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2017年6月22日 (木)

光兎山に登る

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6月17日(土)くもり後晴
与平戻シの頭から下って光兎山(966.3m)へ。
山霧が時々視界を閉ざしました。

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登山の前に麓にある光兎神社にお詣りしました。貞観3年辛巳(か
のとみ)は861年清和天皇の御代に『天台宗祖慈覚大師の古刹に
して郷土の鎮守光兎大権現と尊称し来りしが御維新以降光兎神社
と改号、御祭神月読命を奉仕せり』

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と神主さんが御由緒を説明してくれました。

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神殿脇に湯殿山の石塔が祀ってありました。光兎山は維新以前は
修験道の山でした。小国盆地の道者の行場だったようです。

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碑蔭の刻字は文化十一年甲戌(きのえいぬ)天十月七日と読むの
かな。1811年に村の講中が寄進したものでしょうか。

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万緑の奥その奥の神の山
若橅の緑がきれいです。今日は暑くも寒くもなく時折山霧が流れる
風情は清々しいです。

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虚空蔵峰(「奥山」)三等三角点629.4mに着きました。苔むした
燈篭と「虚空蔵菩薩」碑陰に「中束講中」と刻字の石塔が建ってい
ました。

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暫く平坦な稜線歩きが続き、緩い下りの後登り返した所が観音峰
621mです。常連らしい登山者の叔父さんが祠の扉を開けてくれ
ました。

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雷(いかづち)峰の登りの途中で振り返ると観音峰(手前)と奥に虚
空蔵峰に雲が懸かっていました。

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月読の命(みこと)の山の青葉木菟
細尾根の急坂を上り切ると雷峰(805m)に着きました。

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ここまで登れば細尾根と低い灌木帯から周囲の山々が見渡せる
筈ですが、今日はずっとこんな感じ。でもこういうのって割と好き
です。

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光兎山は女人禁制の山でここから先は登れなかったのです。ご禁
制が解かれたのは昭和24年のことだったそうです。

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姥石を過ぎ与平戻しの頭を越すと一旦下り鞍部から一気の登りが
始まりました。「駒返し」の岩場はロープの助けを借りて突破しま
した。

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急坂を上り切って山頂に到着しました。

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『峰ニ香鷺権現ノ祠社アリ、大日如来ヲ祭ル。毎年八月五日、諸人
峰ニ至テ之ヲ拝ス。行程二里半余、急峻ニシテ登ル事甚ダ剣難ナ
リ。』(越後野志 香鷺山)

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2等三角点966.3mに到着しました。山頂は小広い台地になって
いて真中に1m角くらいの鉄板製の大日如来を祀る宮殿が安置さ
れていました。

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下りの途中で晴れて光兎山がその全貌を見せてくれました。端正
なピラミッドでした。

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(クリック拡大)
雷山に佇って振り返りました。与平戻しの頭(手前)と光兎山が見
えました。右奥は頭巾山でしょうか。

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名残を惜しむように後ろを振り返り~~して往路を戻りました。

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(クリック拡大)
光兎の山に上りし月涼し
光兎山(こうさぎさん)は月の名所として有名です。オイラはこのア
ングルが一番好きです。

(おわり)

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コメント

麓にある光兎神社も歴史がありますね。光兎山 端正なピラミッドがカッコイイですね。卯年に登ると良いですね!

静岡の岳人さん おはようございます。光兎山はニョッキリ抜き出ているので、どこからでもよく見えて恰好がいい山なのです。昔は北前船が航行の目印にしたとか。「卯年に登る」なんていいですね。(笑)兎ヶ倉山(うさんくら)とか、外にも兎を冠する山は結構ありますが、みんなトンガリ山です。

投稿: 静岡の岳人 | 2017年6月22日 (木) 09時12分

最初、光兎が読めなくて、何年か前に、珠に山行で出会う御仁との会話で漸くコウサギの読み方に合点がいったことを思い出しました。意外に登り応えがあると記憶しています。

そうですね。香鷺山、光鷺山、鴻鷺山とか雪形で小兎山とかいろいろ説があると聞きました。雷山辺りから結構な急坂が続くので確かに登り応えがある山ですね。(笑)

投稿: kazu1954 | 2017年6月23日 (金) 10時26分

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