

107_r114_r

下山の後のホッと息抜きのひと時です。

116_r
(クリック)
赤く色付いた山頂から下った紅葉が来月の初めごろには水源地
も真っ赤になるのでしょうね。今日はハイキングコースの名にして
は結構タフな山でした。晴れて紅葉の中をいい山歩きが出来
ました。

(おわり)

|

« 浅草岳に登る(会山行) | トップページ | 朱鷺を見に行く »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ハイキングコースの名称が似合わない
タフなコースですね!
粟は登っていますが、このコースは知りませんでした。
紅葉もいいのでしょうね。
昨日は柏崎マラソンハーフを走ってきました。60歳代は54人とチト少ない参加人数でしたが、全体では約2000人。ブームなんですね。風の街らしく追い風、向かい風、巻いてくる風に応援されながら、制限時間内で完走できました。帰途、名物の鯛茶漬けをいただいて満足しながら帰りました。 

kazu1954さんおはようございます。ハイキングコースはずっと気になっていたのです。これといって目標になる山がないので敬遠されがちですが、結構タフなので達成感はありますね。(笑)454mピークは弥彦の崖松コースの411m峰に雰囲気が似てるなって感じがしました。kazu1954さんも各地にエントリーされてご活躍ですね。青い空と青い海をバックに2千人が走り出すのは壮大な眺めでしょうね。柏崎の鯛茶漬けをオイラも一度食してみたいな。

投稿: kazu1954 | 2015年10月26日 (月) 10時31分

紅葉のハイキング良いですね!我が山の会「静岡県ワンダーフォーゲル会」は11月3日創立50周年記念ワンドラーを100人位が参加して市内の山「満観峰」集中登山を行います、紅葉はまだですが山頂で山の歌を合唱します。

静岡の岳人さん おはようございます。今年の紅葉は例年より色付きが早いみたいです。
創立50周年とは立派な会ですね。当日はさぞや盛り上がることでしょう。また旨い酒が飲めますね。(笑)

投稿: 静岡の岳人 | 2015年10月27日 (火) 07時17分

しゃくなげいろさま
過って大昔、会山行粟ヶ岳の下山として歩いたことありますが。
大変な道でした。
今でも好きになれないコースです。
会山行幾つやるつもり?
そんなに気張らなくて楽しめば。

輝ジィ~ジ様 こんばんは。いつもありがとうございます。<会山行粟ヶ岳の下山として歩いたことありますが。大変な道でした。ー下山路の筈が454mピークの上り返しはハンパじゃないから愕然とする気持ちわかるような気がします。古社の長瀬神社と水源地の水鏡に写る粟ヶ岳の姿は一見の価値があると思います。ご忠告ありがとうございます。全然気張るどころではないのですが、マイナーな山はどこか魅力的に写るのですね。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年11月 1日 (日) 04時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 粟ヶ岳中央ハイキングコース:

« 浅草岳に登る(会山行) | トップページ | 朱鷺を見に行く »