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2016年6月28日 (火)

地蔵岳に登る(大日杉小屋・飯豊町)

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<拡大>6月22日(水)くもりのち晴れ
今日は大日杉登山口から地蔵岳に登りました。
ヒメサユリに逢えることを期待して。

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(クリック)黄色の線上を歩きました。
R113を南下してJR米坂線手ノ子駅前を左折、白川ダム経由の道
が途中通行止だったので、戻って川西町の玉庭から中津川へ合流
する道へ迂回したら登山口に到着したのは予定より略1時間遅れ
となりました。

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車道終点の大日杉小屋の前は広場になっています。大日杉小屋
は収容30名、小屋の標高が614mですから、目指す地蔵岳まで
標高差925m、距離3.5Kmを稼がなければなりません。

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大正10年に伐採されたという大日杉は、目通り四間四尺もあり
年輪は七百余年と伝えられます。昔、講中の道者たちが懺悔坂
を登る前に水垢離を取った祓川の左右には鳴滝神社と岩戸神社
跡の石碑がありました。
大日杉ありしは昔夏の宮

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(クリック)昔、法印様に先導された講中の白装束の登山者が「さ
んげさんげ六根清浄」と唱えながら登ったものでしょうか。急な懺
悔岩の滑りやすい岩盤を鎖を伝って側尾根の頂稜まで一気に上
りました。

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今日は風がなくて蒸します。葉っぱが茂る中を展望のない急な尾
根を只、黙々と登るだけです。でもこういうのって割と好きです。

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木ノ間越に鍋越山(1299m)から滝切合に続く尾根が見えまし
た。ガスって頂稜はもや~っと風がなくて、とにかく暑い日になり
ました。

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2合目のお田(1050m)の大杉を通過しました。根方に「御田三社
権現」の石祠が鎮座ましましていました。登拝者の参詣所だったに
違いありません。

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これから「騙シ(だまし)地蔵」へ向かいます。だまし地蔵とは地蔵
岳の東肩の峰で、見上げると先の本峰と重なって本峰と見紛うの
で「騙シ(だまし)」なのです。

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(クリック)辛い登りが続きます。ここが今日一の踏ん張り所かしら。
暑い上に、まだかまだかと長~く感じられる頃に山つつじの鮮やか
な色に思わず目が留まりました。

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漸く3合目の滝切合に着きました。灌木ヤブの西側が開けてガス
の切れ間に飯豊本山の稜線が垣間見えました。

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小休憩も、もう暑くてバテバテです。

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「あんまり休むとかえって後が辛いぞー!」ってリーダー氏の声に
尻を叩かれて先へ進んだのでした。

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4合目の地蔵岳の登りの途中でヒメサユリをみつけました。

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(クリック)おかしなもので、きれいな花を見た途端に何故か元気が
湧いてきたのです。

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頃合いもよく、ガスが切れて残雪の主稜線が姿を現しました。

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(クリック)期待して来たヒメサユリもとっくりと観賞しながら…

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ゆっくりランチを頂いたら、また元気が出てきました。

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(クリック)ランチの後は地蔵岳の三角点に立って飯豊本山を眺め
れば今日の目的は達成したようなもの。ここから眺める本山は堂
々として見応えがあるのですよ。

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(クリック)往路を戻り、最後の難関懺悔坂を慎重に下ってお花見
山行は無事終わりました。

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(クリック)
GPS軌跡 歩程 6:00(上り4:00 下り2:00休憩含む)
国土地理院背景地図等データ利用許諾番号2011-005号

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「飯豊」は簡単には登らせてくれませんね。でも、だからいい山だ
と思うのです。今日は飯豊山系の前衛峰に登って飯豊山の魅力
の一端に触れることができました。

(おわり)



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コメント

地蔵岳の急登がいかにもキツソウですね!しかも蒸し暑そうでお疲れ様でした。さぞかしヒメサユリの花に癒されたでしょう!さすがに飯豊連峰は前衛峰でも奥が深いですね!

静岡の岳人さん おはようございます。そうですね。飯豊山系は何処も稜線に立つまでは急登ですね。必ず岩場の通過があるしね。この日は蒸して汗が滝のように。(笑)ヒメサユリの色が濃いのは土質ですかね。目洗清水の稜線に沿って咲き続いていてきれいでした。

投稿: 静岡の岳人 | 2016年6月28日 (火) 10時43分

飯豊山 見果てぬ夢です~(笑)
前衛峰とはいえ、取り付きから手強そうですね。やはり信仰の山なんですね。

kazu1954さん おはようございます。昔大日杉という目通り四間四尺の大木があり、祓川の畔に岩戸神社の石碑がありました。講中の道者が水垢離して白装束で登拝したのでしょうね。「御田」(おた)の呼称もその名残でしょうか。オイラも飯豊山は生涯の憧れです。

投稿: kazu1954 | 2016年6月28日 (火) 15時33分

しゃくなげいろさま
歴史あるこのコース2度歩きました。
暑い中、お疲れ様でした。
ヒメサユリと飯豊本山の展望で癒されたことでしょう。
コースは違うけど急に山都の蕎麦懐石が食べたくなってきました。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。輝ジィ~ジ様も2度歩かれた由。途中の暑さと苦労と癒しの過程がそのまま信仰登山の真意を演出しているようで飯豊山登山の奥深さを感じます。山都のそば美味いですね。酒を酌んで蕎麦で〆るなんていいですね。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年7月 4日 (月) 18時02分

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