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2019年8月 6日 (火)

弥彦山たいまつ登山

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7月25日(木)晴
新潟県の梅雨明けが発表された途端に、日中温度は34℃
の猛暑日になりました。蒸し暑い山中を熱い炬火をかざして
汗だくになって下りました。

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(俳句)荒るゝほど豊年といふ荒神輿
子供神輿が駆け抜けていきました。昔から「弥彦灯籠押し」と
して守り続けて来られた千年の伝統、火祭は喧嘩祭りでもあり
ました。

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由来は京の八坂神社の祇園会の移植らしく、疫病、害虫、風水害
の災危の原因とされる怨霊、悪神退散を願う山岳信仰の夏の夜祭
なのでした。

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(俳句)老祢宜が田の神役の夏神楽
この灯籠神事の火祭に弥彦山上の大平園地に建つ高頭翁の石碑
の前で高頭祭が執り行われると、続いて新潟県登山祭にうつり
炬火を連ねて山を下るのです。

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新潟県登山祭は県山協に加盟する県下17団体の岳人が
一同に集い、昭和29年から実施されて今年で66回を数えます。
高頭翁とは名は式、字は義明仁兵衛と称し、三島郡深沢村
(現長岡市)出身の篤志家で累代の豪農でした。

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「日本山岳志」を著し、明治38年に小島烏水ら7名と日本
山岳会を結成したリーダーの一人でした。日本登山界の先覚
として2代会長を務められました。

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(俳句)奥宮に上り夏越の祓受く
今日は17団体200人の岳人が弥彦山頂の御神廟で夏越
の祓を受け、各団体の長が玉串奉奠を奉げました。

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直会の御神酒を頂いた後、御神廟北面広場で東京から来県
された日本山岳会会長氏の記念講演を聴きました。

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(俳句)山下るたいまつ二百宵祭
記念講演会が終る頃、夕日が佐渡沖に沈みました。黄昏の
新潟平野の町村に点々と灯がともり始めた頃、点火した
200本の炬火を連ねて山を下りました。

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長い火の帯となって尾根を下り、赤々と杉並木を照らして
行進し、弥彦神社の拝殿前に整列すると宮司さんに随って
万歳三唱をしました。

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(俳句)明神の門前町の神輿渡御
炬火の大行進は沿道の観衆の声援を浴びました。大花火が
弥彦村の夜空を彩ると火祭は最高潮に達しました。
(おわり)

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コメント

県下山岳会の岳人が集まる一大イベントですね、しかし蒸し暑い山中を熱い炬火をかざして汗だくになって下るのは大変な事ですね。お疲れ様でした!炬火は空き缶に灯油を入れたものですか?

投稿: 静岡の岳人 | 2019年8月 7日 (水) 08時52分

静岡の岳人さん おはようございます。日本山岳会の偉いさんが
来られて高頭祭の後、御剣峯の御神廟で玉串奉奠してから山下
りをします。そうです炬火は空き缶の灯油が匂うのと熱さで参
りました。

投稿: シャクナゲ色 | 2019年8月 8日 (木) 08時47分

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