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2016年6月 2日 (木)

カレー清水は旨い水(石花越)

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<拡大>5月18日(水)晴れ
平城畑へ下る途中で掬って飲んだカレー清水
は冷たくて、とろりと旨い水でした。

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朝一のフェリーに乗船して卯浪の沖へ出ました。

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人気の青粘口(アオネバ)は平日にもかかわらずハイカーを載せ
たバスが次々到着して混雑していました。

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雪割草は姿を消しシラネアオイ(白根葵)も盛りを過ぎて沢沿いは
青葉が濃くなってきました。

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シラネアオイ発見~!

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(クリック)青粘峠(727m)や笠峰(938m)に向かう標高が高い
登山道脇には盛りは過ぎたものの、まだまだ見頃でした。

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(クリック)笠峰に着きました。三角点を探して裏手の笹薮に潜りこ
んで…戻った時には手に山の恵みがこんなに。

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眼下に両津湾と加茂湖が…。

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笠峰から標高差90mを下って石花越に向かいます。佐渡では峠
のことを越(こえ)と簡明直截に呼ぶのです。金北山への縦走路を
左に分けてザレ場を小沢に沿って西に下れば平城畑(654m)ま
で花と芝生の蛇喰(じゃばみ)高原が広がりました。

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(クリック)点々と咲くレンゲツツジも石楠花もまだ蕾でした。

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「カレー清水」は餉(かれいい)清水じゃないかしら。餉(かれいい)
とは乾飯(ほしい)即ちアルファ米のことです。昔は外海府の女衆
が峠を越えて両津まで海産物の販売に物交品の重い荷を担いで
石花越をしなければなりませんでした。

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(クリック)朝まだ暗いうち起きて隊列を組んで、石花越に向かう途
中にカレー清水で行動食を食べたのかもしれません。一口含めば
とろりと旨い清水は昔も今も変りません。

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(クリック)途中で山芍薬をみつけました。

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(クリック)下りながら次々見つけて全部で10株も…。

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遠くの山並みの真ん中のトンガリ脇からここまでだらだら下って平
城畑(ひらじょうばた)に着きました。放牧牛を山へ上げるとゲート
が閉じられて、やがてこの道は歩けなくなってしまうのです。

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昔、外海府の女衆が物資の運搬に行き来した石花越を下って外
海府の海岸に出ました。海の向うはシベリアです。大佐渡山脈横
断の旅も終りが近づきました。

(おわり)




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コメント

誰が付けたのかカレー清水とは面白い名前ですね!「餉(かれいい)とは乾飯(ほしい)即ちアルファ米のことです」カレーの意味が良く分かりました!ガッテン!ガッテン!

静岡の岳人さん こんばんは。オイラは山の生水はいつも飲まないのだけれどカレー清水は旨いと感じました。佐渡は酒蔵が多い所だから水がいいのでしょうね。きっと。(笑)昔の佐渡海府の女衆は50キロの大荷を担いで峠越えをして稼いだと聞きました。餉清水とはその名残でしょうかね。

投稿: 静岡の岳人 | 2016年6月 2日 (木) 08時55分

佐渡へ行かれたのですね。
4月の初めころから、佐渡は花が次々に咲いてゆく良いシーズンになりますよね。
いつかまた機会を作って佐渡の山旅を楽しんでみたいですね。

kazu1954さん こんばんは。佐渡は居よいか住みよいかってね。佐渡はどこへ行っても何度訪ねても発見があって楽しい所ですね。病み付きになりそうです。(笑)

投稿: kazu1954 | 2016年6月 2日 (木) 16時12分

しゃくなげいろさま
卯浪初めて知りました。
語彙の豊富さについてはもはや学者の域ですね。
敬服の至りです。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。「卯浪」ってきれいな言葉ですよね。卯の花のような白い波の情景が浮かぶのですから。夏の編には更に多様な季語が満載の歳時記に目を瞠はる思いで、どっぷり嵌っている所です。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年6月13日 (月) 08時55分

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