旅行・地域

2020年2月16日 (日)

新津丘陵を歩く

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2月6日(木)雪時々くもり
旧往還の入口に立ちました。今朝の降雪でヤブに通じる一本道
が見えやすくなりました。ヤブに埋もれて「金比羅大権現」の
石碑がありました。新津がまだ港だった頃、航海の安全を祈っ
たものだったでしょうか。

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仏路峠の石仏群もうっすら雪を被っていました。馬頭観音に
旅の安全を祈ったのでしょう。麓の矢代田から行商人や荷駄
を積んだ牛馬も大勢が山越をしたでしょう。峠下の橋田集落
(五泉市)まで、嫁入の交流も盛んだったと聞きました。

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菩提寺山248.4mの山頂の小屋に着きました。中高年登山者
の冬場の大事な社交場なのでした。

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小雪でも真っ新らの雪道はやっぱり気分がいい。

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急勾配とふかふかの雪でようやく雪山らしくなってきました。

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(クリック拡大)
稜線に出ると五泉市方面が見渡せました。昔々南北朝時代は
会津領と接するここら一帯は山城が点在していました。戦国
末期に上杉遺民一揆の苛烈な戦場となりました。

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今日2座目、高立山275.8mの山頂小屋に着きました。予想
通り中は超満員、折よく下山者で空いた所に入れてもらって
ランチにしました。

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午後は大沢公園経由で下山すると、晴れて青空も見えました。

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(クリック拡大)
GPS軌跡 総距離12.7㎞ 所要時間6:00
新潟から信越線JR矢代田駅で下車してから徒歩で菩提寺山~
高立山を経て矢代田駅まで周回しました。平日の雪の新津丘陵
をのんびりと一日いい歩きができました。
(おわり)

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2020年2月 7日 (金)

雪がありません。

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2月1日(土)くもり後雨
山の会の山行で笠峰に登りました。笠峰は村松白山から粟ヶ岳
に連なる山稜の中間の鞍部の橋立から西に延びる長い尾根上に
聳える独立峰ですが、地図上に山名は記載されていません。

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アプローチが短いので積雪期にはよく登られている山なのです。
例年だと最奥の上高柳集落の除雪端でワカンを装着したら、の
っけから深雪のラッセルを強いられるのですが、今年は雪が全
くないのでバスで林道奥の取付き点近くまで進みました。

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鉄塔幹線の看板と並立して真新しい標識が立っていました。
集落の人たちがヤブ刈と道張りをしてくれたのでした。

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それに集落の飼い犬が道案内?についてきたのでした。藪は
例年2mを超える積雪の下に埋もれるのですが、はからずも
今年雪がないのでヤブ道が刈払いされて、整備されてたのに
気づいたのでした。

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例年だと、このヤブが全部雪の下に埋まるのですが、今年は
ご覧のヤブ山でした。

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登頂してリーダー氏が山の説明をしてくれました。リーダー氏
今年めでたく傘寿を迎えられました。昔取った杵柄で夏は沢、
冬は雪山とBCの山スキーヤーで、今も現役バリバリのスーパ
ー爺さんなのでした。

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(クリック拡大)
(俳句)雪嶺に向かふ傘寿の山男
粟ヶ岳を眺めているうちに祝福するように降り出した雪に
合わせて下山にうつりました。

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(クリック拡大)
今日は記録的な小雪となった年の思い出深いワカン山行に
なりました。下山した後は麓の湯に首までつかってまった
りと過ごしました。
(おわり)

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2020年2月 4日 (火)

冬鳥観察会

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1月25日(土)晴れ
山の会の仲間と早朝に新潟市の郊外にある佐潟に白鳥を見に
出かけました。佐潟は瓢湖(阿賀野市)に続くラムサール条約
に認定された湖沼で今、越冬のために多種の冬鳥が集まって来
ているのです。

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12月は5千羽を超えていたのですが、少し減り気味の訳を
聞くと、シベリヤへ帰り始めたわけではなくて山形や秋田等
の緯度の高い地方へ移動しているようだとガイドさんが話し
てくれました。

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今日は白鳥たちが周辺の穭(ひつじ)田へ飛立つ前の早朝の
生態を見ようと出かけたのでした。

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後方は角田山です。佐潟は日本海の波が太古から長い時を経て
運んだ砂の堆積で出来た砂丘湖です。佐潟は小さい上潟とつな
がっている大きな下潟と隣りの細長い御手洗潟の3つの潟には
多種の冬鳥が越冬に来ているのです。

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沼辺に建つ3階建の観察棟からフアインダーを覗くと、鳥たち
の生態が間近く見られるので、面白くて見とれてしまいました。

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対岸のオニグルミの高い梢にオオタカがとまっていました。
置物のように動かず眼だけがらんらんと獲物を狙うのでした。
幼鳥や弱った鴨がいると、飛びかぶさって自重で沈めて溺死
させて狩るのだそうです。

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(クリック拡大)
三々五々白鳥が編隊を組んで離陸していきました。

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白鳥が飛び立ってしまうと、鴨ばかりになった沼を後にして
広大な砂丘の大根畑を横切って、最高地点50mの展望台に
登りました。日本海を隔てて佐渡の山波や飯豊連峰から越後
三山まで一望でした。小春日の中のコーヒーブレイクは格別
でした。
(おわり)

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2020年1月30日 (木)

小雪でも楽しい

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1月24日(金)晴れ後雨
今日は会山行で阿賀町の棒目貫(ぼうめき)集落の山に出かけ
ました。今年は記録的な小雪になりました。

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例年だと2~3mの積雪ですが、ご覧の通り雪が全くありま
せん。ワカンを履いてフカフカの新雪をラッセルして登る山行
の筈でしたが。今日はこれからリーダー氏の差し示すあの山の
向こうを目指しました。

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積雪は5cm、わかん(輪樏)の出る幕はありませんでした。

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道のない山でも雪の上を縦横に歩いて登頂できるのが越後の
雪山の醍醐味なのですが。そろそろヤブがうるさくなり始め
ました。

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ヤブが薄い時期とはいえ、越後の山のヤブは手強いのでした。

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山稜を越えて谷向こうの観光湿原に降り立ちました。誰も居
ない湿原のビジターセンターの軒下でランチタイムにしました。

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(クリック拡大)
豪雪の山もいいですが、小雪の山もなかなかの味わいでした。
(おわり)

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2020年1月14日 (火)

登り初めは弥彦山から

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1月6日(月)曇時々晴
久しぶりの晴日が巡ってきたので、弥彦山の奥宮に登りました。
例年だと1㍍はある積雪が今年は数センチなのでした。

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(俳句)うすうすと凪に日矢さす寒の入
今日1月6日は小寒で今日から寒に入りました。20日が大寒
でこれから越後は冬本番に入りますが、ともかく今日が今年登
山の第一日目となりました。

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(俳句)早や帰り初む白鳥の沼さびし
12月20日には5,200羽を超えていた白鳥は早や2,000羽も
減り始めました。暖冬を春と勘違いしてシベリヤへ帰りはじめた
ものでしょうか。これからが新潟の冬本番だというのに。
(おわり)

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2019年12月24日 (火)

忘年登山

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12月17日(火)雨
今日は山の会の忘年登山に出掛けました。

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50名が4コースに分かれて大峰山(胎内市)を目指しました。

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例年降雪でわかんを履いた年もありましたが、今年は暖冬
で雪がありません。小生は一番楽なコースに加わりました。

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下山したら、麓の温泉で温まりました。

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(俳句)同門の五十人余の年忘
その後、今日のメーンイベントはこれ。昼酒をいただいて
大いに盛り上がりました。
(おわり)

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2019年12月22日 (日)

登り納めの角田山

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12月9日(月)
今日は山の会の仲間に大勢逢いました。考えることは皆同じ。
向陽観音堂に登ると蒲原平野の沖に飯豊連峰が、朝日連峰が
その奥に真白な鳥海山まで見えました。

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左右に根を張って堂々のトンガリは朝日連峰の雄、以東岳
でしょう。仲間と山談義に興じながらまったりのランチ
タイムを過ごしたのでした。

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小屋のストーブの周りはすでに混雑していました。「やぁやぁ」
「よぉよぉ」みんな顔見知りです。
一服した後、「じゃぁ。良いお年を!」って言ったら
「はぇこねんけ」(もう来ないのかい。新潟弁)って言われ
ました。今日で今年の角田山は登り納めです。(一応)
(おわり)

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2019年11月29日 (金)

魚沼アルプス縦走

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11月23日(土)快晴
地元で「魚沼アルプス」と呼ばれている山塊のうち、桑原山
から鳴倉山まで歩きました。

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湯の谷健保センターの裏から桑原山の鳥目当登山口へ向かい
ました。桑原山には以前から遊歩道がありましたが、2015
年12月に桑原山の先からトヤの頭を経て鳴倉山まで新道が
開削されました。

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桑原山遊歩道も杉林の急坂に階段が整備されました。ひと登り
して「山の神様」の標柱まで出ると、周囲の山々が競り上がって
きて展望が開けました。足場の悪い崩壊地はロープの助けを借
りて一気に高度を上げると桑原山に着きました。山頂は台地状
の広場で360度の展望台の休み場でした。

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桑原山(558m)はトヤの頭(標高点671m)から涸沢山
(619.3m4等三角点)を経て北東に派生する支尾根末端の
ピークです。今日は桑原山から南西へトヤの頭をめざしました。

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新道は灌木の切跡が目立ちました。

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それに、豪雪で削られて細尾根の急登や急下降、岩稜帯の
段差を丸太の梯子を下る所もあってなかなかスリリングな
道でした。

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涸沢山の北斜面に広がるブナ林はみな落葉して裸木になって
いました。ふかふかの落葉をサクサク踏んで上り下りする
ので快適な稜線歩きとなりました。

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左手には越後駒ケ岳のピラミッドが終始目を楽しませて
くれました。

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前方に双耳峰のトヤの頭が見えて来ました。トヤの頭から南へ
駒の頭(680m)、黒禿の頭(770m)を経て大力山や城山へ
連なる馬蹄形山塊にも新道が開削されて環状縦走ができるよう
になりました。

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3コースの登山道が交差する峰に新しい道標がありました。
双耳峰のトヤの頭の山頂はここより北の鳴倉山側へもう
ひと歩きでした。

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今日の終点の鳴倉山(578.6m3等三角点)へは尾根通し
に小ピークをいくつも越えて下って行きました。

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長い坂を下って鳴倉山直下の「鏡池」に着きました。初冬の
青い空が水面に映って実にきれいでした。

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クリタケ発見。今日はじめて見つけた茸です。ナメコは
これからでしょうか。

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今日の鳴倉山はポカポカ陽気になりました。越後三山
(は・な・こ)を見ながらランチタイムになりました。

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オイラは北側を向いて毛猛連山を見ながら日向ぼっこ
をしました。

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上空を見上げるとパラグライダーがいくつもいくつも
らせんを描いて舞い上がっていきました。

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そう、この近くに鳴倉山の絶好のパラグライダーの発進基地が
ありました。

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GPS軌跡 総距離6.2㎞ 総時間6:00
(赤い線は昨年10月の馬蹄形縦走の軌跡。青い線が今回です)

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下りは良く踏まれている明神コースを進みました。

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「(クマに)遇わんかったかね」「おかげさまで」
下山してきたら畑仕事のおばちゃんに声かけられました。
「(クマが柿食いに)今朝も来ていたよ。毎日通ってるんだ」
見ると村はずれにまだ、鈴生りに実をつけた柿の木が並んで
いました。
思わず一句
(俳句)柿食ひに熊の下り来る村小春
今日は今の時期にはめずらしいくらいピーカン晴れの好日に
なりました。こんないい日はもう今年はないかもしれません。
思い出に残るいい山行になりました。
(おわり)


























 

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2019年11月22日 (金)

紅葉の弥彦山清掃登山

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11月11日(月)くもり
手に提げたゴミ袋が大分膨らんできました。今日は紅葉と
菊祭で賑わう弥彦山に登り、ごみ収集のボランティア活動
をしました。

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登山道の周囲は大分色づいてきました。

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登山道にはゴミはありません。

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11月は弥彦神社の菊祭と紅葉谷に観光客が押し寄せます。
山頂ロープウェイ駅やレストラン周辺はポイ捨てゴミが多く
ありました。

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腕章巻いてパトロール中も観光客は無関心でした。

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「人集まる所ゴミあり」は仕様がないここと割り切って
ごみ収集のボランティア活動はこれからもずーっと続けて
行かなければならないように思いました。

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山蔭にシロハツが菌輪を描いて発生していました。この時期に
夏のキノコとは今年の異常気象の余韻を感じました。

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ともあれ、もう1ト月もすれば山に雪の寒い季節がやってきます。
今年降る雪の量はどんなでしょうか。新潟平野が雪原に変わる頃
また弥彦山を訪ねてみようと思います。
(おわり)

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2019年11月18日 (月)

市島邸吟行

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11月2日(土)晴
今日は新発田市の市島邸に句会の吟行に出かけました。

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(俳句)行く秋の栄華の記憶今昔
市島家は江戸時代から幕末明治に福島潟の干拓で1000町歩
を有した越後の大地主の一つで、邸宅は新潟県の指定文化財に
なっています。

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(俳句)秋深したぬきの棲みし大邸(やしき)
タヌキが姿を現しました。広い庭のどこかに狸の一家が
住み着いているようだと係員の人が話してくれました。

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(俳句)雑学の博士の村は暮の秋
市島春城先生の胸像がありました。春城先生は早稲田大学の
初代図書館長を務められ、衆議院議員3期、ジャーナリスト
随筆家として日本の文化振興に多大な貢献をされました。

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世阿弥十六部集を発掘して世阿弥を世に弘めた吉田東伍博士
や歌人会津八一先生に落合の別荘を無償貸与したり、新潟県
出身の文人の庇護者だったのでした。

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吟行の後は近場の料亭のお弁当を頂きました。

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午後は真剣勝負の句会に突入したのでした。
吟行句会がすめばいよいよ新潟の秋も深まり、冬の到来を
待つばかりです。
(おわり)








 

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