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2020年2月

2020年2月24日 (月)

雪山に登る(コマタ)

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2月20日(木)雨のちくもり
剣竜峡のある荒川川の源頭部の最高地点コマタから金鉢山
(折居山)を目ざしたのですが。

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出だしは雨でした。回復見込との天気予報を信じて出発し
ました。国土地理院地図に「山神社」の記載のある岩尾根に
取付くと直ぐに、汗ばむ程にぐんぐん高度を稼ぎました。

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スズメノ口の休場を過ぎ、点453mの積雪は30cm。小雪で
ヤブの急登も、今年初めての雪山は爽快でした。

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530m焼山のピークに立つと、コマタから金鉢山の眺めが
広がりました、が一瞬に雪雲に隠れてしまいました。焼山
から一旦下り、尾根は東に大きくカーブしていきました。

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548mの小ピークに出ると、左手に封鎖中のロープの間口の
入口がありました。ここが「カツラノマ」への下山路分岐地点
即ち「コ股」の「コマタ」じゃないかと。「コマタ」の意味す
る処が解ったような。

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尾根から沢床に下りて滝の落ち口に出ました。「堀切水場」
の標識板がありました。南から落ちる沢水を農業用水に利用
するために北側の沢へ誘導する堀切場でした。

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アルミ梯子を上って尾根に戻りました。痩尾根の急登をあと
70m頑張ればコマタ山頂の筈です。

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コマタ頂上に着きました。以前標高は630mでしたが、東京
スカイツリーが出来るといつしか634mに変わっていました。

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金鉢山に向かいました。急登の670m峰を越えて稜線に立つと
雪量はぐっと増えほぼ1m。いよいよワカンの出番かと思った
矢先、「タイムアップ」とリーダー氏の指示が出ました。

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以前、山友モモさんと金鉢山を途中敗退していたので、今日
こそはと、ちょっと期待もしてきたのですが、またまたお預
けとなりました。山稼ぎのあとのコーヒーブレイクは格別で
した。

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午後はコマタ直下の急坂を慎重に下りました。正面の飯豊連峰
は厚い雲の中でした。これからコース一の難所ハリ沢源頭へ向
かいました。

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崩壊地の沢の源頭部は吹溜まりのナイフリッジを、慎重に通過
しました。「赤信号みんなで渡れば怖くない」ってか。

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小ピークをいくつも越して「穴マクリ」展望台に出ました。
アナマクリとは面白い名前です。昔、赤谷集落にマタギ文化
が健在であった頃の、熊打ちに関係した山言葉でしょうか。

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この後小ピークをいくつも乗越して花ノ木平の舗装林道に下山
しました。

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(クリック拡大)
GPS軌跡 歩程時間6時間。赤線は実際の軌跡。途中電池切
れで軌跡が途絶えたので緑線の部分は手書きしました。
例年は深雪で入山はかなわないのですが、怪我の功名というか、
小雪のおかげで周回ができた貴重な一日となりました。
(おわり)

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2020年2月22日 (土)

雪割草が咲きました

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(クリック拡大)
2月15日(土)晴
角田山に雪割草が咲きはじめたと聞いて出かけました。
今日は桜尾根から取り付きました。

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「こんにちは。ご精が出ますネ。」
角田山の花守人I氏が道張りの最中でした。I氏のおかげで
登山道がずいぶん歩きよくなりました。

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(クリック拡大)
オウレン(菊葉黄連)も咲き始めました。生薬の原料となり
健胃整腸下痢止めの薬効があるそうです。

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(クリック拡大)
(俳句)さきがけの雪割草に風固し 石南
角田山に自生するのはオオミスミソウ(大三角草)の仲間
です。上りの桜尾根と下りのコノイリ尾根に早咲きの花を
みつけました。

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今年はじめての小屋訪問でしたが、急に暖かくなったので、
今日はストーブを囲む人数も少ないようでした。

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「イノシシ注意」の貼紙には驚きました。早い頃信濃川河口の
西海岸でイノシシ捕り物騒ぎがありました。結局捕獲を逃れた
イノシシが防砂林帯を伝って角田山に現れたものでしょうか。

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下山してから麓の佐潟に寄りました。白鳥の飛来数が先月より
1,000羽減りました。暖冬なのでシベリアへ北帰行が始まった
ようでした。

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(俳句)白鳥引きし沼広々としてさびし  石南
これからは白鳥が去り、冬鳥の北帰行が始まって最後に鴨たち
が去ると佐潟にまたもとの静けさが戻って来ます。
(おわり)

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2020年2月16日 (日)

新津丘陵を歩く

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2月6日(木)雪時々くもり
旧往還の入口に立ちました。今朝の降雪でヤブに通じる一本道
が見えやすくなりました。ヤブに埋もれて「金比羅大権現」の
石碑がありました。新津がまだ港だった頃、航海の安全を祈っ
たものだったでしょうか。

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仏路峠の石仏群もうっすら雪を被っていました。馬頭観音に
旅の安全を祈ったのでしょう。麓の矢代田から行商人や荷駄
を積んだ牛馬も大勢が山越をしたでしょう。峠下の橋田集落
(五泉市)まで、嫁入の交流も盛んだったと聞きました。

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菩提寺山248.4mの山頂の小屋に着きました。中高年登山者
の冬場の大事な社交場なのでした。

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小雪でも真っ新らの雪道はやっぱり気分がいい。

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急勾配とふかふかの雪でようやく雪山らしくなってきました。

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(クリック拡大)
稜線に出ると五泉市方面が見渡せました。昔々南北朝時代は
会津領と接するここら一帯は山城が点在していました。戦国
末期に上杉遺民一揆の苛烈な戦場となりました。

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今日2座目、高立山275.8mの山頂小屋に着きました。予想
通り中は超満員、折よく下山者で空いた所に入れてもらって
ランチにしました。

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午後は大沢公園経由で下山すると、晴れて青空も見えました。

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(クリック拡大)
GPS軌跡 総距離12.7㎞ 所要時間6:00
新潟から信越線JR矢代田駅で下車してから徒歩で菩提寺山~
高立山を経て矢代田駅まで周回しました。平日の雪の新津丘陵
をのんびりと一日いい歩きができました。
(おわり)

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2020年2月 7日 (金)

雪がありません。

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2月1日(土)くもり後雨
山の会の山行で笠峰に登りました。笠峰は村松白山から粟ヶ岳
に連なる山稜の中間の鞍部の橋立から西に延びる長い尾根上に
聳える独立峰ですが、地図上に山名は記載されていません。

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アプローチが短いので積雪期にはよく登られている山なのです。
例年だと最奥の上高柳集落の除雪端でワカンを装着したら、の
っけから深雪のラッセルを強いられるのですが、今年は雪が全
くないのでバスで林道奥の取付き点近くまで進みました。

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鉄塔幹線の看板と並立して真新しい標識が立っていました。
集落の人たちがヤブ刈と道張りをしてくれたのでした。

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それに集落の飼い犬が道案内?についてきたのでした。藪は
例年2mを超える積雪の下に埋もれるのですが、はからずも
今年雪がないのでヤブ道が刈払いされて、整備されてたのに
気づいたのでした。

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例年だと、このヤブが全部雪の下に埋まるのですが、今年は
ご覧のヤブ山でした。

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登頂してリーダー氏が山の説明をしてくれました。リーダー氏
今年めでたく傘寿を迎えられました。昔取った杵柄で夏は沢、
冬は雪山とBCの山スキーヤーで、今も現役バリバリのスーパ
ー爺さんなのでした。

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(クリック拡大)
(俳句)雪嶺に向かふ傘寿の山男
粟ヶ岳を眺めているうちに祝福するように降り出した雪に
合わせて下山にうつりました。

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(クリック拡大)
今日は記録的な小雪となった年の思い出深いワカン山行に
なりました。下山した後は麓の湯に首までつかってまった
りと過ごしました。
(おわり)

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2020年2月 4日 (火)

冬鳥観察会

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1月25日(土)晴れ
山の会の仲間と早朝に新潟市の郊外にある佐潟に白鳥を見に
出かけました。佐潟は瓢湖(阿賀野市)に続くラムサール条約
に認定された湖沼で今、越冬のために多種の冬鳥が集まって来
ているのです。

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12月は5千羽を超えていたのですが、少し減り気味の訳を
聞くと、シベリヤへ帰り始めたわけではなくて山形や秋田等
の緯度の高い地方へ移動しているようだとガイドさんが話し
てくれました。

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今日は白鳥たちが周辺の穭(ひつじ)田へ飛立つ前の早朝の
生態を見ようと出かけたのでした。

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後方は角田山です。佐潟は日本海の波が太古から長い時を経て
運んだ砂の堆積で出来た砂丘湖です。佐潟は小さい上潟とつな
がっている大きな下潟と隣りの細長い御手洗潟の3つの潟には
多種の冬鳥が越冬に来ているのです。

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沼辺に建つ3階建の観察棟からフアインダーを覗くと、鳥たち
の生態が間近く見られるので、面白くて見とれてしまいました。

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対岸のオニグルミの高い梢にオオタカがとまっていました。
置物のように動かず眼だけがらんらんと獲物を狙うのでした。
幼鳥や弱った鴨がいると、飛びかぶさって自重で沈めて溺死
させて狩るのだそうです。

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(クリック拡大)
三々五々白鳥が編隊を組んで離陸していきました。

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白鳥が飛び立ってしまうと、鴨ばかりになった沼を後にして
広大な砂丘の大根畑を横切って、最高地点50mの展望台に
登りました。日本海を隔てて佐渡の山波や飯豊連峰から越後
三山まで一望でした。小春日の中のコーヒーブレイクは格別
でした。
(おわり)

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