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2021年3月

2021年3月28日 (日)

神代に思いを馳せる

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3月22日(月)晴
1年前に発見された前方後円墳の地を訪ねました。

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案内板が設置されました。

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墓地の外れから沢をまたいで…

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取付くと急尾根にロープも付きました。

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100m程上って尾根の末端に立つと海岸線が見えました。
今の海岸線はずっと後退しましたが、古墳時代前期頃の
波打ち際はすぐ下の辺りまで来ていたかもしれません。

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錠前形の前方後円墳の前方部を海側に向けた形で後方の円墳
部分との全長は50m程とのことです。奥のピラミッドの影
は城山です。

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地表レーダの解析では地表との堆積幅が約20センチくらい。
4世紀後半から現在までの1700年間の堆積の地層の上の重石
(写真)の地下には空洞が認められるそうで、日蓮上人ゆかり
の経蔵の可能性も考えられるとは調査チームの人の話でした。

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周囲はヒサカキ(姫榊)の細かくて小さな蕾が枝にびっしりと
付いて強烈なガリーック臭に似た芳香を放っていました。

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古墳の後方に聳える城山は滑りやすい急尾根が立ち上がります。
斜面に、麓のお寺の住職さんの計らいでロープが付きました。
見た目以上に急斜面なので助かりました。

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(俳句)風固し花片栗の芽の固し
海風がまともに吹き付ける吹きっ晒しの崖地ではカタクリは
まだ固い蕾のままでした。

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木の根方に必死にへばりついたカタクリがいじらしく
思われました。

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(クリック拡大)ミチノクエンゴサク
木々の芽吹が始まる迄のつかの間のスプリングエフェメラル
たち。小さな花々の競演が今盛りです。

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御坊沢の源頭付近にはキクザキイチリンソウの群生が見られ
ました。

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上・ミスミソウ 下・ショウジョウバカマ
(俳句)がうがうと山どよもせる春疾風(はやて)
宮前尾根に合流する頃、一天にわかに掻き曇り黒雲が近づいた
と見るや、間もなく強風と大粒の雨が襲ってきました。雹も降
りました。レインウェアを叩く音に山頂を目指す気も失せて
しまいました。

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黒雲が去ると日が射し始め、青空が広がりました。1年ぶりに
標高45mの焼山(4等)三角点に立寄ってみました。例年通り
この三角点にタッチしてからが本当のスタートのように思えた
のでした。
(おわり)

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2021年3月26日 (金)

静けさの小浜尾根

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3月19日(金)晴
小浜尾根の突端に立つと春凪の沖に淡く佐渡が見えました。
無風快晴。長閑です。

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フラワーロードの桜尾根と灯台尾根には花見の登山者が集中
するので、今日は避けてトンネルをくぐりました。

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波洗う礁につけられた遊歩道を通り…

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反対側から灯台尾根に上りました。

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灯台尾根から観光道路に下り、魚見山を回り込んで今日は
小浜尾根に取付ました。便が悪いので登山者は少ないか、
いつも空いているのです。

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対岸の灯台尾根を下る登山者が見えました。奥の岩場は
カッタン岩です。ホールドとスタンスがしっかりしているので
クライミングのトレーニングに恰好なゲレンデになっています。

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最初のピークを越えると岩稜帯になりました。風が冷たいので
爽快です。急登は一定の斜度で続くので登り安くて、割りと
よく来ます。

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2つ目のピークを越えた辺りからキクザキイチリンソウの
群生が現れました。

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日当たりのよい斜面にはカタクリが開き始めました。

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3つ目のピークの登りに喘ぐ頃、振り向くと木の間越に
形の良い魚見山のピラミッドが目に留まりました。

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アラゲヒョウタンボクの花が咲いていました。山で最初に咲く
春告花です。別名婿泣かせ又は嫁泣かせ。甘い実を腹いっぱい
食べたいという姑のわがままに山中を探し回るのですが、そうは
見つからず困り果てて、故に婿泣かせとか。(佐渡の民話)

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小屋のストーブは賑わっていました。今日は寒いです。

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午後は灯台尾根を下りました。カタクリが咲き揃いました。

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梨の木の峰から魚見山と佐渡の眺望が広がりました。
以前ここに、眺望を遮る程に葉を茂らせて立つ山梨の木が
ありました。

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小浜海岸から立ち上がる小浜尾根が見えました。一定の斜度で
上る尾根線がきれいです。

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今日は一日穏やかに晴れて、静かな尾根歩きができました。
(おわり)

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2021年3月 4日 (木)

二た月遅れの初詣

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3月1日(月)晴
気温16度、無風快晴の弥彦山に初登りをしました。
御剣峯の御神廟へは今日が二た月遅れながら初詣になり
ました。

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例年だと新年はいの一番に弥彦山に登り、御神廟に初詣をして
スタートする慣わしなのですが、
今年はコロナと大雪で1月の登頂が出来ずにいたのでした。

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そんなわけで今日は海側の野積集落にある西生寺の裏参道から
入山しました。日当たりのよい登山道の雪はもうすっかり
消えました。

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(俳句)ほどけ初む雪割草に風やさし   石南

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平坦な清水平の木陰に残雪がありました。昔ムササビが飛び
交う森だったと「むささびの宿」の案内がありました。

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標高が500mを超える辺りから残雪が現れました。例年だと
雪は消え、日当たりのよい南斜面には雪割草がほつほつ見られ
る所ですが、今年はさすがに大雪でしたから。

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(俳句)雪まとふ沖に米山風ひかる
標高585.5mの妻戸山の肩に立って野積海岸のずーっと沖に
見える米山をズームしてみました。

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(俳句)従容として三月の守門岳
従容として迫らぬ守門岳が堂々の姿を見せてくれました。

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(俳句)三月の雪三尺の宮詣

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(俳句)神山の雪間の根開け広ごりし

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双耳峰の多宝山(633.7m)が見えました。昔は御神廟のある
御剣峯(634m)と合わせて弥彦山と呼んだ時代もありました。
平成の大合併以後は行政区が分かれて多宝山は新潟市の最高峰
になりました。

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海境(うなさか)に浮かぶ佐渡の金北山を眺めながらランチ
にしました。今年は金北山に登ろうと思います。
(おわり)

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2021年3月 1日 (月)

角田山二月尽

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2月28日(日)晴
角田山に一番先に咲くオウレンが可憐な姿を現しました。
スプリングエフェメラル(春の妖精)たちと逢える日も
近いことでしょう。

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(俳句)尾根の雪がっくりと痩せ二月尽    石南
稜線の雪も大分減りました。

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(俳句)佐渡沖の凪ぐ日白鳥帰りけり
コバルトブルーの凪の海がとってもきれいでした。

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(俳句)白鳥の帰北見守る佐渡白し
佐渡島の最高峰金北山が白くかがやいて見えました。

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山小屋のストーブとはまだまだ離れがたい日々が続きますが
今日は密にならずいい感じに空いていました。

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(俳句)岨の雪あらかたが消え日脚伸ぶ
今日は此入に下りました。

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(俳句)白鳥の引きし数見に沼に来し
「もうみんな帰ったよ。」とは湿地センターの人の話でした。
湖畔の桜が満開になる頃まで、佐潟にまた静けさが戻りました。
(おわり)

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