遅雪解
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6月9日(月)晴
(俳句)その奥の青水無月の橅(ぶな)の山
ブナの新緑がきれいです。青水無月は旧六月の異称。水無月
についた青の語感が好きです。昔炭焼きに伐られたので橅は
皆細い二次林ですが、橅林に時折吹いて来る風に涼しさを感
じるいい季節になりました。
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盛りを過ぎたイワウチワ(岩団扇)が木陰にひっそり咲いて
いました。林縁の木漏れ日の樹下にアカモノが群生していま
した。アカモノの熟した実は食べられるとか。小さくて釣鐘
形の愛らしい花に見惚れてしまいました。
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今年は多雪だったので標高800m辺りから残雪に埋まっていま
した。残雪が少なくなる頃南からアカショウビン(赤翡翠)が
飛来してキョロロロの声が聞ける日も近い気がします。
(おわり)
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コメント
新緑のブナ林綺麗ですね‼
「青水無月は旧六月の異称」は俳句用語ですか?
残雪見事です、まだ残っているのですか?やはり雪国越後ですね!
投稿: 静岡の岳人 | 2025年6月13日 (金) 08時47分
静岡の岳人さん おはようございます。十日町の奥の当間山に登
りました。二次林ですが一山が橅山で、ブナの新緑に癒されまし
た。「青水無月」は青葉が繁る頃の水無月という訳で「水無月」
の子季語です。好きな季語なのでよく使いますね。今年は多雪だ
ったので沢は雪に埋まってずっと山頂まで続いていました。雪渓
を渡る涼風が気持ちよかったです。(^^
投稿: シャクナゲ色 | 2025年6月14日 (土) 06時46分