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2016年9月26日 (月)

朴坂山に登る(一等三角点本点)

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9月25(日)晴
黄金の棚田、正面の尖りは光兎山(こうさぎさん)
遠くに朝日連峰、一等三角点の山頂風景です。

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R290から女川橋を渡り左折して朴坂集落に入りました。これから
一等三角点本点のある朴坂山(438.2m)に登ります。

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「岩船郡に鷲ガ巣山、光兎山など近くに名山があるのにかかわら
ず、僅か標高438メートルの朴坂山が一等三角点本点として選
ばれたのは、東京の基本点から拡張してきた一等三角点の帰着
点であって、その標高よりも、求めるべき地点にあったからであろ
う。」(「越後の山旅上巻」藤島玄著)

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と玄さんが朴坂山のことを書いています。ローカルで地味な山なの
です。

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集落の外れに来ました。神明社の古りて苔むす石段を上ると拝殿
の脇から登山道が始まります。

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登山口は階段脇の杭に貼られた紙の字が「朴坂山」と辛うじて読
めました。

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ヤブっぽい道です。古いコンクリートが敷いてありました。昔村営の
観光栗園があった頃の名残のようです。

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途中で送電の鉄塔保守道が交差していました。

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緩斜面の広々とした杉団地に出ました。177mの独標から西に派
生する尾根に沿ってほぼ平坦な道が続いていました。

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取り付きから約1時間で独標尾根の小鞍部の地点に出ました。

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栗園の名残の栗の木から昨夜の風雨で落下したのでしょう。栗
の毬が散乱していました。今年は木の実の不作が原因で熊が異
常出没しているというから、ちょっと心配です。

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ブナの大木の辺りから急坂に変わりました。斜面に張られた滑落
止のロープが連続して現れました。

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今日は蒸して風を感じません。辛い登りが続きました。

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標高400メートルの縦走路へ出ると尾根は90度曲がって南東へ
向きを変えます。

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分岐から20分で山頂の一画にたどり着きました。

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稜線は南西へ蛇行して最低鞍部のあこや谷へ150メートルを一
気に下り、そこから100メートル上ってみくら山とその奥の嶽薬師
へと続きます。

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このキレット越えがこのコースの醍醐味の一つなのですが、今は
藪が濃い上に刈り払いがされていないと聞き、縦走は藪が落ちて
雪が降る頃まで待つことにします。

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三角点のある山頂へ戻りました。

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一等三角点本点はヤブの中にありました。

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山頂の小広場には立派な祠がありました。
里山の大山祇の宮の秋

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(クリック)
遠くの山波は朝日連峰です。

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(クリック)
白雲の鷲ガ巣山の特徴的な山容が望めました。麓の集落から約
2時間、今日は仲間3人だけの静かな山旅となりました。

(おわり)

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コメント

ブログの雰囲気からそうかなと思いましたが、3人の山旅ですか。常とは違う静かな感じが伝わってきました。

Kazu1954さん おはようございます。そう、静かなのです。ローカルでマニアックな山ですから他に登山者とスライドするなんてこともないし。(笑)山頂に立つとアキアカネが舞っていて誠に長閑な風景なのですよ。

投稿: Kazu1954 | 2016年9月28日 (水) 13時21分

確かに標高438メートルの朴坂山が一等三角点本点として選ばれたのは藤島玄さんがおっしゃる様に地理的条件に恵まれたラッキーな山なんですね!そんな山を3人で独占して良かったですね!

静岡の岳人さん おはようございます。ローカルでマイナーな山なので滅多に人に遇わないのですよ。(笑)でも風光明美で飯豊連峰に朝日連峰に日本海の粟島まで見える静かでいい山なのです。

投稿: 静岡の岳人 | 2016年10月 1日 (土) 18時30分

しゃくなげいろさま
良い山歩きされましたネ。
偶には誘ってくださいな。(笑)

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。会の周年記念登山の下見に行ったのです。当初は要害山から朴坂山を経由して嶽薬師まで通しの予定でしたが、夏ヤブの具合が心配になって急遽。案の定ヤブがひどいことが判って、一番安易な往復にしたって訳で。(笑)通しの縦走はヤブがすっかり落ちた降雪前か雪解間もない頃でないとですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年10月 3日 (月) 20時12分

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