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2019年9月24日 (火)

乾徳山に登る

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9月15日(日)晴
20mの垂壁を鎖に縋って乾徳山に登りました。

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(俳句)奥甲斐の瀬音さやけし山泊り
今朝は5時に起きて、95歳の女将に見送られて宿を出発
しました。

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大平高原の牧場跡の登山口から小屋沢の頭へ樹林の急登を
稼ぐと、まだ眠りから覚めない体も徐々に温まってきました。

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しらびそのうす暗い林を抜けて草原に出ると行く手に
乾徳山(2031m)が姿を現しました。

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乾徳山は臨済宗の僧、夢窓国師が開山した恵林寺(えりんじ)
の「乾」(いぬい)の方角の、夢窓国師が修業したゆかりの
「徳」和村にある「山」なので、そう呼ばれたのだそうです。

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スリリングな鎖場が現れました。

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スタンスがしっかりしているので、割りと楽に登ることが
出来ました。

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(俳句)秋麗の遠富士山に心足る
「オオー富士!」富士山はいつ見ても感動的です。

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岩場の向こうに遠く、白嶺三山から奥に延びる南アルプスの
峰々が見えると思わず「おお!」声をあげてしまいました。

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高い岩場出現。ちょっと青春がよみがえったみたいに
ワクワクして登る順番を待ったのでした。

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(俳句)天高し鉄鎖にすがる行者山
ごぼうで中間まで一気に上って、右にトラバースして
と目で追ってたら、なんだか緊張してきました。

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「オオー!怖ぇー!」真下をのぞいたらけっこう
ビビリました。

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(俳句)遠富士を巌(いわお)にもたれ秋うらら
岩場を登りあがって、あらためて見る富士山は実に
感動的でした。

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狭い山頂で記念写真に納まったら、水ノタルの鞍部まで
下りました。それからヒュッテ(避難小屋)まで長い長
い下りが待っていました。

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(俳句)青々と苔嫋々ときのこ山
緑の苔に発生したアカヤマタケが鮮やかでした。

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うす暗いシラビソ谷を下ること2時間、いささかうんざり
してきた頃、漸く林が明るくなってヒュッテに着きました。

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(俳句)かたはらにのそり出で来し鹿親子
ヒュッテ前でランチにしていたら、どこからか鹿の親子が
現れました。

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人馴れしているのか、近くまで来て物欲しそうに周りを
ウロウロするのでした。

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登山口の牧場跡まで下ると、指さす先にはまたまた富士山が。
富士山は幾度見ても飽きません。

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(GPS軌跡) 上り4時間 下り3.5時間(休憩含む)
終始富士山を眺めて、今日は一日歩き甲斐のあるいい
山旅ができました。
(おわり)

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コメント

御岳山と乾徳山の連チャンですか?そうですね、わざわざ遠い越後からはるばる来たのですからね!乾徳山はよく登る山です、岩場が良いですね!富士山と南アルプスが見えて良かったです。来たかいがありましたね!今度は登りに来てください!

投稿: 静岡の岳人 | 2019年9月24日 (火) 08時06分

静岡の岳人さん おはようございます。新潟からだと片道5時間
のロングドライブです。遠出するときは2座3座当たり前です。
リーダーが若い頃の記憶を再追認するつもりで企画したのかも。
みな歳を取って民宿の女将も、今は施設暮らしを皆の顔が懐か
しくて施設を抜け出して来てくれたというのです。それを聞か
されてなぜかほろりとしてしまいました。

投稿: シャクナゲ色 | 2019年9月25日 (水) 04時45分

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