若葉色
(クリック拡大) 当間山より飯士山
6月22日(日)晴れ
(俳句)若葉色余さず放つ橅大樹
三角点峰(1016m)に立つと東面が開けた先に特徴的な飯士山
(1111m)の尖峰が見えました。当間山のブナ林は皆細い二
次林ですが、真直ぐに伸びた幹と木々の若葉に大いに癒され
ました。
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(俳句)木魂してあかせうびん(赤翡翠)の山深し
登山道脇の積雪計の赤い矢印は4m超を指していました。今年
は多雪でした。梅雨の6月、消え残った雪の脇にはイワウチワ
の余花が、日当たりの良い林床にはアカモノが犇めき合って群
生していました。犇めき合って咲く異様さは厳しい自然環境の
証のようにも思えました。青葉の頃、キョロロの声を聴きにま
た訪ねてみたいと思います。
(おわり)