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2016年2月 8日 (月)

村松のマッターホルンに登る

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2月6日(土)雪
今日は雪の晴れ間を縫って村松のマッター
ホルンこと白山烏帽子を目指しました。

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雪の量は昨年の半分ほどです。県道出戸ー村松線が能代川を横
切る辺りの除雪帯に駐車して最初から輪樏を履きました。

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田んぼの雪原を横断するのに鼻から深いラッセルを強いられる所
なのですが、先週下見に来たリーダー氏のラッセル跡が残ってい
たので、跡を辿って楽に進めました。

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ゴム長とわかんとダブルストックは越後の冬山の必須アイテムで
す。わかんの表面をビニテープで巻いたり、止めゴムを付けたり
各自工夫を凝らしています。

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薪小屋の脇から尾根に取り付くと今年は小雪で半藪状態なので
歩くにつれて枝が体に触れて、うるさくって仕方ありません。

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代わる代わるラッセルのトップを交代しながら、先ずは372mピ
ークに立つ送電鉄塔を目指しました。

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372mピークを過ぎ、右手から尾根が合わさると尾根が広がって
漸くうるさい藪枝から解放されました。標高500mを超えたら雪質
もパウダーに変わって快調です。

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出てくる時の予報では今日は終日雪でしたが、登るにつれてガス
が切れて無風なので、この調子なら山頂(白山烏帽子山820m)
に届くかもしれません。

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去年は暖冬で雪割れが進んで険悪の為に、山頂部のマッターホ
ルン状の急峻な壁に近づけず、手前の荒沢峰(688m)で断念し
ました。一昨年も悪天に見舞われて荒沢峰から城山経由で下山
したのでした。

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だから今年届けば5年ぶりの登頂になるはずですが。さてどうな
りますやら。昨年は暖冬で一面マンサクの花が咲いて賑やかだ
ったのですが、今年は花のかけらも見えません。

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かわりにウサギの足跡が…。山の動物たちも春を感じて動き始め
たのかもしれません。

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この雪壁を登れば荒沢峰はもうすぐです。時間は11時をちょっと
回ったばかりで順調です。

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(クリック)
荒沢峰に到着しました。荒沢峰は雪に覆われた小広場になって
いました。またガスが湧いて小吹雪になりました。こんな天気には
GPSが頼りになります。

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じっとしていると寒いので小休憩の後すぐ白山烏帽子山に出発と
なりました。一旦60m下って最低鞍部から190mを登り続けなけ
ればなりません。

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左側は深い谷に雪庇が張り出しているので踏み抜かぬよう注意
が必要です。
つんつんと筆芽つんつん吹雪中
たむしばの芽が出ていると誰かが言いました。思わず偶成の一句
が出来ました。

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山頂直下は急斜面の雪原になっていました。ガスと吹雪が頬を打
ちます。軟雪のステップを崩さぬように一歩々登りました。
登攀の足元ばかり見て吹雪

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12:30登頂。ガスと小吹雪で寒いです。全員写真に納まったら
すぐ折り返します。荒沢峰まで下ってランチを摂ることに。

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荒沢峰の山頂直下で風を避けてランチタイムです。ガスと小吹雪
は止みません。寒いです。でもランチはいつでも楽しいのです。

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兎に角寒いので、詰め込んで一息ついたら直ぐ下山になりました。

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下山コースは荒沢峰から北西に緩やかに下って城山(242m)に
至る長尾根とリーダー氏の指示が出ました。60mほど下って右に
派生する尾根にトラバース気味に乗り換えるのですが、この視界
不良がちょっと気懸りです。

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案の定分岐を行き過ぎてしまい途中で気付いて引き返すことに。
間違えたコースを後戻りするってのは、損した気分になるもので
すねぇ。

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でも安全が第一です。往路のトレースを忠実に戻って無事に予定
時間どおりの下山となりました。

Photo
(クリック)
国土地理院背景地図等データ利用許諾番号2011-005号

赤い線は今回歩いたGPS軌跡です。ランチの後、荒沢峰を北進
して尾根を標高差60mを下りました。緑色の線の分岐を右へトラ
バースして尾根に乗り換える所を見過ごしたのです。青い線は昨
年の城山(242m)を経由した時の軌跡です。

生憎の天気で楽しみにしていたピラミッドピークの眺めも山頂から
の眺望もありませんが、仲間とわいわいやりながらラッセルをして
オイラにとっては5年ぶりに村松のマッターホルンこと白山烏帽子
山(820m)の頂上を踏むことが出来て目出度し芽出度の一日と
なりました。

(おわり)

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コメント

雪が少ないとは言え私から見れば凄い雪ですね!ワカンでの歩行お疲れ様でした。私は13日から菅平にスノーシューに行きます。先日 札幌雪まつりに行きましたがやはり例年に比べ雪が少ないとの事でした、でも雪像はなかなか見事でした。サッポラーメン(みそと塩)を食べましたが美味しかったです!

静岡の岳人さん おはようございます。ワカン歩行は普段使わない筋肉を使うので変な動きをすると、攣るのですよ。日頃怠けている証拠がこんな所で出るのですよ。(笑)菅平にスノーシューとはいいですね。オイラも真似して3月に根子岳に登る予定です。札幌雪祭りが中国の春節と重なって観光客で賑わったとニュースが流れていましたっけ。混雑大変でしたか。本場の札幌みそらーめんに塩ラーメン堪能されたようで良かったですね。

投稿: 静岡の岳人 | 2016年2月 9日 (火) 07時34分

白山烏帽子山、やっぱりいい山ですね~♪
登っている時はあまり感じないのですが遠くから見ると、まさにミニマッターホルン! 雪を纏った白い山はまさに白山烏帽子! ですよね。
三回ほど参加しましたが頂上踏めたのが1回、去年一昨年は途中撤退で今年は諦めました。
頂上踏めて良かったですね♪ 感激もヒトシオだったことでしょう。 (^◇^)

FUKU様 おはようございます。お立ち寄りありがとうございます。今年は小雪と午前中の雪止みのおかげで届いたようです。雪山はホント天気次第ですからね。ラッキーでした。(笑)午後はまたガスと吹雪に戻って眺望なしでしたが、皆でワイワイ登れてよかったです。次回の雪山が楽しみです。

投稿: FUKU | 2016年2月 9日 (火) 09時16分

村松のマッターホルン  天候が残念ですが
それなりに楽しんでおられるようですね!!
マッターホルンという呼称には憧れます(笑)永遠の夢でしょうけどね。
今日は久しぶりの晴れ間!!
仕事しているのがもったいないような天候!?
道路わきに積まれた雪も光っています。

kazu1954さん おはようございます。今窓外を見たら晴れてますね。こんな日はきっと仲間は何処かの山に出かけているのでしょうね。スイスのマッターホルンは遠くて無理だけど村松のマッターホルンなら晴れた日に一度じっくり見ていたいものですね。雪を着けた稜線が実に美しいのですよ。kazu1954さんも気が向いたら是非どうぞ。(笑)

投稿: kazu1954 | 2016年2月10日 (水) 10時12分

しゃくなげいろさま
力不足の爺なれば、とても会山行に付いて行けず
指を銜えているばかり、皆さんtoughですねぇ~
参加できるほどの力を着けたいものですが・・・
と言うことで白山烏帽子は未踏です。
何時か、条件の良い時にユックリペースで
案内して欲しいものです。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。今年は藪枝が出ていて、反発する枝に叩かれて閉口しました。小止みの雪と程々の深さのラッセルに助けられて届いてよかったです。でももう深雪のラッセルよか楽なスノーシューイングの方に惹かれますね。年々安易な方に流れていきます。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年2月14日 (日) 19時22分

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