冬のジャズストリート
1月16日(土)雪
(俳句)雪国の雪国らしきジャズライブ 石南
昨年夏のジャズストリートはコロナ禍で中止だったので
てっきり冬も中止かなって思ってたら、今日がその開催日
なのでした。「雪国越後人の粘り強さでコロナ退散」がコン
セプトってところかなぁなんて一人合点して。
緊急事態宣言で県境をまたぐ移動ができなくなったので東京、
福島からのジャズプレーヤーは来ず、県内奏者のみなのだとか。
新潟は多士済々ですから。
マンドリン(md)の名手の佐渡のガイド氏から年賀状で1/16
にブルー・カフェで1:30出演するからとありました。件の
カフェはソーシャルディスタンスでゆったりと快適でした。
新潟ジャズストリートはそもそも新潟地震(昭和39)の時
日本で公演中だったD・エリントンが純益金を新潟市に寄付
してくれたのが機縁で始まったのだとか。
昨年はコロナ禍で佐渡の山にも行けず、山友モモさんとも
ずーっとご無沙汰でしたが久しぶりの再会でした。
佐渡のガイド氏に私の好きなジャンゴ・ラインハルトの
「マイナー・スィング」をリクエストしました。
フィドラーもいい音出していましたっけ。
新潟にもシタールとタブラの奏者がいたとは驚きでした。
生シタールとタブラをかぶりつきでじっくり聴きました。
暮れなずむ佐渡の山々。やがて日没闇の海に点々点と漁火が。
漁火に続く彼方に満天の星々がきらめき…。たゆとう波のような
タブラの響きに瞑想にひたったひと時でした。
(おわり)