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2018年11月 2日 (金)

裏菱から表菱ヶ岳へ

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10月22日(木)晴
菱ヶ岳を裏(阿賀町)コースから表(阿賀野市)
へ横断しました。

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新編会津風土記(会津藩官選の地誌)に『中ノ沢新田 古岐村の
西一里十二町にあり、家数二十軒。四方重山にて東は川に沿ふ。
』とあり、菱ヶ岳は『村西三十町計りにあり頂まで一里余、南は石
戸村に界ひ、北は五頭山、大峰山等の諸峰に連る。』
とあります。

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五頭連峰の稜線を境界にして東側は旧会津藩領、西側は
新発田藩領でした。表五頭が新潟から近いので早くから
開けあたのに比べて裏五頭
は不便な分だけ
、手つかずの自然が残ったようです。

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裏菱ヶ岳の天平(ていぺい)尾根の登山口は、平家の落人伝説の
村のその奥にありました。取り付きから急登の低木藪を振り返る
と雲海が広がりました。

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旧会津領の山々秋天下
低木ヤブ越しに会越国境の山々が姿を現しました。

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奥阿賀の青嶺畳々照紅葉
遥か遠くに御神楽岳
と左に笠倉山のトンガリが見えました。

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天平(てんぺい)を乗越すと右側にぶなの原生林が広がりました。

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好日の大秋晴れを賜りし
菱ヶ岳が頭上に迫る頃、小突起の岩稜に出ました。
振り返ると、飯豊連峰が
せり上がって
、しばしうっとり見とれたのでした。

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与平峰は与平沢ノ頭で、菱ヶ岳と中ノ岳の中間に位置して主稜が
くの字に屈曲する頂点に出ました。これから主稜を西へ菱ヶ岳に
向かいました。

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稜線の途中から急坂の天平尾根の全容が見えました。

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蒲原平野の西に弥彦角田が見えました。
弥彦山と角田山が見えると何故かほっとするのです。

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菱ヶ岳を越えて表の菱ヶ岳コースを下ってきました。

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裏菱ヶ岳は太い原生林だったのに対して、表側はやや若い二次
林なのです。昔燃料用に伐採されて、戦後に植林されたと聞きま
した。

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菱ヶ岳の西主稜がこの下で断崖となって落ち込むのです。頂部に
杉を疎生した杉端(すぎはな)の大岩峰を通るのが冬道、無雪期
は露岩を絡むへつり道の夏道を辿ります。

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(クリック拡大)
後半の難関、杉端(すぎはな)も無事通過しました。

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通いなれた表菱ヶ岳コースも終盤が近づきました。色づき始めた
紅葉もこれから本番を迎えます。今日は好天に恵まれていい山
歩きができました。
(おわり)


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コメント

菱ヶ岳は見晴らしも良い山ですね!色づき始めた紅葉が綺麗です!私も明日3日は我が山の会の創立記念ワンドラー 120名参加で浜松市天竜区の二俣城址に行きます。帰りはまた大宴会ですよ!

静岡の岳人さん おはようございます。紅葉が里山まで下りてきて見頃になりましたね。120名参加の大山行と大宴会ですか。大いに楽しんで下さい。(^^)/

投稿: 静岡の岳人 | 2018年11月 2日 (金) 09時00分

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