北佐渡縦走
5月27日(月)晴
ロングランの晴天予報は今日まで持ってくれそうです。
ドンデン山荘を起点に北へ檀特山まで縦走しました。
スタートして10分、最初のピーク蜂ヶ峰935m三角点
にタッチしました。
今日は山の会のリーダー当番で山の仲間12名と北佐渡
縦走に出かけて来ました。初顔合わせの人もいるのでと
時間に余裕を持たせて7時間の行程にしました。
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すっきり晴れて、尻立山940mに立つと北佐渡の山々が
見渡せました。
論天山は草原状の山容でかっては放牧地でした。いたる所に
「放牧牛に注意」の名残の杭を見かけました。眼下に両津湾
と加茂湖が見渡せました。
伸びやかな草原状の稜線は芝尻山882mまでで
間もなく樹林帯に入りました。蜂ヶ峰から緩やかに下降
して、中間地点の「滑石(なめりいし)」から登りとなって
雪畑山の肩でスタート地点の標高に戻ります。
雪解け間もない稜線は新緑に溢れて緑のトンネルが続きました。
樹林帯を抜けると草原状の滑石に出ました。今日の参加者
は足が揃って、予定より30分早めに到着できました。海から
の心地よい風に吹かれてランチタイムになりました。
後半も順調に歩を進め、北佐渡で唯一の1000m超の雪畑山
に登りました。
山頂には「御料局三角点」がありました。御料局とは皇室財産
を管理するため明治18に設置された国の機関でした。超弩級
の金剛杉のある新潟大学の演習林は戦後御料局から引き継いだ
と聞きました。
山頂から展望は利かないのですが、木の間越にトンガリの金剛山
が見えました。
スタートして6時間、終点の檀特山に登りました。檀特山は
金北山、金剛山の「三山駈け」山岳巡礼の山で、かっては行者
弾誓上人に始まる木喰行者の修行の地でした。
山頂はヤブの中に4等三角点がありました。
今日の宿はトンガリ山の知行山と海馿の峰の麓の関集落です。
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食べきれない程の漁師料理が並びました。
佐渡の地酒を飲むほどに酔うほどに、今日の山談義に花が咲き
一日目の夜は更けていきました。
(おわり)
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コメント
北佐渡島縦走懐かしいですね!アップダウンとなだらかな山道が良いです!アワビとサザエが美味しそうですね!お酒が進みそうです。
投稿: 静岡の岳人 | 2019年6月 8日 (土) 08時42分
静岡の岳人さん おはようございます。あの日も晴れていい歩き
が出来ましたね。伸びやかな草原の稜線歩きは爽快でした。
アワビと栄螺のお造りは入れ歯には難儀なので、サザエのつぼ
焼きと地酒が利いて、進みました。(^^
投稿: シャクナゲ色 | 2019年6月 9日 (日) 09時35分