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2015年10月16日 (金)

浅草岳に登る(会山行)

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10月14日(水)曇り時々晴れ
今日は紅葉真盛りの浅草岳に登りました。

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五味沢から作業用林道を点885mまで上るとネズモチ平の大駐
車場に着きました。以前は更に980m附近まで車が入れたよう
ですが、自然保護の為ゲートの先は徒歩で進むことになります。
駐車場を囲む木々が色付いて見事な眺めです。

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今日はオイラ達のバスを含めて11台が駐車しています。

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沿道の木々の色付きが見事です。殊に濃い赤と朱色がきれいで
すね。ついカメラを構えてしまいます。

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ニシキギの赤とカエデの朱とクロモジの黄色が鮮やかです。

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大扇状地のネズモチ平を俯瞰できる高台に差し掛かりました。厚
い雲の影に覆われた辺は八十里越と会越国境の山々ですね。

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歩き始めて40分で桜曽根登山口に着きました。桜ゾネコースは
橅林の長い緩登から嘉平峰の三角点を経て前岳に登り、草原を
緩登して浅草岳山頂に至ります。

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「カヘヨノポッチ(1485m)はカゲヨボッチともいう。この地名解釈
はこうだ。カヘ、ヨ、ボッチの三段に分け、カへは嘉平で人名、ヨは
ユーで谷川岳の幽ノ沢と同じく、岫で岩穴の意味。ー」


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「ーボッチは山頂、カッチは沢の突き上げの方言。嘉平が発見した
か狩場にした熊穴のある峰の意味となる。沢に岩穴があれば嘉平
岫のカッチとなる。」(越後の山旅 下巻 藤島玄著)


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それにしても息を呑む美しさですね。赤と黄色の鮮やかさが目に
しみます。

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倒木にシロニカワタケが発生していました。

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右から本嵓ナデシ尾根が近付くと急坂に変わりました。足元の岩
場は慎重に登りました。今日の参加者は15名、足が揃っていい
ペースです。

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樹高が低くなると前方に嘉平与ノポッチが姿を現しました。

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南の方角にはムジナ沢の源頭の草原の先にガスの間から鬼が面
山の峰々がちらりと顔を出しました。

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急坂を上ると嘉平与ノポッチ(1485m)に着きました。

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三角点にタッチしたら先を急ぎます。

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御手洗池(みたらし)と呼ばれる美しい池のひとつでしょうか。
「浅草岳の浅草は禾本科の葉の広いヒゲノガリヤス、葉の細いヒ
メノガリヤスの混生したものだ。飯豊山、八海山にも浅草の地名
があるが、緯度と高度の違いで、名は同じでも植生は別種のもの
と考えねばなるまい。ー」

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「ー地名の発生は相当高度の潅木帯かその上部の植物相を指し
たもので、苗場山、岩菅山、蒜場山などと同義である。」
(越後の山旅 下巻 藤島玄著)


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禾本科(かほんか)は稲科の旧称です。ヒゲノガリヤスは髭野刈安
ヒメノガリヤスは姫野刈安でいずれも国内固有種です。飯豊山系
の三国岳頂上直下と八海山の女人堂から薬師岳に上る途中にあ
る草付き斜面が確か浅草でしたね。

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前岳でブナ曽根経由の登山道が接続します。ネズモチ平駐車場
にあんなにいた車の人達は皆んな、ブナ曽根を登ったのかしら。

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ガスで何にも見えない中を緩々と登って山頂に着きました。先ず
は一等三角点本点の標石にタッチしてと…。

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山頂には八海山石祠が鎮座しています。

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風を避けてお弁当を広げたのですが、嫌やもう寒くて寒くて…。

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お腹に詰め込んだら、サッサと仕度して30分切り上げて早々に下
山したのでした。

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枯れて紅葉したノギラン(芒蘭)をみつけました。

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嘉平与ノポッチが近付いて来ました。体が温まって快調です。

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右に派生する広い早坂尾根に雲の影がかかりました。嘉平与ノポ
ッチの右斜面の先に大扇状地のネズモチ平が俯瞰できました。
八十里越に雲が垂れ込めて…大景観に見惚れてしまいました。

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あっという間に嘉平与ノポッチを越え、ぐんぐん下って1300m峰も
間近です。皆さん下りは速いですねぇ。

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1300m峰から振り返ると、カヘヨノボッチも前岳も遠くなりました。

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ブナの枯木にムキタケが発生していました。

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こっちのはスギヒラタケですね。最近の毒菌報道ですっかり採る
人もいなくなりました。

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午後の陽光が更に濃く赤色を際立たせているようです。

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「みんなこっち向いてー!」あんまり赤がステキなのでここで記念
に一枚パチリです。

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駐車場にバスが待っています。ここまで往復略5時間。今日は一
日お疲れさんでした。

(おわり)

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コメント

いやー実に見事な紅葉ですね!さすが東北の山は1,500mの山でも紅葉が凄いですね!静岡の山はここまでは紅葉しませんね、それにキノコもこんなに生えません。大したものですね!

静岡の岳人さん おはようございます。紅葉は今は1,000m辺りが見頃のようですね。
キノコはまだ夏キノコが混在しているようですが、これからが本番でしょうね。もう直ぐ飯豊の稜線が冠雪して白く見えるようになると、寒い冬が足早にやってきます。鍋物と熱燗が美味しくなる季節です。(笑)

投稿: 静岡の岳人 | 2015年10月16日 (金) 09時03分

地名の由来、面白いものですね。
この時期風があると寒さが応えますね。
それでも、素晴らしい紅葉!!
来年の楽しみにとっておきます。
17日に五泉の白山に登った娘の情報では、素晴らしい紅葉だったとか!!下山後、ビッグスワンで合流して松本山雅戦を応援したのですが、若さ=体力ですね!
羨ましくなりました。

kazu1954さん おはようございます。マタギ言葉には異文化に触れた感動があります。昔新潟にも山人が活躍した世界があったなんてステキですね。紅葉きれいでした。殊に赤と黄色がね。鮮やかで。kazu1954さんも是非お出かけ下さい。松本山雅戦盛り上がったのでしょうね。ゴールの歓声と熱気が聴こえて来るようです。このままいって残留してほしいです。

投稿: kazu1954 | 2015年10月19日 (月) 15時55分

しゃくなげいろさま
20数年前の紅葉シーズン浅草岳の紅葉に魅了され
10月だけで3回通ったことが有りました。
当時は桜ゾネまで車が上がり時間も往復1時間程
今よりかからなかった。
また6月の残雪残る頃、会山行として六十里越え
鬼ヶ面経由の浅草岳も何回か!
田子倉からスタートしたことも
ブナ曽根は足場と展望が悪いので遠慮ですが
小生のお気に入りの一座でもあります。
今まで二十回以上は有るかも。
今まで

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもコメント感謝です。<今まで二十回以上ーとは凄い!素晴らしい。今回は生憎のガスの中でしたが紅葉が良かったです。赤と黄色が濃くてきれいでした。次回はポカポカ陽気の中でお弁当を広げられるのを期待して出かけたいです。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年10月20日 (火) 07時25分

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