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2018年7月 6日 (金)

岩谷口を訪ねる

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6月15日(金)晴
「南無阿弥陀仏 浄厳」 と読めます。今日は木喰
浄厳上人の足跡をたどりました。

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前方にグリーンタフ(古代青粘地層)の岩山が見えて来ました。
慶長9年(1604)の10月15日の満月の夜に伊勢、熊野、八幡、
住吉、春日の五社の神が現れ、換骨の法を施し、神道の秘奥を
授けられて弾誓上人が生まれ変わったという聖地なのです。

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阿弥陀如来から直伝の教えを授けられた弾誓上人はその後、見
聞きするものは忘れず心鏡明瞭になり、凡人の持たない験力を得
たのでした。

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弾誓上人は授けられた阿弥陀如来の説法を書き記して『弾誓経』
を残しました。ここにおいて従前の釈迦如来の信仰が中心だった
檀特山が彼の参籠修行によって阿弥陀信仰に置き換えられてい
ったのです。

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弥陀から説法を聞き秘訣を受けたことにより彼は「光明仏」といわ
れるようになり、阿弥陀如来の化身と見られるようになりました。

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岩窟の伝説の竜眼の池の由来書ともう一つの伝承のこと(赤枠)
それは宿根木村の岩屋の穴から犬を入れたら岩谷口の窟に出た
という話が記されていました。

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手前の岩屋から離れた所にもう一つの岩屋があって、入口の上の
岩肌に「南無阿弥陀仏の六字名号」が刻んでありました。これは始
祖弾誓上人から数えて7代目の浄厳上人の名号と思われます。

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跳ね坂を登り切った峠から関集落の優美な海岸線が望まれまし
た。これから真更川から弾誓上人の夏場の修行地だった「山居」
の池と光明仏寺へ向かいました。
(北佐渡紀行 その7)
(おわり)

参考図書  越後・佐渡の山岳修験 鈴木昭英著 法蔵館
        地蔵の島・木食の島   田中圭一

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コメント

浄厳上人の足跡・・・初めて知りました。いろいろ勉強になりますね!

静岡の岳人さん おはようございます。佐渡には名号塔が今も残っていて、念仏が身近にあるように思えました。あの徳本峠ゆかりの徳本上人の名号塔もありましたっけ。

投稿: 静岡の岳人 | 2018年7月18日 (水) 17時08分

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