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2019年11月

2019年11月29日 (金)

魚沼アルプス縦走

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11月23日(土)快晴
地元で「魚沼アルプス」と呼ばれている山塊のうち、桑原山
から鳴倉山まで歩きました。

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湯の谷健保センターの裏から桑原山の鳥目当登山口へ向かい
ました。桑原山には以前から遊歩道がありましたが、2015
年12月に桑原山の先からトヤの頭を経て鳴倉山まで新道が
開削されました。

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桑原山遊歩道も杉林の急坂に階段が整備されました。ひと登り
して「山の神様」の標柱まで出ると、周囲の山々が競り上がって
きて展望が開けました。足場の悪い崩壊地はロープの助けを借
りて一気に高度を上げると桑原山に着きました。山頂は台地状
の広場で360度の展望台の休み場でした。

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桑原山(558m)はトヤの頭(標高点671m)から涸沢山
(619.3m4等三角点)を経て北東に派生する支尾根末端の
ピークです。今日は桑原山から南西へトヤの頭をめざしました。

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新道は灌木の切跡が目立ちました。

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それに、豪雪で削られて細尾根の急登や急下降、岩稜帯の
段差を丸太の梯子を下る所もあってなかなかスリリングな
道でした。

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涸沢山の北斜面に広がるブナ林はみな落葉して裸木になって
いました。ふかふかの落葉をサクサク踏んで上り下りする
ので快適な稜線歩きとなりました。

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左手には越後駒ケ岳のピラミッドが終始目を楽しませて
くれました。

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前方に双耳峰のトヤの頭が見えて来ました。トヤの頭から南へ
駒の頭(680m)、黒禿の頭(770m)を経て大力山や城山へ
連なる馬蹄形山塊にも新道が開削されて環状縦走ができるよう
になりました。

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3コースの登山道が交差する峰に新しい道標がありました。
双耳峰のトヤの頭の山頂はここより北の鳴倉山側へもう
ひと歩きでした。

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今日の終点の鳴倉山(578.6m3等三角点)へは尾根通し
に小ピークをいくつも越えて下って行きました。

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長い坂を下って鳴倉山直下の「鏡池」に着きました。初冬の
青い空が水面に映って実にきれいでした。

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クリタケ発見。今日はじめて見つけた茸です。ナメコは
これからでしょうか。

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今日の鳴倉山はポカポカ陽気になりました。越後三山
(は・な・こ)を見ながらランチタイムになりました。

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オイラは北側を向いて毛猛連山を見ながら日向ぼっこ
をしました。

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上空を見上げるとパラグライダーがいくつもいくつも
らせんを描いて舞い上がっていきました。

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そう、この近くに鳴倉山の絶好のパラグライダーの発進基地が
ありました。

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(クリック拡大)
GPS軌跡 総距離6.2㎞ 総時間6:00
(赤い線は昨年10月の馬蹄形縦走の軌跡。青い線が今回です)

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下りは良く踏まれている明神コースを進みました。

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「(クマに)遇わんかったかね」「おかげさまで」
下山してきたら畑仕事のおばちゃんに声かけられました。
「(クマが柿食いに)今朝も来ていたよ。毎日通ってるんだ」
見ると村はずれにまだ、鈴生りに実をつけた柿の木が並んで
いました。
思わず一句
(俳句)柿食ひに熊の下り来る村小春
今日は今の時期にはめずらしいくらいピーカン晴れの好日に
なりました。こんないい日はもう今年はないかもしれません。
思い出に残るいい山行になりました。
(おわり)


























 

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2019年11月22日 (金)

紅葉の弥彦山清掃登山

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11月11日(月)くもり
手に提げたゴミ袋が大分膨らんできました。今日は紅葉と
菊祭で賑わう弥彦山に登り、ごみ収集のボランティア活動
をしました。

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登山道の周囲は大分色づいてきました。

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登山道にはゴミはありません。

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11月は弥彦神社の菊祭と紅葉谷に観光客が押し寄せます。
山頂ロープウェイ駅やレストラン周辺はポイ捨てゴミが多く
ありました。

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腕章巻いてパトロール中も観光客は無関心でした。

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「人集まる所ゴミあり」は仕様がないここと割り切って
ごみ収集のボランティア活動はこれからもずーっと続けて
行かなければならないように思いました。

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山蔭にシロハツが菌輪を描いて発生していました。この時期に
夏のキノコとは今年の異常気象の余韻を感じました。

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ともあれ、もう1ト月もすれば山に雪の寒い季節がやってきます。
今年降る雪の量はどんなでしょうか。新潟平野が雪原に変わる頃
また弥彦山を訪ねてみようと思います。
(おわり)

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2019年11月21日 (木)

謡に親しむ

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11月10日(日)晴
観世流謡の会の3会合同の謡曲大会に出かけました。大鼓と小鼓
の小気味良い響きが会場内から聞こえてきました。

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演目は舞囃子の「清経」、源平合戦で亡くなった平氏の公達の
霊が合戦の活躍の場面を語るいつもの修羅物ではなくて、平家
一門が都落ちした後の都で、ひっそりと暮らす妻の夢枕に清経
の霊が現れて妻への愛情を語る世阿弥の異色作なのでした。

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シテは笛の音に引かれるように登場しました。「笛の音」は
夫婦の縁を結ぶ赤い糸という訳です。

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きびきびとしたシテの舞が始まりました。かけ声と大鼓
(おおかわ)に小鼓(こかわ)が続く掛け合いがジャムセッ
ションの様でもあり、能楽らしい華やかな音の波がひしひし
と伝わってきました。

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我が会も「小袖曽我」(曽我物語に取材した四番目物)を
披露しました。小生は地謡方で参加しました。紋服袴姿は
何とはなしに気が引き締まって、坐りがいいのでした。
今日もどっぷりとじっくりと謡の雰囲気に親しんだ一日と
なりました。
(おわり)

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2019年11月20日 (水)

能楽堂初体験

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11月3日(日)晴
今日はリュートピア(市民芸術文化会館)の能楽堂初舞台の
日となりました。

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毎年恒例の「新潟市芸能まつり」に能楽を学ぶ会の観世流と
宝生流の合同の大会が今年も開催されました。

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各会のベテラン揃いの先輩方は皆、紋付き袴姿が似合って
恰好いいのでした。

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出番は番組の最後の最後、五番目鬼物の「紅葉狩」になりました。
ワキ・平維茂(たいらのこれもち)主従の従者のワキツレの
お役をもらいました。平維茂が戸隠山の奥で、現れた鬼女を
激闘の末に退治するお話です。

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謡の不安もさることながら、約30分の長時間膝を崩さずに
正座を続けて、足の痺れの苦痛に耐えられるかが気がかりで
仕方ありませんでした。

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終わってみれば30数分はあっという間に過ぎ、緊張のせいか、
足の痺れも思ったほど感じずに終わってしまいました。でも、
立ち上ってからが、じわじわと足のしびれが甦えって来ました。
橋掛かりから退出するまでの何と長かったことか。

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ともあれ、足の痺れとともに素謡の初舞台が済んでホッとできた
一日となりました。
(おわり)

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2019年11月18日 (月)

市島邸吟行

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11月2日(土)晴
今日は新発田市の市島邸に句会の吟行に出かけました。

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(俳句)行く秋の栄華の記憶今昔
市島家は江戸時代から幕末明治に福島潟の干拓で1000町歩
を有した越後の大地主の一つで、邸宅は新潟県の指定文化財に
なっています。

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(俳句)秋深したぬきの棲みし大邸(やしき)
タヌキが姿を現しました。広い庭のどこかに狸の一家が
住み着いているようだと係員の人が話してくれました。

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(俳句)雑学の博士の村は暮の秋
市島春城先生の胸像がありました。春城先生は早稲田大学の
初代図書館長を務められ、衆議院議員3期、ジャーナリスト
随筆家として日本の文化振興に多大な貢献をされました。

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世阿弥十六部集を発掘して世阿弥を世に弘めた吉田東伍博士
や歌人会津八一先生に落合の別荘を無償貸与したり、新潟県
出身の文人の庇護者だったのでした。

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吟行の後は近場の料亭のお弁当を頂きました。

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午後は真剣勝負の句会に突入したのでした。
吟行句会がすめばいよいよ新潟の秋も深まり、冬の到来を
待つばかりです。
(おわり)








 

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2019年11月14日 (木)

清津峡はきのこ峡

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11月1日(金)晴
R17、八木沢入口から清津川右岸を絡むトレッキングに
出かけました。

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朝露に濡れた木々の間から清冽な水が湧き出ていました。

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「大峰の原水」を飲んでみました。

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足許に注意しながらへつり道を進みました。

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コバルトブルーの渓谷がきれいでした。

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岩の廊下は太古の地層

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台風被害で栄太郎峠へ上る道は閉鎖されていました。

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ぶなの古幹にはきのこがほつほつ。

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クリタケをゲット。

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往路を戻ることに。視点が変わってキノコにフォーカスする
「きのこ目」になれば、キノコが次々と姿を見せ始めました。

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倒木にナラタケ発見。あるわあるわ。枯れ葉の下から
アマンダレが簇々と姿を現しました。

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こっちにも、うまそうなキノコが…と思えども。

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一応念のため根元を割ってみました。嗚呼残念。ツキヨタケ
でした。猛毒菌には間違っても手は出せません。

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こっちは大丈夫。

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一皮むけばつるりと剝けるムキタケでした。

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古幹の根方にクリタケの幼菌がかたまって発生していました。

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今日は栄太郎峠へ上ってアルプの里へ抜ける縦走は叶いません
でしたが、思はぬキノコの出現にゆっくりと晩秋の山に浸る
ことができました。
(おわり)















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2019年11月10日 (日)

小屋のストーブが恋しくなる季節

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10月21日(月)くもり
今日は山の仲間とよく逢う日です。明日が雨予報で大源太
山行が中止になったので、角田山に出かけました。

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山頂付近は紅葉が始まったようでした。

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カエデが真っ赤に染まりました。

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小屋のストーブに火が入りました。これから角田山に雪が積
もる頃になると、雪解の3月まで毎日ストーブを囲んで山談義
に花が咲くことでしょう。やっぱりこの場所この位置は落ち
着きます。
(おわり)



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2019年11月 8日 (金)

金倉山の里の秋

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10月17日(木)晴
小千谷市と旧山古志村の境にある金倉山に登りました。

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金倉山山麓の小栗山「牛の角突」闘牛場から出発しました。
国指定の民俗無形文化財になった村の歴史がていねいに書いて
ありました。

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一見、人の住宅のような、横綱牛の名前の表札が掛けてあり
ました。闘牛も村人の家族の一員として大事にされている証
のように思えて、ほっこりした気分になりました。

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谷に下りてお不動様の石像から湧き出す音羽の清水を頂き
ました。「一口飲めば死ぬまで長生き」というありがたい
湧き水でした。

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今日17日は小栗山観音堂の御開帳日なのです。木喰行道さん
が2度目の越後国入りの85才の時、小栗山集落に滞在した
わずか一と月の内に彫り上げたという三十三体の微笑仏の拝観に
訪れたのでした。

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観音像に合掌していると、観音様のお顔にそこはかとなく
癒されるのでした。

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この季節には金倉山は登山者が少ないようで、ヤブっぽい道
でしたがその分静かな山歩きとなりました。

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南面は「は・な・こ」(八海山・中ノ岳・越後駒ケ岳)の
絶好の展望台なのでした。

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辿り来し西を返れば、眼下に小千谷市街と信濃川が、その奥に
刈羽三山(米山・刈羽黒姫山・八石山)がよく見えました。

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金倉山は幡持山、幕山、三明山の三峰の総称なのです。幡持山
には「延喜式内社三宅神社奥ノ院」の石柱が建っていました。
三座にはそれぞれ神が鎮座される信仰の山なのでした。

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山頂を5分下ると、駐車場に待機していたバスに乗って次の
目的地の栃尾市栃堀に向かいました。

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幕末に活躍した「東洋のミケランジェロ」とも言われる
石川雲蝶の彫刻を観賞に来たのです。

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魚沼市の西福寺彫刻は有名ですが、ここは知る人ぞ知る
隠れた名所なのです。

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ここ貴渡神社(たかのりじんじゃ)は当時の庄屋で栃尾織物の
祖とされる植村角左衛門貴渡を祀る神社で軒飾りの雲蝶彫刻は
長岡市の指定文化財となっています。

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同じ境内にある巣守神社にも参拝しました。巣守神社の創建は
古く、雄略天皇2年(458)に守門ヶ嶽に鎮座される守門
大明神の分霊を勧請したと伝えられています。

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守門岳の山開きの夏、守門大岳の山頂の奥ノ院の大前で
神主さんから御祓いを受けます。その巣守神社の本殿に
今日お参りができて、誠にありがたいことでした。

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今日のミッションは凡そ済ませたあと、道の駅で栃尾名物
油揚げの揚げたてを栃尾の地酒で頂いてから新潟に戻りました。
中越山地の里山の秋をしみじみ味わえた一日となりました。
(おわり)

















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