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2018年9月20日 (木)

秋は吟行の季節

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9月11日(火)晴
山から帰って翌日句会の吟行に長岡市(旧小国町)
に出かけました。

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猛暑も収まって少し涼しくなると、吟行の季節を迎えます。持ち回
りの幹事当番なので、今日は旧小国町に遠出しました。

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やんま来てついと飛び去る萩の庭
この古民家は豪農の館で今は長岡市が管理しています。広い前
庭に大株の萩が咲き始めました。

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その昔一帯の農地の7割を占有し、年貢米4千俵を徴収する大庄
屋の当主は貴族院議員を務めたといいます。新潟は大地主が各
地に威勢を張っていた時代があったのです。

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秋の炉の燃えてをらねど懐かしき
そんなことも、あんなことも切り取って句を詠むことに余念があり
ません。上手く詠めたらいいね。

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次は紙漉き場を訪ねました。小国の手漉和紙は今では高級品で有
名になりました。

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紙漉き」は冬の季語です。昔、雪深い越後では冬場の副業とし
て紙漉き、機織り、藁編みは重要な手仕事でした。

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原料となる楮(こうぞ)を収穫➡切り揃え蒸して皮むき➡皮引き➡
煮る➡チリ選り➡叩く➡紙漉き➡しぼり➡紙干し➡完成と実に手
間のかかる仕事なのです。

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豊年の棚田の里に紙を漉く
完成まで一連の作業はその道20年の熟達者揃いと聞きました。
ミリの厚さの和紙は漉き桁の揺らし方で調整するそうです。

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鰯雲手漉きの和紙といふはこれ
正に神業。見ている間に次々と和紙が漉き上がりました。

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最後に訪れたのは句会場の法末村。「ほっすえ」と読みます。小
千谷市と小国町をセパレーツする西山丘陵の麓に位置する過疎
の村でした。

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今は70戸の過疎の村ですが、昔は元気な若者も大勢いて大相撲
の力士を3人も輩出した大村だったそうです。

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旧校舎跡が宿泊施設になっていて、村のお母さんたち手づくりの
山菜山盛りの皿がずらり並んで昼食は美味しかったです。

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昼食が終ればいよいよ句会が始まりました。

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最後にお土産物付きで、思い出に残るいい句会となりました。
(おわり)

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コメント

句会お疲れ様でした。「やんま来てついと飛び去る萩の庭」この句がシンプルで分かりやすいですね!山菜料理の昼食が素朴で美味しそうです!

静岡の岳人さん おはようございます。山里は稔田の黄色に染まっていました。山間の集落の山菜料理美味しかったです。また訪ねてみたいと思う所でした。

投稿: 静岡の岳人 | 2018年9月20日 (木) 11時00分

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