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2019年6月22日 (土)

姫小百合を見に行く

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6月20日(木)晴
梅雨晴れの一日ヒメサユリを見に光兎山(こうさぎさん関川村)
に登りました。

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(俳句)一山を神とし祀る梅雨の宮
麓にある光兎(こうさぎ)神社に参拝しました。
「貞観3年辛巳(かのとみ)(861年)天台宗祖慈覚大師
の古刹にして郷土の鎮守光兎大権現と尊称し来たりしが御維
新以降は光兎神社と改号、御祭神は月読命を奉祀せりと云々。」
(光兎神社由緒書)

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拝殿の横に太平山と湯殿山の自然石が祀ってありました。
光兎神社の伝承では維新前は修験道で大乗院と称したと
あります。(由緒書)

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「文化11年甲戌(きのえいぬ)(1814年)為講中」
と碑陰の文字が読めました。小国盆地の湯殿山道者が山稜を
踏んで間道を往来した名残でしょうか。

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気持ちの良いブナ林の道を登りました。

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主稜の西端、平頂の虚空蔵峰(629m)に着きました。
天保15年と刻字された石燈篭と虚空蔵菩薩の自然石
が祀ってありました。

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(俳句)緑濃きぶな山奥の蝉しぐれ
南斜面を緩やかに捲いて、下って登って観音峰に向かいました。

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観音峰の社殿裏の木の間越に雷(いかづち)峰と奥に
光兎山(966m)が見えました。登山口から2時間で
行程の半分まで来ました。

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灌木藪の稜線に出ると視界が開けました。振り返ると観音峰
と虚空蔵峰が見えました。

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(俳句)あの山の向うは羽前百合の花
ブナ林の長尾根の北斜面を捲いて、雷大権現の石祠のある
岩稜の先端部(805m)に出ました。

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(俳句)山霧に揺るゝともなく姫さゆり
雷峰と与平戻しの鞍部にまだ咲き残っていました。今年は
2週間程早咲きだったのです。

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姥石は女人禁制を冒して石に化せられたという修験の山の
標本でした。光兎山は昭和24年に解禁となりました。

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与平戻し峰を過ぎると最低鞍部から160mの急登が
待っていました。

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「あそこが山頂?」いやいや登るほどにダマカシ山が次々と
現れて容易には登らせてくれないのでした。

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ようやく登った山頂は静かでした。

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(俳句)雲の峰いぬ鷲高く高く飛ぶ
どこからかイヌワシが一羽悠々と上空を舞いながら、また
どこかへ飛び去って行きました。

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(俳句)谺して遠郭公の谷深し
遠かっこうには癒されます。今日の天気予報はくもり、日中
一時雨とか。近づいて来た黒雲に急き立てられるように下山
したのでした。

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雷峰まで下りて、振り返りました。光兎山よまた来る日まで。

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(俳句)売れ残る鮎の塩焼やや小ぶり
下山してから、温泉にゆっくりつかって帰りました。
土産に一匹売れ残った鮎を買いました。
総時間8時間、標高差803m、積算上昇高度1072m
今日は登り甲斐のあるいい山旅ができました。
(おわり)

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コメント

ヒメサユリが可憐で綺麗ですね!光兎山は名前が良いです、8時間の歩行程お疲れ様でした!

投稿: 静岡の岳人 | 2019年6月24日 (月) 08時42分

静岡の岳人さん おはようございます。光兎山はピラミッドピ
ークで恰好がよくて、遠目が利くのです。奥の奥にあって昔か
ら信仰の山だったようです。上り4時間、下り4時間は歩き
甲斐がありました。(^^)

投稿: シャクナゲ色 | 2019年6月25日 (火) 08時40分

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