旅行・地域

2021年4月14日 (水)

春蘭の山となる

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4月7日(水)晴
弥彦山系の樋曾山を訪ねました。平日の朝の山はとても
静かで、誰とも遇いませんでした。

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(俳句)春蘭に蹲ひて聴く山の音  石南
朝のしじまの中にいると時折海から吹き上げる風の音、囀り
が聴こえてきました。

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かたくりの花々は次第に色あせ、全盛は過ぎました。

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らしょうもんかずら(羅生門葛)が咲き始めました。
木々が芽吹き、スプリングエフェメラル(春植物)たちは
姿を消して里山は夏への準備を始めたようでした。
(おわり)

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2021年4月 6日 (火)

会山行はやっぱり楽し

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4月2日(金)晴
待ちに待った会山行。近郊の里山に出かけました。
風は和みて陽はあたたかし。ソーシャルデスタンスをとって
会話が弾みました。

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ふ化したばかりのギフチョウが日溜りに翅を休めていました。
コンデジを忘れたのでスマホで撮りました。

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(俳句)雪形の種蒔き入道現るゝ   石南
まだまだ残雪たっぷりの飯豊連峰が輝いて見えました。

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(俳句)花冷の花の小吹雪美しき
今年は開花して間もなく満開になりました。桜に始まり藤に
終るとは山菜取りの訓えとか。これから一と月越後の山菜
シーズンがはじまります。
(おわり)

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2021年4月 1日 (木)

かたくりの花絨毯

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3月30日(火)晴
剣ヶ峰の山頂一面を覆って咲くかたくりを見にでかけました。

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(俳句)一山を墨絵ぼかしにつちふる日  石南
黄砂襲来でぼーっと墨絵のような風景がひろがっていました。

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南沢を遡ろうか。又は大手門址から黒滝城跡経由にしようかと
迷いながら林道をとぼとぼ歩いていたら、山の会のお姉様方と
バッタリ。1年ぶりの再会に喜び一緒に登る事に。

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搦手道は急でした。

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(俳句)頂きの石の祠に木の芽風
漸く着いた黒滝城跡には先着のハイカーさんが寛ぐ中を
天守址に上りました。

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(俳句)かたくりのあるかなしかの風にゆれ
剣ヶ峰の登りの途中に大株のカタクリが姿を見せ始めました。

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(俳句)風にゆれ花かたくりのてふ(蝶)にゆれ
絨毯のようにと形容される程に密集して咲き競う花カタクリは
見事でした。

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今年も花片栗の絨毯を見ることができました。花畑の真ん中に
陣取ってランチにしました。

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(俳句)咲き雪崩る花かたくりの谷おぼろ
覗き込むと谷の底まで雪崩れるように咲き競うカタクリの花に
埋めつくされていました。

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カタクリにまとわりつくようにミチノクエンゴサクの微細な花
がきれいでした。

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剣ヶ峰のかたくりは株が大きくてたくましく見えました。
カタクリの花畑の中にキバナノアマナの群生を見つけました。

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下る尾根の途中でナガハシスミレの大群落に遭遇しました。
尾根を覆いつくすかのように咲き誇る様に一同立ち止まって
見入ってしまいました。

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フキノトウ摘み摘み下る尾根うらら

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咲き誇るリュウキンカの黄が日に映えて存在感ありました。
(おわり)

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2021年3月28日 (日)

神代に思いを馳せる

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3月22日(月)晴
1年前に発見された前方後円墳の地を訪ねました。

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案内板が設置されました。

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墓地の外れから沢をまたいで…

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取付くと急尾根にロープも付きました。

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100m程上って尾根の末端に立つと海岸線が見えました。
今の海岸線はずっと後退しましたが、古墳時代前期頃の
波打ち際はすぐ下の辺りまで来ていたかもしれません。

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錠前形の前方後円墳の前方部を海側に向けた形で後方の円墳
部分との全長は50m程とのことです。奥のピラミッドの影
は城山です。

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地表レーダの解析では地表との堆積幅が約20センチくらい。
4世紀後半から現在までの1700年間の堆積の地層の上の重石
(写真)の地下には空洞が認められるそうで、日蓮上人ゆかり
の経蔵の可能性も考えられるとは調査チームの人の話でした。

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周囲はヒサカキ(姫榊)の細かくて小さな蕾が枝にびっしりと
付いて強烈なガリーック臭に似た芳香を放っていました。

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古墳の後方に聳える城山は滑りやすい急尾根が立ち上がります。
斜面に、麓のお寺の住職さんの計らいでロープが付きました。
見た目以上に急斜面なので助かりました。

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(俳句)風固し花片栗の芽の固し
海風がまともに吹き付ける吹きっ晒しの崖地ではカタクリは
まだ固い蕾のままでした。

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木の根方に必死にへばりついたカタクリがいじらしく
思われました。

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(クリック拡大)ミチノクエンゴサク
木々の芽吹が始まる迄のつかの間のスプリングエフェメラル
たち。小さな花々の競演が今盛りです。

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御坊沢の源頭付近にはキクザキイチリンソウの群生が見られ
ました。

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上・ミスミソウ 下・ショウジョウバカマ
(俳句)がうがうと山どよもせる春疾風(はやて)
宮前尾根に合流する頃、一天にわかに掻き曇り黒雲が近づいた
と見るや、間もなく強風と大粒の雨が襲ってきました。雹も降
りました。レインウェアを叩く音に山頂を目指す気も失せて
しまいました。

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黒雲が去ると日が射し始め、青空が広がりました。1年ぶりに
標高45mの焼山(4等)三角点に立寄ってみました。例年通り
この三角点にタッチしてからが本当のスタートのように思えた
のでした。
(おわり)

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2021年3月26日 (金)

静けさの小浜尾根

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3月19日(金)晴
小浜尾根の突端に立つと春凪の沖に淡く佐渡が見えました。
無風快晴。長閑です。

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フラワーロードの桜尾根と灯台尾根には花見の登山者が集中
するので、今日は避けてトンネルをくぐりました。

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波洗う礁につけられた遊歩道を通り…

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反対側から灯台尾根に上りました。

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灯台尾根から観光道路に下り、魚見山を回り込んで今日は
小浜尾根に取付ました。便が悪いので登山者は少ないか、
いつも空いているのです。

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対岸の灯台尾根を下る登山者が見えました。奥の岩場は
カッタン岩です。ホールドとスタンスがしっかりしているので
クライミングのトレーニングに恰好なゲレンデになっています。

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最初のピークを越えると岩稜帯になりました。風が冷たいので
爽快です。急登は一定の斜度で続くので登り安くて、割りと
よく来ます。

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2つ目のピークを越えた辺りからキクザキイチリンソウの
群生が現れました。

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日当たりのよい斜面にはカタクリが開き始めました。

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3つ目のピークの登りに喘ぐ頃、振り向くと木の間越に
形の良い魚見山のピラミッドが目に留まりました。

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アラゲヒョウタンボクの花が咲いていました。山で最初に咲く
春告花です。別名婿泣かせ又は嫁泣かせ。甘い実を腹いっぱい
食べたいという姑のわがままに山中を探し回るのですが、そうは
見つからず困り果てて、故に婿泣かせとか。(佐渡の民話)

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小屋のストーブは賑わっていました。今日は寒いです。

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午後は灯台尾根を下りました。カタクリが咲き揃いました。

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梨の木の峰から魚見山と佐渡の眺望が広がりました。
以前ここに、眺望を遮る程に葉を茂らせて立つ山梨の木が
ありました。

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小浜海岸から立ち上がる小浜尾根が見えました。一定の斜度で
上る尾根線がきれいです。

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今日は一日穏やかに晴れて、静かな尾根歩きができました。
(おわり)

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2021年3月 4日 (木)

二た月遅れの初詣

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3月1日(月)晴
気温16度、無風快晴の弥彦山に初登りをしました。
御剣峯の御神廟へは今日が二た月遅れながら初詣になり
ました。

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例年だと新年はいの一番に弥彦山に登り、御神廟に初詣をして
スタートする慣わしなのですが、
今年はコロナと大雪で1月の登頂が出来ずにいたのでした。

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そんなわけで今日は海側の野積集落にある西生寺の裏参道から
入山しました。日当たりのよい登山道の雪はもうすっかり
消えました。

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(俳句)ほどけ初む雪割草に風やさし   石南

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平坦な清水平の木陰に残雪がありました。昔ムササビが飛び
交う森だったと「むささびの宿」の案内がありました。

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標高が500mを超える辺りから残雪が現れました。例年だと
雪は消え、日当たりのよい南斜面には雪割草がほつほつ見られ
る所ですが、今年はさすがに大雪でしたから。

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(俳句)雪まとふ沖に米山風ひかる
標高585.5mの妻戸山の肩に立って野積海岸のずーっと沖に
見える米山をズームしてみました。

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(俳句)従容として三月の守門岳
従容として迫らぬ守門岳が堂々の姿を見せてくれました。

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(俳句)三月の雪三尺の宮詣

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(俳句)神山の雪間の根開け広ごりし

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双耳峰の多宝山(633.7m)が見えました。昔は御神廟のある
御剣峯(634m)と合わせて弥彦山と呼んだ時代もありました。
平成の大合併以後は行政区が分かれて多宝山は新潟市の最高峰
になりました。

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海境(うなさか)に浮かぶ佐渡の金北山を眺めながらランチ
にしました。今年は金北山に登ろうと思います。
(おわり)

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2021年3月 1日 (月)

角田山二月尽

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2月28日(日)晴
角田山に一番先に咲くオウレンが可憐な姿を現しました。
スプリングエフェメラル(春の妖精)たちと逢える日も
近いことでしょう。

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(俳句)尾根の雪がっくりと痩せ二月尽    石南
稜線の雪も大分減りました。

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(俳句)佐渡沖の凪ぐ日白鳥帰りけり
コバルトブルーの凪の海がとってもきれいでした。

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(俳句)白鳥の帰北見守る佐渡白し
佐渡島の最高峰金北山が白くかがやいて見えました。

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山小屋のストーブとはまだまだ離れがたい日々が続きますが
今日は密にならずいい感じに空いていました。

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(俳句)岨の雪あらかたが消え日脚伸ぶ
今日は此入に下りました。

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(俳句)白鳥の引きし数見に沼に来し
「もうみんな帰ったよ。」とは湿地センターの人の話でした。
湖畔の桜が満開になる頃まで、佐潟にまた静けさが戻りました。
(おわり)

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2021年2月13日 (土)

角田山初登り

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2月12日(金)晴
今日が角田山初登りです。山頂は雪がたっぷり。木の間越に
青い日本海が見えました。

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山中にある鳥ノ子神明社に初詣をしました。

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(俳句)ものの芽のつんつんつんと神の池   石南
早や水芭蕉の角芽が芽吹いていました。今年はあんなに豪雪
だったのにここにも自然の芽吹がありました。

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(俳句)山つばき花芽に風のまだ固し
ヤブ椿の蕾がふくらんでいました。でも葉末を渡る二月の風は
まだまだ冷たく感じられました。

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(俳句)海に向くベンチに坐して春うらら
誰が置いたか。丁度息が上がる頃、急登の途中の小椅子に
腰を下ろして一服付けました。崖の向こうに青い日本海と沖の
佐渡にまだ真白い金北山が輝やいていました。

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稜線に出ると雪がたっぷりありました。「今年もよろしく」
の声に振り向くと、今日は山の会の人たちとよく逢いました。

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(俳句)よく晴れて二月の山のすがしさよ。
蒲原平野の沖にたたなわる飯豊連峰が見えました。木の間越
に朝日連峰が遠くかがやいていました。

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(俳句)雑木山雪間根開けの広ごれり
雑木の根開けがはじまると山の雪解けが一気に進みます。

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山頂の下萌えがみんな雪に埋もれると広い山頂がまた一段と
広く感じられました。

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(俳句)山小屋にまだかかされぬ春暖炉
皆さんお互い「密」にならぬよう、気をつけているようでした。
常連さんと言葉を交わして、早々に小屋を出ました。

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(俳句)三寒は吹雪四温は雪解晴
下山して波打ち際まで降りました。砂浜をわたる2月の風は
まだ冷たいものの、涛々と寄せる波が春めいて感じられました。
沖の佐渡へも今年は山登りに出かけようと思います。
(おわり)

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2020年12月18日 (金)

初雪来る

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12月16日(水)雪
新潟に今冬初雪が降りました。ここ瓢湖(阿賀野市)の積雪
は凡そ15センチ。凍える一日となりました。

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(俳句)ラムサール條約の潟雪景色   石南
先着のカメラマンが一人二人。人も疎らの湖畔を吟行しました。

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(俳句) 餌付け爺追うて千羽の鴨動く
餌に集まって来る鴨、鴨、鴨…数に圧倒されました。
餌が撒かれると、その数が一斉に移動するのです。

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(俳句) 首長がの白鳥どちの争へる
かふかふと啼き争う白鳥の聲が沼によく響きました。

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(俳句) 五頭けぶり念腹捨てし山眠る
ブラジル移民の大俳人、佐藤念腹師の出身地(旧笹神村)
が隣村なのです。

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(俳句) 風に乗る白鳥ふはり沼の上
餌場が雪に埋もれてしまい、行き場のない白鳥の群れが
離陸、旋廻、着水の編隊飛行を繰り返して沼はさながら
飛行場の様でした。

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念腹師の生地を訪ねる積りで五頭山麓の豪農の館に寄りました。
古民家レストランは風情がありました。

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(俳句) これよりは九十日余の冬籠
庭の雪景色を眺めながらパスタランチを食べました。これから
雪解けの春まで長い雪の日々が始まります。お土産にクラフト
ビールのポーター(黒ビール)を買いました。
(おわり)

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2020年11月19日 (木)

山寺の冬紅葉

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11月12日(木)晴
冬紅葉の見頃と聞いて石瀬(西蒲区)の種月寺を訪ねました。

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(俳句)山寺の大盃といふ大もみぢ
早朝の山寺の境内には既にカメラマンが数人、好アングルを
ねらってカメラを構える姿がありました。

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(俳句)山寺の暗きにほのと冬紅葉   石南
天蓋のような大もみじは今年も真っ赤な紅葉を見せてくれ
ました。

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(俳句)青苔の上にふはりと散紅葉
真青の苔のじゅうたんの上に散り敷かれたもみじ葉。
赤と緑のコントラストが鮮やかでした。

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(俳句)僧堂の窓辺に赫し冬紅葉

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(俳句)寂光の木の葉しぐれの中に座し
大紅葉が散り終える頃には寒い冬の季節に変わります。
今年の雪はどうかしら。コロナは熄んでくれるかしら。
(おわり)

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