旅行・地域

2020年12月18日 (金)

初雪来る

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12月16日(水)雪
新潟に今冬初雪が降りました。ここ瓢湖(阿賀野市)の積雪
は凡そ15センチ。凍える一日となりました。

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(俳句)ラムサール條約の潟雪景色   石南
先着のカメラマンが一人二人。人も疎らの湖畔を吟行しました。

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(俳句) 餌付け爺追うて千羽の鴨動く
餌に集まって来る鴨、鴨、鴨…数に圧倒されました。
餌が撒かれると、その数が一斉に移動するのです。

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(俳句) 首長がの白鳥どちの争へる
かふかふと啼き争う白鳥の聲が沼によく響きました。

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(俳句) 五頭けぶり念腹捨てし山眠る
ブラジル移民の大俳人、佐藤念腹師の出身地(旧笹神村)
が隣村なのです。

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(俳句) 風に乗る白鳥ふはり沼の上
餌場が雪に埋もれてしまい、行き場のない白鳥の群れが
離陸、旋廻、着水の編隊飛行を繰り返して沼はさながら
飛行場の様でした。

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念腹師の生地を訪ねる積りで五頭山麓の豪農の館に寄りました。
古民家レストランは風情がありました。

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(俳句) これよりは九十日余の冬籠
庭の雪景色を眺めながらパスタランチを食べました。これから
雪解けの春まで長い雪の日々が始まります。お土産にクラフト
ビールのポーター(黒ビール)を買いました。
(おわり)

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2020年11月19日 (木)

山寺の冬紅葉

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11月12日(木)晴
冬紅葉の見頃と聞いて石瀬(西蒲区)の種月寺を訪ねました。

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(俳句)山寺の大盃といふ大もみぢ
早朝の山寺の境内には既にカメラマンが数人、好アングルを
ねらってカメラを構える姿がありました。

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(俳句)山寺の暗きにほのと冬紅葉   石南
天蓋のような大もみじは今年も真っ赤な紅葉を見せてくれ
ました。

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(俳句)青苔の上にふはりと散紅葉
真青の苔のじゅうたんの上に散り敷かれたもみじ葉。
赤と緑のコントラストが鮮やかでした。

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(俳句)僧堂の窓辺に赫し冬紅葉

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(俳句)寂光の木の葉しぐれの中に座し
大紅葉が散り終える頃には寒い冬の季節に変わります。
今年の雪はどうかしら。コロナは熄んでくれるかしら。
(おわり)

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2020年11月 8日 (日)

角田山の十月尽

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10月30日(金)晴
角田山の紅葉が見頃になりました。

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(俳句)七浦の一つの浦の渓黄葉   石南
大鳥越沢の照り紅葉が日をかえしてきれいでした。

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(俳句)まゆみの実爆ぜ艶やかに小鳥待つ
ツリバナもコマユミも錦木の仲間は枯れ色の中にも鮮やかに
映えてきれいでした。

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(俳句)七浦のコバルトブルー御講凪
門徒の開祖親鸞聖人の御正忌法要は十月末から始まります。
報恩講の頃、凪いで穏やかなコバルトブルーの海が広がって
いました。

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山頂小屋のストーブに火が入りました。

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(俳句)秋の汐へだて遠流の島遠し

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(俳句)破堤撃つしぶきは高し亥の子荒れ
シベリアからの季節風が吹き出す頃、日本海に大波が
押し寄せます。時折見せる高しぶきを眺めていました。

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(俳句)田の神穂立ち白鳥の群来たる
稲刈が済んだ穭(ひつじ)田に生える二番穂のことを
「田の神穂」と呼ぶ昔からの云い伝えがあると農家さんに
おしえてもらいました。本番の冬を迎え、飛来した白鳥たち
が田の神穂を啄む光景がこれから春まで続きます。
(おわり)

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2020年10月29日 (木)

アケボノシュスランを探して

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10月27日(火)晴
晩秋の角田山に曙繻子蘭を探しに出かけました。スギエダタケ
が発生していました。このキノコを見つけると秋の深まりを感
じます。
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サラシナショウマ
ブラシ状の花が終り若い実に変わり始めていました。

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マムシグサ
花は実に。マムシグサが真っ赤に熟しはじめていました。
アケボノシュスランは何処にあるのかしらん。辺りをキョロ
キョロしてもそれらしい花がありません。

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見上げるとあらかた葉を落としたオニグルミが透けて青空が
広がりました。

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薄紅葉して枯れ急ぐ山のもの    石南
来た径を振り返ると透けた木の間越に青い海と沖に佐渡の
金北山が見えました。

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弱々と蜜吸ふ蝶に暮の秋
蝶がいます。何処にいるかわかりますか?
海から100メートル程上って来たというのに、どこにも
アケボノシュスランを見つけることが出来ませんでした。

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今年はダメかと思って来た径を引き返したら、偶然目に留まり
ました。足許にあるわ、あるわ。
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視線を上にしていたので見落としていたのでした。
アケボノシュスラン(曙繻子蘭)は山地の広葉樹林の林床に
生える多年草で、茎は地を這い上部は斜上し草丈10センチ位。
葉は互生し、茎頂に淡紅色の花をつけます。花期は9~10月。

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花形は餌をねだる幼鳥の嘴にも似て愛らしいのです。突然の
花たちの出現に心足る思いでした。

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疫癘の熄(や)まづ泡立草たけり
空地のそこここにセイタカアワダチソウの群生が目につき
ました。コロナ禍の終息が見えない最中、それもこれも早
い駆除を願うばかりです。

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おまけです。帰りに畑に寄りました。先日定植した玉ねぎ
はしっかり活着してくれたようです。
(おわり)

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2020年10月25日 (日)

種月寺の金木犀銀木犀

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10月11日(日)
金木犀の甘い香に浸ろうと石瀬の種月寺を訪ねました。
回向柱の左に金木犀、右に銀木犀の大樹からいい香りが
漂っていました。

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銀木犀の花言葉は「高潔」とか。そういわれれば何となく
高潔で幽に穏やかな香を感じました。

木犀の香りの下にゐてしづか    石南

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禅寺を後にして、丸小山公園から多宝山をめざしましたが…

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クルマバハグマ

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アキノキリンソウ

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シロヨメナ

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今年はじめてのアマニタを見つけました。今年は暖かいせいで
夏の名残だったでしょうか。

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途中でスライドしたオバチャンが「今日、多宝山はすっごい人!
もうスッゴイ!」って強調するので、何となく腰が引けてしま
いまして…。

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今日はここで引き返したのでした。

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下山してから県道交差点・館之城(たてのじょう)の
巻城跡のあるコンビニに寄りました。上杉景勝の戦国時代
堀と土塁に囲まれた方形居館の城に天神山城主小国氏の家臣
西山氏が在城していたと由緒書にありました。

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凪の浜に出て秋の潮風に吹かれながら一人ゆっくりと
ランチして帰りました。山も海もソロに慣れ切ったこの頃
なのでした。
(おわり)

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2020年9月22日 (火)

2ヶ月ぶりの里山歩き

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9月21日(祝・月)晴
「暑さ寒さも彼岸まで」の言い伝えのとおり、あんなに厳しか
った熱暑残暑がウソのように和らいで、朝はめっきり涼しく
なりました。それならと、鈍りになまった足を慣らしに出かけ
て来たというわけで。

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蜜なめに秋の蝶くる蜂のくる  石南
早くも山の虫たちは冬の準備に余念がないように見えました。

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山あざみ紅を残して末枯るゝ
タムラソウも盛りの時期も過ぎたようでした。

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蒲原は越のまほろば豊の秋
木の間越に青い海と稔り田の蒲原平野が見えました。尾根を
吹き抜ける風が爽やかでした。

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さびしさの雑木の山の法師蝉
細尾根の急坂をロープ沿に登ると鈍っていた四肢にかかる
負荷が忘れかけていた登高意欲を呼び覚ましてくれるようで
した。遠くから聞こえる法師蝉に夏の名残を感じました。

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山頂広場はそこここにシートを広げる人たちの宴会の最中で
した。これまで自粛々々で抑えていたものが弾けたように
見えました。正直、ちょっと恐い感じがして。

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混雑の山頂を避けて山頂末端部の向陽観音堂前広場に来ました。
そこに見知った山の仲間の顔がありました。!(^^)!を見ただけ
で気持ちが和むのでした。

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山の毒吸うて犇めく毒きのこ
ニガクリタケが発生していました。この時期はまだ毒菌類
ばかりです。

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山蔭に火の手と見えし曼殊沙華 
ちゃんと彼岸には彼岸花が咲いてくれる角田山なのでした。
今年は猛暑残暑で出るのが億劫で8月のキツネノカミソリ
に染まる景色を遂に見過ごしてしまいました。

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でも、涼しくなったので今日を境にまた角田山に通いたいと
気持ちを新たにしたのでした。
(おわり)

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2020年8月20日 (木)

山の日は里山へ

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8月10日(月・祝)晴れ
長梅雨が明けたら途端に30℃超えの真夏日になりました。
「特別な夏」となった今年の山の日は近場の弥彦山に登
りました。

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木陰の参道は涼しいと思いきや、風が落ちて今日は難儀な
登山日になりました。

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それでも滝の沢の源頭部の原生林は心持涼しい感じが
しました。

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奥宮に参拝して家内安全とコロナの終息を祈願しました。
密にならず参拝者がつぎつぎと続いていました。

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御神廟内は公園じゃありません。といったかどうかわかり
ませんが。祢宜のご御注意を受けている人もチラホラと見
かけました。

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(俳句)広々と蒲原五郡秋暑し

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(俳句)悠然と飛び折り返す鬼やんま

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(俳句)雨よごれ風いたみして山の百合

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(俳句)疫癘のいよいよ激し盆の月
大声で喋りはしゃぐ人等から離れて、逃げるように下山しま
した。「コビッド19」から全てが一変してしまいました。
来年の山の日には小屋泊りの夏山登山が出来るようになって
いるのか気がかりです。
(おわり)

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2020年7月27日 (月)

梅雨の晴れ間に

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7月20日(月)くもり後雨
カーンコ~ンと槌打つ音の主は今朝も道張り普請中の花守
人氏でした。偶に逢ういつも笑顔の花守人さんから今日も
元気を貰いました。

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(俳句)ゆくりなく三光鳥に耳すまし  石南
今朝まで雨、明日からまたず~っと雨予報なので偶の晴間に
山歩きをしようと出かけて来たのです。今日の気温は30°
風が落ちて蒸暑さはまるで温室の中にいるようで。

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人には不快でも植物たちには好環境なのでしょう。花はもう
あらかた終ったので今日は梅雨茸を探しながら登りました。

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ヒヨドリバナが群生していました。アサギマダラはまだ飛来
していないようでした。南から渡りをしてきたアサギマダラ
はヒヨドリバナの蜜を吸いピロリジジンアルカロイド(PA)
を取り込んで逞しい雄蝶に変身して恋の相手を探すのです。

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取り込んだPAには雄の性フェロモンの原料が含まれていて
毒性の強いアルカロイドによって体質が変異した蝶は天敵の
鳥から身を守る術を知っているようだと、佐渡のガイド氏が
教えてくれたのでした。今年はまだ佐渡の山には行っていな
いけど佐渡のガイド氏は元気かしら。

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暑さの中をヘロヘロになりながら山頂に着きました。こんな
蒸暑い日にはさすがに小屋には誰も居ませんでした。

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切株にニガクリタケが発生していました。今日はアマニタ
もボレイタスも見かけませんでした。外に出て山頂広場の
ベンチでコーヒーブレイクしていたら久闊の山の会の仲間
たち、大姉様方が入れ代わり立ち代わりに現れて。

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オキナクサハツの老菌を見つけました。
「ヤマユリとクルマユリは咲いてませんでした?」って聞い
たら、灯台尾根にいっぱい咲いてたわよ。

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っていうので下りは灯台尾根を辿ることにしました。今が
盛りと咲くクルマユリが見事でした。

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(俳句)山百合の香につゝまるゝ山の午後
岩場にさしかかると辺り一帯が強い芳香に包まれました。
百合の女王とは言いいて妙。見事な咲きっぷりでした。
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岩稜に立つと海からの涼風が心地よいので、暫し岩棚に腰を
下ろしていました。

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魚見山にはナワシロイチゴの赤い大きな実がいっぱいあり
ました。一粒摘んで口に含むと甘酸っぱい味が口中に広が
りました。

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長梅雨が明ければ夏土用明け。二の丑に鰻を食せば山に秋が
訪れるのはもうすぐです。
(おわり)

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2020年7月13日 (月)

野積海岸を歩く

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6月22日(月)晴
弥彦の神様が修業されたという浜滝に来ました。「弥彦さま
清めの滝」と呼ばれると滝脇の由来書に書いてありました。

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野積集落から裏手の観光道路へ支線を上り、途中から妻戸神社
に登りお参りしました。御祭神は弥彦神の妃神・熟穂屋姫命
(うましほやひめのみこと)を祀っています。

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(俳句)御神田の紙垂(しで)あたらしき青田風  石南
二の鳥居をくぐると御神田に出ました。四方に幣を立て清めら
れた青田に青稲が育っていました。保存会の氏子の人達が新米
を奉納するそうです。

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三の鳥居をくぐり更に奥へ上ると四つ目の鳥居の奥の大岩の
前に奥宮が祀られていました。

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山の宮を下り浜辺に出ました。野積海岸に上陸された弥彦神は
民に製塩、漁撈、酒造、養蚕の技術を教えられたと伝えられて
います。越後地酒の野積杜氏は殊に有名になりました。

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ハマボウフウ(浜防風)が花盛りでした。野積集落の人達が
NPOの保存会を立ち上げて大事に育ててきたおかげで海岸
一体がハマボウフウの原に変わりました。

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荒涼とした砂丘が地道な保護によって豊かな防風の原に変
わった姿を見るにつけ自然保護の大切さを教えられたよう
な気がしました。
(おわり)

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2020年7月11日 (土)

茅の輪くぐり

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6月17日(水)晴
弥彦神社に半年参りと茅の輪くぐりに出掛けました。
(俳句)パンディミイ来るなと茅の輪くぐりけり  石南

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(俳句)明神の廟の坂道額の花
参拝のあと御剣峯の御神廟に登りました。参道の坂道は
額の花が咲き始めました。

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午後晴れて北の双耳峰の多宝山が見えました。昔は主峰御剣峯
と多宝山と合わせて弥彦山でしたが平成の大合併で多宝山は分
かれて新潟市の最高峰になりました。

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山頂の磐座には御祭神の天香語山命と妃神の熟穂屋姫命が
まつられています。

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(俳句)海境(うなさか)の青水無月の島淡し
多宝山に登る途中から新潟沖に浮かぶ佐渡がよく見えました。

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(俳句)静けさの十宝(とだから)の山深みどり
御剣峯の御神廟に登る参道とは違い、多宝山に登る人は殆んど
いないので草蓬々の草のトンネルを只黙々と登りました。

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多宝山は別名「十宝山」といいます。弥彦神が大和朝廷から
持って来られた十種の神宝を埋納した処と伝えられています。

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遠く残雪の越後三山が見えました。山頂の一等三角点本点に
タッチして下山しました。あと半年コロナ禍に遭わぬように
山に掌をあわせました。
(おわり)

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