佐渡外海府を歩く
昨夜は調子よく酒が進んだので、朝起きがけの熱い珈琲をオー
ダーしたら「隣村に自販機があるよ。」と宿の主人に言われ、てく
てく海辺を歩いたのです。
後ろは 山、前はすぐ海。車がまだ通らない早朝の裏佐渡の海辺
は爽やかでした。
うぶすなの太古のごとく梅雨の山
海馿(とど)の峰の岩壁は迫力がありました。聞けば2億年前に隆
起した岩盤が摩擦熱で、表面がつるつるになったという「鏡岩」で
ジオパークの拠点となる山なのでした。
岩ゆりの点々点と花明り
一帯は地滑り地帯で植物の化石がよく採集されるのだそうです。
祀らるる廃帝の皇女梅雨の宮
二宮(にくう)神社にお詣りしました。祭神は順徳上皇の第二皇女
で、慶長の代に関村が成立する過程で先祖たちが佐和田村から
連れて来た云い伝えを宿の主人が教えてくれました。
はまなすのふくらみ初めし花は実に
浜茄子の花は終り、赤い実がふくらみ始めていました。
(北佐渡紀行 その5)
(おわり)
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コメント
裏佐渡の海岸なかなか素朴で風情のある所ですね!民宿で美味い魚を摘まみに地酒で一杯、貴兄にお似合いです!
静岡の岳人さん おはようございます。
佐渡は民宿の魚料理と地酒の宴会が楽しみで
毎年通っているのが本音です。花より団子(^^)/
投稿: 静岡の岳人 | 2018年7月 4日 (水) 15時55分