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2019年9月20日 (金)

九月は句の月

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9月10日(火)晴
9月に入って2回目の句会の吟行に笹川邸(南区)に出かけ
ました。台風14号が逸れても、今日は蒸暑くなりました。

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前を歩くのは御年96歳の主宰です。足取りもしっかりして
驚くほど健康です。主宰は素十(すじゅう)俳句の直弟子の
後継者として今も全国の門人たちを指導されているのです。

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昭和20年に高浜虚子が来県され、笹川邸に吟行した時の句碑
が残っています。

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旧笹川邸は安土桃山時代に信濃国水内郡笹川村
(現飯山市付近)からこの地に移住し、昭和45年
(1970)に当地を離れるまで14代300年続いた
名家でした。

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江戸時代には西蒲原一帯の8ケ村を束ね、8千石の年貢を
取りまとめる村上藩の大庄屋で警察、裁判権を行使した役場
でした。現在は新潟市が保有し建物文化財を保存しています。

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高い木組の梁、広い土間には昔大勢の使用人が忙しく立ち
働いていたのでしょうね。上の間の長炉と一段低い広い厨
の今は火の気のない炉にふと往時を想像してみたのでした。

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(俳句)村捨てし当主の句碑やつくつくし
6千坪の広い敷地の裏庭の一画に最後14代目の当主流水氏
(俳号)の残した句碑がありました。流水氏は虚子主宰の
俳誌「ホトトギス」に2度入選した俳句達者だったそうです。

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(俳句)興先生「努力」の遺墨身にぞ入む
敷地の中に併設されている記念館に平澤興先生(京大学長)
と曽我量深先生(大谷大学長)の遺品が展示されていました。

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(俳句)庭奥に累代の墓竹の春
両先生とも郷土が生んだ碩学でした。

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句会場の地元の料亭に場所を移せば、句会の前に先ず乾杯。
実はこれが楽しみで吟行に来ているのですよ。とはウソです。

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地元の旬の食材の見事な料理に舌鼓を打ちつつ、真剣勝負の
句会は刻々と近づいたのでした。

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(俳句)まだ刈らぬ中稲(なかて)晩稲(おくて)田狐色
午後1時締切投句。20人の参加者の真剣勝負が始まりました。
酔いがいっぺんに覚めるほどの力作が披露されました。
越後の今は豊の秋。我らの句作も実りの時季に入りました。
(おわり)

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コメント

豊の秋これから俳句の季節ですね!大庄屋の笹川邸立派な建物ですね!私は今週末 尾瀬燧ケ岳~至仏山に行きます。草紅葉がどうかな?

投稿: 静岡の岳人 | 2019年9月21日 (土) 08時59分

静岡の岳人さん おはようございます。最近は山行6に句会4
の感じでいそしんでます。(^^)笹川邸は立派ですが、人が住
まないとさびれますね。尾瀬ですか。いいですね。草黄葉は
始まったんじゃないかな。楽しんできてください。

投稿: シャクナゲ色 | 2019年9月22日 (日) 06時52分

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