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2017年6月20日 (火)

旅の終わりに大野亀

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Z坂を押出岬まで上って振り返るとトンガリ山の
知行山とトドの峰が。絶景でした。

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関の海は穏やかでした。下山してから宿のバスで大野亀へ向かい
ました。五十浦を過ぎて岩谷口まで来た海岸道路は押出岬の絶壁
に阻まれました。岩谷山の下にある海食洞は観音堂の背後から入
ると小木の洞窟まで続いているという伝説があるそうです。

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(クリック拡大)
押出岬へ絶壁をジグザグに上って峠に出ました。窓越しに見えた
関岬へ続く海岸線の眺めは見事でした。峠から谷越えの緩やかな
下り道が続き現れた大谷に懸かる海府大橋を渡りました。

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昭和43年(1968)に完成するまでは落差65mを大ザレ川の川床
まで下りて対岸に渡っていたそうです。小中学校の運動会になる
と近郷の人達は発動機船で海岸を回って集まったものだと宿の主
人が話してくれました。

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次は真更川(まさらがわ)に来ました。春の風物詩で有名な「百万
遍念仏講」が現存されている集落です。村の人たちが御堂に集ま
って1000個の大数珠を抱えて、ぐるぐる1000回廻るのです。
大数珠1,000ヶ×1,000回周回=100万回です。

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海よりの大青田風旅にあり
昔は周辺の集落毎に大数珠が貸し出されたそうで、ゆっくり回っ
ていては間に合わないので、村人総出で「走って走って回ったよ」
って宿の主人が言いました。

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真更川に注ぐ大川を遡り、標高差400mの山越えをして内海府の
北小浦に抜ける「山居越」(さんきょごえ)の途中にある山居池の畔
でその昔、弾誓上人が修行されたのでした。

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潮の香に玫瑰の実の熟れはじむ
『当山(光明山)と檀特山に日夜往還し、時ごとの勤行は晨鐘は当
山、日中は檀特山西山院へと両所に兼任したといっている。毎日
朝昼往還することは両所の距離からして不可能であろうが、たえず
行き来していたことは間違いなかろう。』(越後・佐渡の山岳修験)

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青々と海にせり出す青棚田
今度北佐渡へ来たら山居池の畔にある光明仏寺(今は無住寺)に
一度訪ねたいと思うのでした。バスは真更川を過ぎここは北鵜島
に差し掛かかりました。

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裏佐渡の車田植を守りし村

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バスはまた海岸に沿って走りました。行く手に大野亀が見えて来
ました。

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大野亀はカンゾウ祭りを明日に控えて花も人出も大賑わいでした。
かくして旅の終わりも近づきました。

(おわり)








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コメント

佐渡の大自然、文化を満喫した旅でした!
TVのコメントでは、こんな感じですか?
安っぽい言葉では言い表せないんでしょうね。素晴らしい連載を楽しませていただきました。

kazu1954さん おはようございます。1泊2日の旅をこんなに引っ張っちゃってすみません。(笑)お付き合いありがとうございました。

投稿: kazu1954 | 2017年6月20日 (火) 10時57分

「青々と海にせり出す青棚田」本当に海岸縁まで佐渡産コシヒカリの田んぼですね、大野亀のカンゾウの群落も見事ですね!

静岡の岳人さん おはようございます。外海府は今の時期は棚田の先に青い海が見えてステキですね。海岸線を走ると大野亀が見えて来る所はいい眺めでした。甘草が盛りでした。

投稿: 静岡の岳人 | 2017年6月20日 (火) 16時55分

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