« 吟行に出かける | トップページ | 晩秋の蕎麦の味 »

2016年10月25日 (火)

大崎古道を登る(八海山)

Img_1041_r<拡大>
10月21日(金)晴
今日はリーダー当番で八海山の大崎道を登
りました。三角点下から八色原の眺めです。

Img_0991_r

八海山尊神社の大鳥居の前で先ず参拝しました。柏手を打つと
「龍鳴」が聞こえました。

Img_0905_r

地形の具合でしょうか。空気振動で共鳴して龍が鳴いているよう
に聞こえるのです。

Img_0895_r

境内の一画に八海山中興の開祖木喰泰賢行者が修行された岩
窟が保存されていました。

Img_0892_r

大崎道は享和3年(1803)に泰賢行者によって開通されました。

Img_0894_r

登山道は1合目里宮の前脇の杉林からスタートします。

Img_1000_r

八海山登山はロープウェー利用が一般的なのですが、今日は昔
のように古道を1合目から辿ります。

Img_1009_r

8mの垂壁に掛けられた長梯子と鎖を伝って登った所が2合目の
十二倉ノ森で標高500m、姫小松とミズナラの大木がありました。

Img_1016_r

2合目半、樹林の斜面に苔むした石組に囲まれた金剛霊泉から
清水がこんこんと湧き出ていました。大杉の根方には石仏と石碑
が並んで厚い信仰を物語っているようでした。金剛霊泉は新潟県
の名水100選です。
こんこんと清水こんこん水澄めり

Img_1019_r

金剛霊水からほど近く標高720mに霊泉小屋がありました。トイ
レは別棟でストーブも設置されていて清潔な小屋でした。

Img_1022_r

眼下に広大な八色原が眺められる絶好の休み場でした。

Img_1024_r

気持ちのよい黄葉のブナ林を抜けると、支稜を急登して猿倉尾根
からの主稜線と合流して3合目880mの接待場に着きました。
さくさくとさくと黄落ぶな径(こみち)

Img_1030_r

霊神塔が林立する小広場から小出市街の眺めが広がりました。

 

Img_1047_r
(クリック)
4合目1200m八海八峰の岩峰群から金城山、巻機山の展望が
一気に開ける展望台に出ました。円頂の薬師岳は7合目でその下
部の赤マルの女人堂がある6合目はまだまだ遠いのです。

Img_1052_r

「取り付きから4時間もかかっているんじゃ仕様がない。」って言葉
がパーティの中から聞こえてきたけど、ちょっと待って…。

Img_1057_r_3 Img_1058_r

今日は登頂が目的じゃなく…、泰賢行者が開削した登拝路をゆっ
くり登って往時を偲んで欲しかったのですが…。って言いたいのだ
けれど…。でもこういう考えってなかなか理解されないんだよね。

Img_1070_r

そんなことを独りごちている内に6合目女人堂標高1360mに着
きました。今の時刻は12:40だから今日はここで打ち止めです。

Img_1067_r_2

女人堂から遥拝する薬師岳は実に大きくて、山懐に抱かれている
安堵感がいや増してくるようでした。明治維新前はこれより先は女
人禁制でした。
泰然として愁色の薬師岳

Img_1068_r

ゆっくりランチにして後は往路を戻ることにしました。

Img_1073_r

周囲を見回すと結構きれいに紅葉していました。
猿田彦命の山の濃紅葉

Img_1078_r

漕ぎ池は八海八湖のうちの1湖で、地形図の池の峰(1294m)の
周辺に池が集中しているのは女人堂下の岩崩れ地帯の断層によ
る堰き止めが成因といわれています。

Img_1080_r

八海山の名の由来となった山上湖はブナ林の奥にありました。

Img_1083_r

ナラタケが発生していました。

Img_0997_r

スギヒラタケは今では毒菌に成り下がって誰も見向きもしなくなり
ました。

Img_1055_r

傘がひび割れたホンシメジ?だったら美味い食菌なのですが。

Img_1086_r
(クリック)
標高1200mの4合目標柱まで下ってきました。登り始めから約
6時間いい山歩きが出来ました。

Img_1091_r

ロープウェー山頂駅まで下りたら行楽客の人の波にもみくちゃに
されました。今は紅葉時期の行楽シーズン真盛りですからね。ロ
ープウェーは便利だけど、おいら不便でも静かな方がいいな。

(おわり)




























|

« 吟行に出かける | トップページ | 晩秋の蕎麦の味 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

確かに八海山もロープウェイで行けばらくちんですね!縦走はなかなか難しいですね。紅葉が綺麗ですね!昨日 山梨百名山の滝子山に下見に行きましたが紅葉はまだでした。お土産はもちろん甲州ブドウです。

静岡の岳人さん おはようございます。ロープウェーが出来るまでは1合目から6時間かけて登り、9合目の千本檜小屋泊で翌日八峰を登ったものです。大崎古道はとにかく長いのですよ。今年は黄葉が主で赤が少ないですね。滝子山は確か2年前に初雁駅から登った高川山の対面に見えた鋭鋒でしたかね。本場の甲州ブドウは美味でしょうね。

投稿: 静岡の岳人 | 2016年10月25日 (火) 09時35分

行者が開削した登拝路を~
そうですよね!どうしても頂上をだけではないですよね(笑)
昨夜のNHKで笑福亭鶴瓶の「家族に乾杯」の中で、古舘伊知郎と南魚沼を歩く番組がありました。八海山は勿論、鶴齢の青木酒造もかなり名前入りで取り上げられていました!?
また、鶴齢が飲みたくなりました(笑)

kazu1954さんおはようございます。大崎道は日帰りだと健脚者でも地蔵岳往復がやっとだと思います。2年前に仲間と登った時はもうヨレヨレでやっとでした。(笑)先日八海山尊神社参拝の帰りに地元の酒屋で八海山を買おうとしたら、在庫があまりないけど鶴齢ならと言われ、じゃぁそれもと買って来ました。これからちびりやろうと思っています。(笑)

投稿: kazu1954 | 2016年10月25日 (火) 10時10分

しゃくなげいろさま
会山行リーダーお勤めご苦労様でした。
天気が良く何よりでした。
会山行、その時の意味も解らず参加する会員もいますからねぇ~
リーダーは大変だ。

輝ジィ~ジ様 おはようございます。いつもありがとうございます。確かにコース取りが中途半端だったかな。オイラも立場が変わればそう言ったかもしれませんね。せめて千本檜小屋までとか。小屋泊で翌日は八ツ峰をゆっくり登拝して…なんて。でもそうしたら集まるかな。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2016年11月 8日 (火) 08時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大崎古道を登る(八海山):

« 吟行に出かける | トップページ | 晩秋の蕎麦の味 »