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2018年12月18日 (火)

冬晴の一等三角点の山

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12月16日(日)晴
しぐれ模様の日々が続くこの頃ですが、偶の
晴天が山行と重なりました。

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断崖の石切り場跡冬ざるる

「金津庄湯川村ニアリ、金津山ト連続シテ狐峰削ルガ如シ。山足
ヨリ頂マデ十町許リ、此山ニ石匠アリテ路ヲ修メ牛馬ヲ通ス可シ」

古文献の『越後野志』の記述に石切り場と思われる箇所がありま
した。

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この広い道は切り出した石を麓に下ろす運搬路だったらしい。

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青々と枯あぢさゐに冬芽立つ

「里人ノ伝説ニ、昔真言僧、空法上人ト云フ僧開基シ、山中ニ
三十八寺ヲ建テ、峰上ハ奥ノ院ニシテ護摩堂アリ、故ニ山名トス」

(越後野志)
山名の由来がわかりました。

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広々と蒲原五郡大冬田

山頂広場から蒲原平野と沖に角田山、弥彦山が見えました。一等
三角点の多宝山と25キロ先の底辺を繋いだ線上に護摩堂山が並
びます。

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ここから一辺平均25キロの三角の枠を求めると北東に五頭山塊
の松平山が、南東に川内山塊の日本平山の一等三角点の山々
で三角形を形成するという訳です。

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(クリック拡大)
簇々となめこ亭々大冬木

真東に菅名山塊を望む目の前の枯木に冬ナメコを見つけました。
もう3日早ければみずみずしいナメコをゲットできたのに残念。

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遠嶺雪風沈々と十二月

梢越しに遠く飯豊連峰が白く横たわって見えました。来月には
いよいよラッセル山行が出来る程に雪が増えているでしょうか。

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石祠苔青々と冬の杜

苔むした大山祇神社の石祠がひっそりと建っていました。

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湯の宿へ十駅ほどの冬の旅

下山した後は麓の湯田上温泉にゆったりと浸かったら、風呂上り
はビールをその次はこれで〆ました。
(おわり)

引用参考文献 越後の山旅 上巻 藤島玄著
          越後野志  小田島允武著

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コメント

凄いですね!古文献の『越後野志』まで読んでいるのですか、アカデミックですね!川内山塊に日本平山があるのですね、うちの裏山は富士山の絶景スポット標高300mの日本平です。やはり〆は味噌ラーメンと酒ですか!!温まりそうですね!

静岡の岳人さん おはようございます。越後野志は江戸時代、文政年間に越後水原(現阿賀野市)の書籍商小田島允武という人が書いた風土記です。江戸時代後期に越後は文化人が活躍したようですね。静岡の日本平は眺望絶佳の山ですが、新潟の川内山塊の日本平山は便悪く、ヒルの棲み処で今尚秘境なのですよ。山の湯上りは味噌ラーメンと地酒です。(*^^*)

投稿: 静岡の岳人 | 2018年12月19日 (水) 08時59分

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