朱鷺の山に登る
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これから、宿の程近くにあるトキ復帰ステーションを訪ねます。こ
こはトキの野生順化訓練をする環境省主管の施設です。
たった今見つけたトキは人の姿を見かけただけで、すぐに逃げて
しまいました。とても敏感で臆病です。
季節は秋。キノコをみつけました。ヌノメ(ヌメリイグチ)です。
傘裏のスポンジ状の猪口の部分を手で剥いたら、味噌汁の具にす
ると舌触りがつるつるして滑らかな美味い茸です。
朱鷺白し顔(かんばせ)赤し九月尽
今年9月に17回目の放鳥で19羽が飛び立ち、2017年10月現
在の野生のトキ数は300羽とのこと。
放鳥の後、今は空っぽになったの順化ゲージの中に入れてもら
いました。
ことごとく刈田となりし島棚田
トキセンターを後にして里山を下り、プラプラ歩きをしました。長閑
でとてもステキな風景でした。
ランチタイムはトキの方が一足早かったようです。
オイラたちはプラプラ歩きで今やっと宿に着きました。ランチを食
べたら午後の便で帰ります。
(おわり)
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コメント
今 朱鷺は300羽もいるのですか!凄いですね!空を舞う朱鷺が良いですが、棚田の刈田にトキも絵になりますね。立派なトキセンターですね。絶滅危惧種の南アの雷鳥も年々減少しているようです。繫殖保護を進めているようですが、なかなか上手く行かないようです。
静岡の岳人さん おはようございます。年々増えていますね。島の街に人も猫も見かけないというのに小佐渡の山にトキを探す人ばかりが目につきました。(笑)朱鷺は今や島の宝ですから、施設で大事ーにされているのです。ライチョウ保護は大変そうですね。新潟も火打山に定点カメラを設置したら山頂部に猪の集団が写っていたとか。
投稿: 静岡の岳人 | 2017年10月25日 (水) 09時09分